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KotlinとJAVAの違いをわかりやすく解説!できることに違いはあるの?

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「KotlinとJavaってどっちが使いやすいの?」

『Kotlin』と『Java』、この二つのプログラミング言語を勉強しようと考えるときに抱く疑問です。

すると、

「そもそも比べられないのではないか?」

名前に違いがあることから、そう考える人も少なくないでしょう。

しかし実は、この二つの言語は文法に違いがあるものの、似ているところも多くあるんですよ。

そこで今回は、『Kotlin』と『Java』の似ている部分と違いを、それぞれの特徴と合わせて解説していきます。

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『Java』とは

英語を聞く

『Java』

そう聞いて、Androidのことが頭によぎる人は、プログラミング経験者かもしれませんね。

write once, run anywhere(一度書けばどこでも動く)

このキャッチコピーに作られた言語が、Javaなのです。

その名の通り、Javaで作られたプログラムは、Windows、Mac、Androidなど、様々な端末で動作が可能です。

現在、銀行のシステムに使われるほど、セキュリティ面でも信頼されています。

さらに、

オブジェクト指向と並立コンピューティング

を可能としているんです。

 

オブジェクト指向と並列コンピューティング。

聞いたことある単語でしょうか?

それとも、聞きなれない単語でしょうか?

 

『並列コンピューティング』というのは、

同時に平行して、様々な処理を行うことができます。

この言葉だけで、イメージはしやすいのではないでしょうか。

 

一方で、『オブジェクト指向』という単語は、

「よく聞くが、意味は知らない」

と、正しく理解していない人が多いです。

オブジェクト指向というのは、

『現実的な意味に置き換えて、プログラムを作ること』

を指します。

ここで具体的な例を挙げて説明しましょう。

『車で東京都内を運転するシミュレーションゲームを作る』

とします。

まず、タクシーやバス、トラックなど、1000個の車種の車を作りました。

  • タクシーはAボタンで前進して、Bボタンで後進する
  • バスはAボタンで前進して、Bボタンで後進する

こういった、単純なプログラムを作ったとします。

ただ、あとから

『Cのボタンでブレーキする機能』

も付けようと思った時、これまでに作った1000個の車種を変更しないといけません。

ここから、1000個に対して、1つ1つのプログラムを書き換えていくのは、とても現実的ではないでしょう。

 

そこで、あとからの変更に備えて、先に【車】という大きな枠組みで機能を作る必要があるのです。

その【車】という枠組みを使い、機能は全部一緒で、外装はそれぞれの車種ごとに変える。

ブレーキ機能を付けたいときは【車】という枠組みのプログラムを、1ヶ所を追加するだけ。

『1000個の車種を修正する』なんて必要はなくなるのです。

 

これが、オブジェクト指向というものです。

『様々な共通する物事を抽象化し、部品化する』

ことによって、プログラムを使い勝手の良いものにできることが大きなメリットです。

 

Javaは、以下の5つを理想として作られました。

  1. 言語仕様はシンプルで、部品化したプログラム
  2. 堅牢(バグコードの抑止)で、安全(クラッキングの防止)
  3. プラットフォームに非依存で、移植を容易にする
  4. 高いパフォーマンスで動作する
  5. インタプリタ(仮想マシン)式で、マルチスレッドで、コードを動的に再解釈する

Java=コンパイラ

と思っている人も多いでしょう。

とくに初心者、中級者は、そう思っている人が多いです。

しかし実は、Javaはインタプリタ方式にも対応しています。

 

『Kotlin』とは

JavaKotlin違い

『Kotlin』という言語を知っていますか?

kotlinは、現在のプログラミング言語のシェア率としては、決して高くありません。

しかし、ゆくゆくは、

Javaのシェア率を上回るのではないか

と期待されている言語なのです。

 

ところで、読み方はわかりますか?

