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キックボクシングとムエタイの違いをわかりやすく解説!ルールをチェック

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キックボクシング・ムエタイ

格闘技に明るい人でなくても、言葉くらいは聞いたことがあるかもしれませんね。

パンチだけでなくキックでの攻撃も認められた格闘技』

この位までは想像できるかもしれません。

しかし、

「違いを明確に説明してください」

と言われたら、説明できない人が多いのではないでしょうか。

確かにキックボクシングもムエタイもパンチとキックを使用する格闘技です。

ではなぜ競技名が違うのか。

そこで今回は、

  • キックボクシングの歴史
  • ムエタイの歴史
  • キックボクシングとムエタイのルールの違い

について説明していきたいと思います。

少しずつ格闘技ブームとなってきた昨今、話題に挙がった際はこの記事を参考にしてみて下さいね。

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キックボクシングの歴史

キックボクシング

キックボクシングは、1966年1月30日、日本のボクシングプロモーターである野口修さんが、タイの国技であるムエタイを参考に、

『キックボクシング』

の名称を考案し、

日本キックボクシング協会』

を設立した日本発祥の格闘技です。

 

空手やボクシングなど様々な格闘技歴を持つ格闘家を集め、1966年4月11日に大阪で初めての興行が開催。

当時、民放4局でテレビ中継されるほど、全国的なブームをまき起こしました。

その後、さまざまな団体が設立や解散を繰り返し、テレビ放送の打ち切りなどの影響もあり、徐々に人気は下火へ。

 

1990年代になると、フルコンタクト空手の大会を開催していた石井和義さんが、世界中から多くの打撃系格闘技の選手を集め、

K-1』

を立ち上げます。

派手な演出、テレビ放送や見る側に配慮されたルール制定により、再び格闘技が全国的なブームとなったのです。

しかし、このブームも長くは続かず、団体消滅等はありましたが、2019年現在も、K‐1やそのほかキックボクシング団体は複数ある状況です。

そして、インターネット生中継が行われる等、今再びブームを引き起こそうとしています。

 

ムエタイの歴史

ムエタイは、タイ発祥の格闘技であり

『立ち技系格闘技世界最強』

と言われています。

古くは400年以上前にさかのぼり、各民族の戦闘術と関わりながら発展していきました。

当時のムエタイは、

『古式ムエタイ』

と呼ばれ、戦闘における格闘術として発展。

現代ムエタイの始まりは、1921年に第一次世界大戦へ参加する資金集めのために、

『ムエタイのトーナメント』

を開催したことがきっかけです。

このトーナメントは、ボクシングのリング上で時間制限あり、レフェリーが置かれた上で行われました。

これが現代におけるムエタイの始まりと言えます。

 

格闘術として発展していったムエタイですが、タイ国内では一般的なスポーツとして発展を遂げました。

現代では、子供の習い事や祭りの催し物として行われているくらいです。

また、タイにおけるムエタイは、賭け事の対象として行われることが多く、国内の認識と海外の認識にはズレがあります。

タイにおけるムエタイの中でも、

ラジャダムナン・スタジアムとルンピニー・スタジアム』

は2代殿堂であり、とても権威があります。

日本国内でもキックボクシングの興行にムエタイの選手が、強豪選手として呼ばれることがしばしばあります。

キックボクシングの世界で、

世界最強』

を名乗るには、この2代殿堂の王者を倒すことは、避けて通れない道となっています。

 

キックボクシングとムエタイのルールの違い

異種格闘技

異種格闘技

キックボクシングは、スポーツとして日本で始まりました。

ムエタイは格闘術としてタイで始まりました。

この2つには、歴史的な違いがあることが分かりますね。

それでは次に、キックボクシングとムエタイに、ルール上どんな違いがあるのか見ていきましょう。

 

キックボクシングのルール

キックボクシングは1ラウンド3分で行われ、

  • パンチ
  • キック
  • 膝蹴り
  • 肘打ち(禁止とする団体もある)
  • 首相撲(禁止とする団体もある)

これらの攻撃が認められています。

また採点の基準としては、

  • ダメージ
  • 手数
  • 積極性

が問われ、

相手へどれだけ多くの攻撃を当て、ダメージを与えられたか』

が重要な基準となります。

そのため、選手によりパンチ中心であったり、キック中心であったりと様々なスタイルが存在します。

 

ムエタイのルール

対してムエタイも1ラウンド3分で行われ、

  • パンチ
  • キック
  • 膝蹴り
  • 肘打ち
  • 首相撲
  • 相手の蹴り足を掴む行為

これらが認められています。

『相手の蹴り足を掴む行為』が、ムエタイならではですね。

採点の基準としては、

  • キック
  • 首相撲
  • 膝蹴り

が問われています。

『相手へどれだけキックや首相撲からの膝蹴りをあてたか』が重要な基準となり、

キック中心の試合展開

となることが多いです。

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まとめ

以上が、キックボクシングとムエタイの違いとなります。

同じパンチとキック主体の立ち技系格闘技でも、両者には明確な違いがありました。

キックボクシングは、1960年代の日本発祥であり、スポーツとして発展してきた。

ムエタイは、400年以上前のタイ発祥で、格闘術として発展し、のちにスポーツとして発展してきた。

このような『歴史的背景の違い』です。

またキックボクシングは、肘打ちや首相撲を禁止する団体も存在し、

『ダメージ重視』

ムエタイは、肘打ちや首相撲や蹴り足を掴む行為が認められ、

『キックや首相撲からの膝蹴り重視』

といった『ルール上の違い』もあります。

キックボクシングやムエタイの試合を見る際は、この違いを理解したうえで、観戦すると、より楽しめるかもしれませんね!

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