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中等教育学校と中学校の違いを分かりやすく解説!意味や定義をチェック!

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最近よく『中等教育学校』という言葉を耳にすることありませんか?

でも、『中学校』と同じなのか違うのか、言葉を聞いただけでは分からないですよね。

どちらも小学校を卒業したら、次に通う学校だというのは間違いなさそうです。

でも、どこに違いがあるのか?

『中等教育学校』は『中学校』の正式名称?

などと、頭の中に?マークがたくさん浮かびそうです。

そこで、ここでは『中等教育学校』と『中学校』の意味や定義から、その違いを説明していきます。

一緒に疑問を解決していきましょう!

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定義から確認!『中等教育学校』と『中学校』

中等教育学校と中学校違い

そもそも『中等教育学校』と『中学校』は何が違うのでしょうか。

両方とも『学校教育法』という法律に定義があります。

まずはなじみ深い『中学校』から説明します。

中学校の定義

中学校とは、

『小学校教育の基礎の上に、心身の発達に応じて、中等普通教育を施すことを目的とする学校』

と『学校教育法35条』に定義されています。

ということですから、『中学校』とは、

小学校を卒業したあとに通う学校

ということになりますね。

さらに、

義務教育で期間は3年

と決められていますので、これまでの中学校のイメージどおりの学校と言えるでしょう。

もう少し『中学校』についてみていくと、

卒業者は、後期中等教育(高等学校)の受験資格が得られること

になっています。

高校受験をするには、『中学校』の卒業資格が必要ということで、これも違和感はないでしょう。

少し古いデータになりますが、中学校は

国立:0.7%

公立:92.6%

私立:6.7%

の割合であります。

中等教育学校の定義

一方で、中等教育学校は、

1998年の学校教育法の改正により誕生した新しい学校

のかたちです。

『小学校における教育の基礎の上に、心身の発達に応じて、中等普通教育(中学校の教育)ならびに高等普通教育(高校の教育)及び専門教育を一貫して施すこと目的にする学校』

と、このように定義されています。

なんだか難しく書いてありますが、ようするに、

小学校を卒業したら通う学校で、中学校と高校の教育が一緒になった学校

ということで、間違いありません。

ただ、中学校と高校が一緒になっているので、中等教育学校に通う期間は

中学3年と高校3年の6年間

となり、前半の中学校にあたる部分が、『義務教育』となっています。

ところで、中等教育学校として登録されている学校は、

全国で53校

しかありません。

国公立で35校、私立は18校です。

よく耳にするわりに思ったより数が少ないですよね。

 

中学校と中等教育学校の共通点

中等教育学校では、中学相当部分である前期課程と高校相当部分の後期課程に分けて考えることができます。

中等教育学校の前期課程と中学校は、どちらも義務教育課程で、小学校を卒業したら入学できる学校です。

両方とも同じ中学校学習指導要領が適用されています。

『修了することによって、高校への受験資格が得られる』

という点はどちらも同じですね。

また、義務教育課程なので、公立であれば、どちらも授業料はかかりません。

 

『中等教育学校』と『中学校』の違いは結局なに?

中等教育学校 違い 志望校

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『中等教育学校』と『中学校』の違いは大きく分けて、次の4つです。

  1. 中等教育学校は、中学校と高校の教育を『一貫して』行うこと
  2. 中等教育学校の修業年限は、前期3年と後期3年の6年間。一方で中学校は3年間
  3. 中等教育学校に入学するには、選抜試験があるが、公立の中学校の場合は試験なし
  4. 中等教育学校は、生徒の個性を従来の学校よりも重視した教育を行うことが目的

