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廃業・倒産・解散・清算 違い

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会社の廃業/倒産/解散/清算の違いをわかりやすく解説!

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会社経営をしている人なら、

『廃業・倒産・解散・清算』

という言葉は、嫌でも耳にするでしょう。

 

ですが、従業員として働いている人にとっては、

『あまり身近な言葉ではない』

ため、違いを知っている人は少ないです。

ですが、これらの言葉を理解しているかどうかで、

『今後の身の振り方』

にも、影響を及ぼす可能性があるのは確かでしょう。

 

そこで、今回は、

『廃業・倒産・解散・清算の違い』

について解説します。

しっかりと違いを理解して、今後の人生に役立ててみてください。

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廃業・倒産・解散・清算の違いは何か?

会社経営をしていると、

『廃業・倒産・解散・清算』

という言葉は、嫌でも耳に入ってくる言葉ですよね。

 

また、会社経営をしていなくても、

『会社という組織で働いている人』

には、少なからず関係してくる可能性があります。

しっかりと意味を理解して、

『自分の会社が、どういった状況になっているのか』

を知るきっかけにしてみてください。

廃業とは『会社を畳んで消滅させること』

まず、廃業について解説します。

廃業とは、簡単に言うと、

『会社を畳んで、綺麗さっぱり消滅させること』

となります。

 

会社経営を行う上で、

『廃業』

を考えることは、どこかで出て来る問題となります。

会社の借金が増えすぎて、首が回らなくなるのはもちろん、

『後継者不足により、会社を存続できなくなる』

こともありえるでしょう。

 

また、第3者に訴訟を起こされ、

『会社経営自体が、まともに出来なくなる』

なんてことも考えられます。

 

こうした理由から、

『会社が存続できなくなり、廃業を選ぶ』

といった経緯を辿っていくのです。

 

廃業に際しては、

  • 債務債権整理(借りたお金や回収できるお金の整理)
  • 従業員への対応
  • 株主への説明

など、この他にも、業種によって様々な手続きと費用が必要になります。

 

後に解説する、

『解散・清算』

に関しても、廃業手続きに関係してくるので、よく覚えておきましょう。

倒産とは『借金が増えすぎて会社が潰れること』

次に、倒産について解説します。

倒産とは、簡単に言うと、

『借金が増えすぎて会社が潰れる』

ことになります。

 

会社経営において、借金とは、

『ある意味、必要になること』

だと言えます。

というのも、会社経営自体、

『個人の財産だけで、全てを回すことが不可能に近い』

からです。

 

会社設立から始まり、

  • 職場の提供
  • 従業員の確保と給料の配給
  • 各種商品にかかるコスト
  • 税金
  • その他交通費等雑多な出費

など、この他にも、様々な場面で費用が掛かってくるのです。

 

これら全てを、最初から個人の保有する財産だけで賄うのは、

『ほぼ確実に不可能』

なため、銀行等からお金を融資してもらいながら、経営を波に乗せる必要があるのです。

上手く波に乗ってしまえば、

『収入が安定して、自分の会社だけで経営を回せるようになる』

ため、借金なども徐々に減ってくるでしょう。

 

ですが、言葉で表すことと、

『実践するのは、かなりの違いがある』

ため、現実に倒産する会社が増えているのです。

 

特に、会社経営は、

『いつ何が起こるか、予想がつかない場面もある』

ため、先月までは順調だった会社が、翌月には倒産危機に瀕していることもあります。

 

そうすると、会社が借りるお金がどんどん増えていき、

『最後には、借金を返しきれずに潰れる』

ことを、倒産というのです。

倒産には、様々な形がありますが、一般的には、

『借金で首が回らなくなって、会社が潰れること』

だと覚えておきましょう。

解散とは『会社を消滅させる準備期間』

次に、解散について解説します。

解散とは、簡単に言うと、

『廃業や倒産する会社を消滅させるための準備期間に入ること』

となります。

 

会社が消滅するといっても、

『急に消えて無くなる』

わけではありません。

 

消滅する間に、

『解散するための、様々な手続きがある』

ことを、よく覚えておきましょう。

 

解散期間に行う、主な手続きと言えば、

『債権債務整理』

となります。

先程も、少し解説していますが、会社経営においては、

『お金の貸し借り』

が、必ずといって良いほど行われています。

 

