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算数と数学の違いをわかりやすく解説!考え方をチェック!

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『算数』『数学』の違いについて、疑問をもったことはないですか?

おそらく、ほとんどの人は

はなこ
算数が難しくなったのが数学なんじゃないの?

程度に思っているのではないでしょうか。

筆者も、この疑問を持つ前までは、

「中学生になったら、なぜか数学に変わって難しくなったな。」

としか思っていませんでした。

しかし、それでは他の『英語』などの科目も難しくなっているのに、科目名は変わりませんよね?

そこで今回は、

『算数』と『数学』の違い

について解説していきます!

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算数と数学の違いを簡単にいうと?

ではまず、『算数』と『数学』の違いを簡単に説明しましょう。

算数:具体的・答えが大切

数学:抽象的・過程が大切

ざっくりと分けると、このような違いがあります。

それでは細かく違いを解説していきます。

 

算数・数学の語源

違いを見ていく前に、そもそも『算数』と『数学』の歴史について少しふれます。

算数の語源

古代中国の歴史書『漢書』で、『算數』という言葉が使われています。

また、他の中国の書物にも度々『算数』が登場します。

『算数』は、もともと中国で生まれた言葉なのです。

また、『算数』という言葉そのもの意味としては、

『数を数えたり、計算すること』

になります。

数学の語源

『数学』は、もともと古代ギリシャの『マテ―マタ』という言葉から来ています。

この言葉の本来の意味は『考える』ことです。

つまり、計算以外にも天文学などの他の学問も含まれる概念なのです。

数学が抽象的であるのは、このように、元々は様々な要素を含んでいたからかもしれませんね。

そして、こちらの現在の辞書的な意味は

『数・量・空間の抽象的な構造を理解すること』

となっています。

 

算数と数学の関係

ほとんどの人は、小学校で算数を学んだあと、中学校で数学を学ぶはずです。

これは、

算数が数学の基礎

となっているからです。

別の言葉でいえば、

『算数は数学の一部に含まれる』

ということです。

つまり、

数学>算数

ということですね。

 

算数と数学の違い

算数

『数学>算数』の関係がわかったところで、次は具体的な違いを見ていきましょう。

算数と数学の違いは、主に三つあります。

算数と数学の3つの違い

  • 目的が違う
  • イメージできるかどうか
  • 文字、記号を使うかどうか

算数と数学の違い1 目的の違い

それぞれの目的を解説していきます。

算数の目的

答えにたどり着くには、その過程が必要です。

しかし、あくまでも

算数の目的として重視されるのは『答え』

なのです。

例えば、

10+20=30

という計算式だと、答えの『30』が重要になってきます。

つまり、答えを出すための解き方を暗記することも可能となります。

数学の目的

中学生になって初めて出会うのが

『証明問題をはじめとする記述問題』

となります。

真っ白な解答欄に、

『問題に対する答えまでを導くための証明』

を書いていくことは、なかなか難しいですよね?

これを難しいと感じるのは、

答えまでの過程を、自分で組み立てること

が必要だからです。

しかも、数学において暗記は通用しません。

答えまでの道のりは、一つではないからです。

ただし、証明のような記述問題では、途中点をもらえることが多いです。

これも、

数学の目的として過程を重視する

からでしょう。

算数と数学の違い2 イメージできるかどうか

二つ目は『イメージできるかどうか』です。

算数:身の回りの物事でイメージできる

数学:具体的にはイメージしにくい

算数は、具体的にイメージできることがほとんどです。

例えば、

花子さんは2個のアメと、いくつかのチョコレートを買いました。

全部で5個のお菓子を買いました。

では、チョコレートは何個買ったでしょうか?

という問題があるとします。

この問題文で、ほとんど人がアメとチョコレートをイメージできるでしょう。

計算式は、

5(個)-2(個)=3(個)

が答えになりますよね。

 

それでは、数学ではどのようになるでしょうか?

とくに、イメージがしにくい数学の例として

『虚数』

が挙げられます。

虚数は、

『そもそも存在しない数』

です。

存在しないものに対して、イメージもなにもないですよね。

また、マイナスの概念もイメージしにくいです。

たとえば、

-5+2=-3

という数式だと、答えは-3です。

「-3を身の回りの物事でイメージして」

と言われても、簡単にはいきません。

このように、

算数は具体的にイメージしやすいですが、数学はいまいちイメージすることが難しい

というわけですね。

算数と数学の違い3 文字や記号を使うかどうか

三つ目は『文字を使うかどうか』です。

中学生になって、はじめに気づく違いが、これかもしれませんね。

先ほどの花子さんの例を使ってみましょう。

 

5個-2個=3個

という計算式で、チョコレートの数を出しました。

これが数学になると、

文字を使うこと

もあるんです。

 

たとえば、チョコレートの個数をXに置き換えると、

2個+X個=5個

という式で表すことができます。

算数のときには、なかった発想ですよね?

また、文字のほかにも

『Σ』や『√』といった記号も登場します。

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まとめ

最後に、算数と数学の違いについて、まとめておきます。

算数

  • 具体的にイメージしやすい
  • 答えを正しく出すことが重要
  • 文字や記号は使わない

数学

  • 抽象的でイメージしずらい
  • 答えに、たどり着くまでのプロセスが大切
  • 文字や記号を使う

いかがでしたか?

普段は、『算数』と『数学』の違いについて、あまり意識しないでしょう。

ですが、よく考えてみると様々な違いがあるのです。

ぜひ、この違いを意識してみてくださいね!

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