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少林寺拳法と空手の違いをわかりやすく解説!子供の習い事におすすめなのはどちら?

投稿日:

日本における武道の中に、

『少林寺拳法』

があります。

空手に似た印象を持たれることが多いものですが、

『実は、全く違う武道』

として、戦後から普及したものです。

 

よく似たものに、

『少林拳』

がありますが、あれとは性質が異なり、全くの別物と言ってよいでしょう。

また、武道の心得に関しても、

『少林拳や空手とは、全く違う』

のですが、この違いを正しく認識している人は少ないのです。

 

そこで、今回は、

『少林寺拳法と空手の違い』

について解説します。

本当の少林寺拳法を知りたい人は、参考にしてみてください。

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少林寺拳法と空手の違いとは?

少林寺拳法と空手と聞けば、

『どちらも相手を倒す武道』

と考える人が多いでしょう。

 

確かに、どれだけ綺麗事を並べても、

『相手に対して、武力を使う』

という点は、全ての武道に通じるものです。

ですが、それぞれの武道は、

『身に付けた力の使い方』

に、違いがあります。

少林寺拳法は『護身術』

まず、少林寺拳法から解説します。

少林寺拳法は、一言で言うと、

護身術

となります。

 

基本的な突きや蹴りはありますが、

『相手からの攻撃に対して、投げや抑え込みを行う』

ことが、基本となっているのです。

突きや蹴りは、

『あくまで補助的な役割』

しか、持ち合わせていません。

 

その為、体の強さを求める必要性がないのです。

『相手の力に合わせた対応』

を行うことが、少林寺拳法の主な目的となっています。

 

よく、少林寺拳法と聞けば、

『素早い動きと鋭い技で、相手を倒す』

といった印象を持たれがちですが、そんなことは全くありません。

老若男女、全ての人が実践できる武道なのです。

 

また、流派に関しても、

『宗道臣(そうどうしん)』

を開祖とする、1つの流派のみが伝わっています。

教えに関しても、

『健全な体と精神を育み、平和で豊かな時代を作る』

ことを重視しているため、勝敗にこだわることがないのです。

空手は『自ら攻撃する武道』

次に、空手について解説します。

空手は、一言で言うと、

『自分から攻撃することを前提とした武道』

となります。

 

その為、少林寺拳法と違って、

『相手の攻撃を待ってから、制圧する』

といった動きが、あまりないのが特徴です。

 

また、少林寺拳法にある投げ技や抑え込み技も、

『ほとんど使わない技構成』

であり、攻撃は、突きや蹴り主体となります。

つまり、

『少林寺拳法とは、方向性がほぼ真逆』

といっても良い武道なのです。

 

少林寺拳法が、1つの流派だけなのに対して、

『空手には、数えきれないほどの流派が存在する』

ため、教えや鍛錬方法に、かなりの違いが出ています。

 

それぞれの信じる教えが違うので、習うなら、

『どういった方針を持っているのか』

を、各流派で確かめるようにしましょう。

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少林寺拳法は、日本で作られたもの

少林寺拳法 日本で作られた

少林寺拳法と空手の違いについて解説しました。

ここまでの内容を見ると、

『2つの武道は、方向性が違うもの』

ということが分かるでしょう。

 

ですが、少林寺拳法に関しては、

『誤解を生みやすい武道』

であるため、もう少し詳しく解説しておきます。

中国に渡った日本人が、後の世に伝えている

少林寺拳法は、元を辿ると、

『達磨大師を祖とする少林拳』

が出てきます。

 

先程も解説したように、日本で生まれた、

『宗道臣(そうどうしん)』

という人が、中国の嵩山少林寺で、少林拳を学んだことが始まりとなっているのです。

教えを乞うた後、日本に戻った宗氏は、

『戦後の荒れ果てた日本』

を見て、

「平和で物心共に豊かな社会を作りたい!」

と願いました。

 

そして、

『香川県多渡津町』

で、少林寺拳法を創始したのです。

 

その教えは、

『力愛不二(りきあいふに)』

と呼ばれています。

この言葉の意味は、

『力のない愛は無力であり、愛のない力もまた無力なのである』

つまり、

『力と愛は、ともに必要な要素であり、どちらが欠けても意味はない』

ということです。

それゆえに、

『武を習う』

ことへと繋がっていくのです。

 

子供の習い事にするなら、空手と少林寺拳法のどちらがよい?

少林寺拳法・空手 子供 習わせる

少林寺拳法について、さらに深く解説しました。

ですが、実際のところ、

『子供に習わせるなら、少林寺拳法と空手のどちらか』

という疑問を持った人も多いと聞きます。

 

この解答としては、

『何を求めているかで決めるべき』

だと言えます。

身を守り、精神を鍛えるなら少林寺拳法

まず、少林寺拳法を習うなら、

『不当な暴力から身を守る術を身に付ける』

ことになります。

さらに言うなら、

『必要なとき以外、自分から相手に危害を加えることはない』

という心構えを持っておいた方が良いでしょう。

 

少林寺拳法は、あくまで、

『護身術』

として習う武道です。

その為、相手と純粋な強さを競うことはなく、

『身を守る術と、正しい力の使い方』

だけを追求することになります。

 

よって、子供に教えさせるなら、

『勝ち負けを決めるものではない』

ことを理解させてから、習わせるようにしましょう。

心身を極限まで鍛え上げるなら空手

次に、空手を習う場合ですが、これは、

『心身を極限まで鍛え上げる武道』

であることを、子供に教えておく必要があります。

 

空手において、体は、

『一つの武器』

となります。

その為、生身のままでありながら、

『人を圧倒できるだけの力を身に付ける』

ことになるのです。

 

また、空手には、

『勝ち負けを明確にする』

といった特徴があります。

流派によっては、そうでないものもありますが、

『相手と自ら戦い、そして勝利を目指す』

ことが、空手という武道なのです。

 

ここで、空手の師範が、

『力の使い方を、正しく教育している』

なら良いのですが、中には、空手で身についた力を乱用する人も出てきます。

この場合、人より強い体を持っているため、

『第3者に危害が及ぶ可能性』

も、十分あり得るのです。

 

こういったことになるのは、心が未熟な証拠であるため、

『子供の段階で、厳しく教える必要がある』

でしょう。

空手は、強い子供を作れる反面、

『少林寺拳法のような、精神修養が疎かになる可能性』

を考慮して、子供に習わせるかどうかを決めてみてください。

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まとめ

今回のまとめとしては、

『子供に習わせる武道は、親が内容を理解した上で決めるべき』

ということが言えます。

 

武道における技は、一歩間違えば、

『他人を傷つける暴力』

になる可能性があるものです。

その為、技だけに目を向けず、

『その武道が、どういった教えを説いているのか』

についても、しっかりと把握しておく必要があるのです。

 

少林寺拳法も空手も、正しく習えば、

『人生を豊かにしてくれる』

ものに間違いありません。

そして、正しく子供に習わせるには、

『周囲の大人の意識と協力』

が必要不可欠なのです。

力の使い方や、教えをしっかりと理解して、

『健全な武道』

を、子供に習わせるようにしてみてくださいね。

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