その過程で、

  • 会社が、相手から金銭等を貰う権利があることを『債権』
  • 会社が、相手に金銭等を支払う義務があることを『債務』

となります。

 

これを整理することが、債権債務整理となり、

『解散する上で、必要な手続き』

でもあるのです。

ですが、解散はあくまで、

『会社を消滅させるための準備期間』

を示す言葉なので、具体的な手続きに関しては、次の清算からになります。

清算とは『会社が消滅する際にお金の整理をすること』

次に、清算について解説します。

清算とは、簡単に言うと、

『解散宣言した会社のお金を整理すること』

となります。

 

先程も解説したとおり、

『解散する会社は、債権債務整理をしなければならない』

ため、その具体的な内容を示すのが、清算ということなのです。

 

清算に関しては、

  • 任意清算
  • 法定清算

があり、それぞれの状況によって、手続きの方法が決定されます。

 

任意清算になれば、

『会社の資産を、自由に処分できる』

ため、そこまで複雑な手続きにはなりません。

とはいっても、任意清算は、

『持分会社』

と呼ばれる会社にしか、基本的に認められません。

 

持分会社は、合同会社や合資会社といった、

『家族や仲間内だけで資金を出している会社』

であり、株式会社のように、外部の株主に影響されることがありません。

 

そのため、会社の資産についても、

『内々で判断しやすい』

ため、任意清算が出来るのです。

 

それに対して、法定清算は、

『清算人』

と呼ばれる、会社が指定した人物を中心に、法律に沿った清算が行われます。

 

ほとんどの場合、この法定清算が多く、中でも、

『特別清算』

というものは、裁判所が直接監督しながら進める清算方法となります。

 

このように、清算と一言で言っても、

『状況によって、様々な違いがある』

ことを知っておきましょう。

 

廃業/倒産/解散/清算の言葉を理解するなら、状況を考えてみる

廃業・倒産・解散・清算 理解 状況を考える

廃業・倒産・解散・清算について解説しました。

ここまでの内容を見ると、

『言葉によって、やることや状況が違う』

というのが分かります。

 

ですが、これらの言葉に関しては、

『会社がどういった状況なのかを考える』

ことで、正しく意味を理解することができます。

廃業と倒産は、状況によっては同じになる

まず、廃業と倒産に関してですが、これらは、

『自分で会社を畳むのか、それとも借金で潰れるのか』

を考えると、すぐに理解できるようになります。

 

廃業と一言で言っても、

『借金だけでやむ無く廃業するのではなく、疲れたから会社を畳む』

ということも考えられます。

そのため、廃業するからと言って、

『会社の社長が、破産して財産が無くなるわけではない』

ので、倒産よりも、意味合いが広くなっています。

 

それに比べて、倒産となれば、

『会社の経営が、どうしても上手くいかないという前提』

があります。

そのため、会社の資産がほとんど無くなると共に、

『経営者自身も破産する』

ことが多くなっているのです。

 

もちろん、経営者の財産で、

『会社の倒産分の資金を賄える』

なら、個人が破産することはありません。

 

ですが、廃業よりも倒産の方が、

『より悪い意味を含んでいる』

ため、覚えておくと良いでしょう。

解散と清算は、会社が消滅することを前提に考える

次に、解散と清算についてですが、これらは、

『状態と中身』

として、考えることができます。

 

解散は、あくまで、

『会社を畳むまでの準備期間』

を指す言葉であり、その内容までを意味するものではありません。

それに対して、清算は、

『解散することによる手続き』

を意味しているため、解散とは明確な意味の違いが生まれています。

 

つまり、

『解散を状態、清算を中身』

と覚えておけば、意味を正しく理解できるのです。

 

こうして考えていけば、

廃業又は倒産⇒解散⇒清算

という流れをスムーズに覚えることができます。

この流れを忘れないようにしましょう。

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まとめ

今回のまとめとしては、

『状況を理解すれば、言葉の意味を正確に理解することができる』

ということが言えます。

 

会社に関わる上で、

『廃業・倒産・解散・清算』

は、どこかで関係してくる可能性が高くなります。

これは、経営者だけでなく、

『従業員も例外ではない』

ため、しっかり覚える必要性は十分にあります。

 

今後の人生にも関係してくることがあるので、

『状況の把握』

をしっかりと行ってみてくださいね。

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