筆者自身も読み方が直感的にわからない…

実は『Kotlin』と書いて『コトリン』と読みます。

名前がおしゃれでかわいいですよね。

ただ、かわいい名前だけではなく、

Androidの公式開発言語

になっているんですよ。

Android Studioというテキストエディタでは、デフォルトでKotlinが入っているほどです。

 

『Java』と『Kotlin』の違い

アニメ・漫画 同じもの

さて、この記事のメインです。

『JavaとKotlinは似ている』

と言われる要因をあげます。

  • どちらもオブジェクト指向
  • Android開発が出来る
  • コンパイルされたKotlinで書かれたコードがJava VMで動く

『Kotlinで作られたプログラムが、Javaで作られたファイルと同じように使える』

この点は、大きな魅力になりますね。

ソースコード自体も、構文やメソッドの違いはあるものの、書いていくうえで、他言語と言えるほどの大きな違いはありません。

Javaを使っていた人ならば、Kotlinは馴染みやすい言語と言えます。

しかも、

「一度、Kotlinを使ってしまうともうJavaには戻れない」

なんて考えるプログラマーがいるくらいなのです。

 

では、それはなぜか?

 

Javaを今まで愛用してきた筆者が、Kotlinに魅力を感じた部分、2つを紹介しましょう。

  • Javaで書くと、膨大なソース量になるもの、Kotlinならば量を抑えられる
  • 型の扱いに違和感がない

『型の扱いに違和感がない』というのは、やはり重要だと考えます。

それは、プログラミング言語を勉強していくうえで大切なことの一つに『型の扱いに慣れる』必要があるからです。

また、Kotlinは、Javaと文法が似ている点が多く、非常に使いやすい言語になっています。

 

ただ、ここで気になるのが『Javaに出来てKotlinに出来ないこと』ですよね。

正直、

特にありません

インタプリタ方式にすることが出来ないことぐらいです。

ただ、プログラミングしていくうえで、インタプリタ方式でないと困る場面は少ないです。

趣味程度で使う分には問題はないですね。

 

では、逆に『Kotlinに出来てJavaに出来ないこと』には何があるでしょうか。

それは、Javaは、他言語にコンパイルすることが出来ません。

しかし、KotlinはJavaScriptなど、他言語にコンパイルすることが出来ます。

これはプログラミング言語としては、特異なことですね。

 

『Java』と『Kotlin』はどっちが良いの?

Java コトリン 違い

筆者は、『Javaは、プログラミング言語の初心者には難しい』と、よく伝えます。

それは、

  • 文末のセミコロンを付け忘れる
  • 型のスコープをしていなかった
  • メソッドの扱いが難しい
  • 大文字小文字の区別がある

など、ちょっと気を抜くと、間違えやすい点が多いからです。

また、Javaはコンパイルエラーの原因の特定が、初心者には難しいです。

しかし、似た言語であるKotilnは、Javaに比べると、初心者でも扱いやすいと言えるでしょう。

これは初心者に限ったことではありません。

上級者にも同じことが言えます

 

先ほど、ソースを短くすることが出来ると言いました。

上級者になってくると、処理スピード向上や、ソースの見やすさ簡略化をしようとする人が増えます。

とくに処理を短くすることで、処理スピードは単純に上がります。

また、ソースの見やすさにもつながります。

こういった理由から、長年Javaを愛用してきたプログラマーも、Kotlinに乗り換えることが多くなっているのです。

メモ

KotlinとJavaは、共存することができるので、その点も乗り換えやすさの一因になっています。

ただし、ファイルは別々にする必要があります。

JavaもKotlinも、コンパイルしてしまえば同じ仮想マシン(Java VM)上で動くので、そのまま使えるのです。

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まとめ

JavaもKotlinもプログラミング言語としては、非常に優秀です。

  • Javaに出来てKotlinに出来ないことは趣味程度に使う分にはない
  • KotlinはJavaと違って、他言語にコンパイル出来る

それに加えて、KotlinはJavaプログラムもそのまま使えて、ソースは簡略化でき、見やすい。

JavaとKotlinは相性がいいと言えます。

「これからAndroidアプリの開発を始めたい」

「でも、Javaから言語を乗り換えるのには抵抗が…」

そういった人も、一度『Kotlin』を試してみてくださいね!

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