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理事会・評議員会 違い

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理事会と評議員会の違いをわかりやすく解説!意味や定義をチェック

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ニュースなどでよく耳にする言葉に、

『理事会・評議員会』

というものがあります。

 

これは、団体の役員・理事などが集まって話し合う会議のことを意味するのですが、

『一般社員である人にとっては、なかなか身近に感じにくい』

ことが多いでしょう。

実際、組織の中でも、

『運営に関する権限を持った人』

などが集まるので、それ以外の人は、決定された事項をこなすことになります。

 

ですが、実際のところ、

『理事会や評議員会の意味を知っていると、団体が何をしているのかを把握しやすくなる』

ため、知っておいた方が良いと言えます。

 

そこで、今回は、

『理事会と評議員会の違い』

について解説します。

何をするのか知っておき、自分が所属する団体の動きを予測してみてください。

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理事会と評議員会の意味や定義の違いとは?

理事会や評議員会というのは、

『団体にとって、なくてはならないもの』

です。

 

むしろ、この会議で、

『団体が進む道が決まる』

と言っても過言ではないでしょう。

そのため、意味をしっかりと理解しておき、

『自分が取るべき行動』

を、決める必要があるのです。

理事会は『法人団体の方針を決める会』

まず、理事会について解説します。

理事会とは、簡単に言うと、

『法人団体の方針を決める会』

となります。

 

法人とされる団体には、必ず、

『理事』

という人がいます。

この人々は、団体における方針決定を考える権利があり、

『その長として、理事長を決める』

ことがあります。

 

そして、主に理事長が、

『団体の方針を、理事のみんなで決めなければならない』

とき、理事会が行われるのです。

 

法人団体といっても、様々なものがあり、

  • 大学
  • 一般企業
  • 議員
  • 地方公共団体
  • 非営利団体

などが当てはまります。

これらの団体は、多くの構成員で成り立っていますが、

『個人が、勝手に団体の方針を決めることは出来ないようになっている』

ため、理事になっている人が、それぞれ話し合う必要があるのです。

 

理事会における議案は、多岐に渡りますが、例を挙げると、

  • 代表理事の選任
  • 組合員の加入の承認
  • 出資口数減少の承認
  • 総会の招集決定
  • 総会提出議案の決定
  • 総会で決定した事業の執行および細目の決定
  • 顧問、相談役等の委嘱

などがあります。

 

特に、株主総会などは、

『企業株を所有する人にとっては、重要な会議』

となるため、理事会での総会議案提出は、重要な意味を持ってくるでしょう。

 

つまり、理事会は、

『団体が進むべき道や組織構成について話し合う会議』

と覚えておきましょう。

評議員会は『財団法人を管理するための会』

次に、評議員会について解説します。

評議員会とは、簡単に言うと、

『財団法人を管理するための会』

となります。

 

財団法人とは、

『お金を法人化している団体』

であり、出資者の意図に沿って運営されるべきものです。

これは、他の団体と比べて、お金自体に法人格があるため、

『本来、役員等は存在しない』

ことになっています。

 

といっても、少し分かりにくいかもしれませんね。

もっとかみ砕いた表現をすると、

『お金を出す代わり、その目的を達成するためにしか活動してはいけないもの』

となります。

例えば、会社等の社団法人は、

『人が主体となって利益を出し、出資してくれる株主などに配当金や優遇を行う』

ことになります。

逆に、財団法人は、お金を主体として、

『寄付や学校建設など、ある目的を達成するためだけに活動する』

ものであり、利益を出すことが目的ではないのです。

 

ですが、財団法人を運営するためには、

『運営するだけの役員数』

が必要となります。

そのため、役員を専任して、運営を行なっているのです。

 

ここでまた、他の団体とは違い、

『役員だけに仕事を専任していたら、その役員の思惑通りにお金を使われる恐れがある』

という問題が発生します。

これを解決するために、法律で、

『役員を管理する評議員』

を決めることが義務付けられているのです。

 

そして、評議員になった人々が集まって、役員の処遇等について決めるものが、

『評議員会』

となります。

 

他の法人団体は、

『総会』

という形で、役員が決めたことを管理・検討する機会がありますが、財団にはそれがありません。

そのため、総会の代わりということで、

『役員の管理を目的とした、評議員会』

が設立されたのです。

 

評議員会で話し合われる内容としては、

  • 前記の役員の選任・解任
  • 決算の承認
  • 定款変更
  • 合併
  • 事業譲渡の承認

などがあります。

 

これらの内容により、役員が、

『私利私欲で財団法人を利用しないようにする』

ことが、評議員会の役割となっているのです。

 

評議員会は、理事を抑えるために必要な機関

評議員会 理事を抑える 必須

理事会と評議員会について解説しました。

ここまでの内容を見ると、

理事会=実務担当

評議員会=役員・理事の管理

ということが分かりますね。

 

理事会に関しては、団体の形態によって、

『総会が、管理機能を持っている』

ため、評議員会は存在しません。

ですが、財団法人に関しては、

『そもそも、総会が存在しない』

ので、評議員会による管理は必須となるのです。

財団法人において、評議員会は必須

財団法人は、先程も解説したように、

『出資された財産自体に、法人格があるもの』

です。

 

そのため、本来なら、

『役員や理事などはいない』

ということになります。

ですが、やはり財産を運用していくには、

『人による管理が必要』

なため、便宜上、役員・理事を決定しているのです。

 

そして、役員や理事が、財産を悪用しないように見張り、

『問題があった場合は、解任することも出来る機関』

として、評議員及び評議員会が必須となっています。

 

よく、ニュースなどで、

『役員の財産不正利用』

などが問題に挙がりますが、こうした問題に対処する機関というわけです。

 

組織を運営するには、

『その組織を管理するための第3者的な機関』

が必要になってきます。

そうでないと、身内だけで物事が決まってしまい、

『好き放題にされ、不正が横行する可能性が高くなる』

のです。

 

評議員会と同じような役割を持つ、

『各種総会』

でも、実行する立場以外の人が、役員や理事の行動を監視することになっています。

 

第3者の目線や考え方は、

『組織の私物化を防ぐために、必要不可欠』

なので、よく覚えておきましょう。

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まとめ

今回のまとめとしては、

『理事会と評議員会は、実行組織・管理組織の意味合いがある』

ということが言えます。

 

組織には、必ず、

『運営をするものと、それを管理するもの』

が存在します。

そして、運営を実行する役員や理事には、

『団体運営の権利を悪用する機会が訪れやすい』

ため、そういった懸念を払拭するために、評議員会や各種総会が存在しているのです。

 

また、管理する側の人間は、

『なるべく組織運営の実務を行う者以外から選ぶ必要がある』

とされ、そうしなければ、内部で不正を働く可能性が出てきます。

これらの事情をよく理解して、

『理事会や評議員会の存在意義と内容』

を把握するようにすれば、上手く立ち回ることも出来ますよ。

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