それでは、これらを違いを具体的に解説しておきましょう。

違い1 一貫して行うこと

中等教育学校では、前期と後期の6年間の教育を一貫して行うために、

カリキュラムの組み換え

が可能となっています。

そのため、一般的な高校で実施する授業内容を組み替え、先に行うこともできるのです。

つまり、

中学校の時点で、高校で学ぶ内容を組み込んだ授業をすること

が認められているわけです。

違い2 期間は6年間

中等教育学校の修業年限は6年間と決まっています。

そのため、6年間でのカリキュラムが作られています。

6年間を通したカリキュラムを作るため、

高校にあたる後期課程への進学が前提

となっているのです。

そのため、高校にあたる課程に進級する際にはいわゆる『入試』は、ありません。

学校内で進級テストがある場合もありますが、実施するかどうかや内容は学校により違います。

もちろん前期の3年間を終了すれば、高校の受験資格は得られるので、また別の高校に進学する道もあります。

違い3 入学試験

何といっても最も大きな違いは、

中等教育学校に入学するためには、公立の中学校にはない選抜試験がある

ということです。

この選抜試験は、少し特殊であり、単純な学力だけを測る類のテストではありません。

あくまでも適性試験となっているのです。

倍率も高く、この中等教育学校の適性試験専門の塾もあるくらいで、かなりの難関試験です。

違い4 目的の違い

中等教育学校は

『生徒の個性をより重視した教育をすること』

が目的とされ、中学校の

『個性に応じた進路を選択する能力を養う』

とは、違いますね。

学校により特徴のあるカリキュラムを組むことができるので、どんな特徴のある教育をするのか、それぞれの学校の説明を聞いて確認する必要があります。

 

中高一貫教育と中等教育学校は同じ?

中学校の他にも、中高一貫校や中高一貫教育も同じようよく聞く言葉です。

ですが、中等教育学校との違いに理解に苦しむところですよね。

それでは、これらは中等教育学校とは、どんな関係になっているのでしょうか。

 

実は、

中高一貫教育の中の一つの形態が中等教育学校

にあたります。

中高一貫教育には、

  • 中等教育学校
  • 併設型
  • 連携型

の3つの形態があるのです。

一つずつ簡単に解説しておきましょう。

中等教育学校とは

ここまでに紹介した通りですね。

中等教育学校は、一般的な中学校と高校を一つの学校として、一体的に中高一貫教育を行う学校です。

そのため中学1年、2年、3年、高校1年といった形ではなく、

1年生~6年生という呼び方

をするところもあります。

高校への入学試験はありません。

併設型とは

併設型の学校では、高校の入学試験は行いません。

しかし、中学校・高校という枠は残したうえで、6年を一体的に教育を行う学校です。

いわゆる私立の中高一貫校は、併設型がほとんどと言えるでしょう。

連携型とは

連携型の学校は、学校同士の生徒と教員や学校のプログラムの連携を緩やかに行うものです。

小中高の連携や、市立と県立など学校の設置者が違う場合でも、それぞれの学校が『交流』という形で連携することとができます。

たとえば、

  • 中学生に高校レベルの教育を受ける機会を作る。
  • 勉強につまずいている高校生がいた場合に、つまずいたところまで戻って学習し直す。

といった連携をしています。

また、学校の行事やクラブ活動で連携することもあります。

連携高校では、入学試験を行いますが、

連携している中学校からの選抜は、一般の入学試験とは違うこと

もあるようです。

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まとめ

共通点もあるものの『中等教育学校』と『中学校』の違いは、

  • 学校が作られている目的
  • 入学方法
  • 教育プログラム

に違いがあります。

  • 中等教育学校は、中高一貫教育の一つの形態
  • 中等教育学校では、6年間を一貫して教育するため、学校ごとに特色のあるカリキュラムを組んでいる
  • 中等教育学校は前期と後期に分けられ、前期は中学校の課程、後期は高校の課程と、ほぼ同じ
  • 中等教育学校では、なんらかの入学の選抜試験がある
  • 中等教育学校では、いわゆる高校の課程に入る時に入学試験はない

このように、『中等教育学校』と『中学校』は共通する部分も多くありますが、異なる部分も多くあります。

入学を目指すなら、どのような特徴を持った学校なのか、目的やカリキュラムの特徴などにポイントを絞って調べ、適した学校を選んでくださいね。

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