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神宮と神社と大社の違いをわかりやすく解説!なぜ名前が違うの?

更新日:

筆者が受験生だった時に、疑問に思ったことがありました。

それは、日本史の勉強をしていた時です。

「伊勢は神宮で、出雲は大社、靖国は神社?」

「神社、大社、神宮って何が違うんだ!?」

と、もやもやしたことがありました。

しかし、結局そのまま丸暗記したまんまで本日に至ります、、、。

これをチャンスに、一緒に『神社』『大社』『神宮』の違いを明らかにしましょう!

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神宮、大社、神社の違いを簡単にいうと?

まず最初に、三つの違いを簡単にまとめます。

神社

一般的な呼び方で、最も広い分類

大社

神社の中でも、各系列のトップに位置する

神宮

神社の中でも、皇室との関係が深く、格が高い

それでは、それぞれ詳しく解説していきます。

 

神社って何?

『神社』は

最も一般的な呼び名であり、一番広い括りの概念

となります。

つまり、

基本的には大社も神宮も神社

であることには変わりはありません。

では、昔からずっと神社はあったのでしょうか?

神社の歩み

実は、昔は神社という呼び方で統一されていませんでした。

  • 『~明神』
  • 『~稲荷』

など、様々な呼び方があったのです。

そこに転機が明治時代に訪れます。

江戸時代以前は

『神仏習合』

が普通でした。

神仏習合とは、神社(神道)とお寺(仏教)がごちゃごちゃになっている状態です。

そのため、神社という名前で統一されていませんでした。

しかし、明治時代になり、新政府が

「はい、神道と仏教はちゃんと区別しましょうね~」

という方針をとったため、神社とお寺が区別されるようになりました。

そして、神道系は神社という呼称へ統一するという方向に向かったわけです。

 

大社って何?

神社

では次に『大社』について解説していきます。

大社とは、神社の中でも格が高いものになります。

実は、神社にはさまざまな系列があります。

そして、その系列ごとのトップを『大社』と呼ぶのです。

代表的な大社だと、

  • 春日大社(奈良県)
  • 伏見稲荷大社(京都府)

などがあります。

伏見稲荷大社ですと、稲荷信仰の神社の中のトップということです。

大社の歴史

実は、戦前は大社と言えば『出雲大社』のみでした。

しかし、戦後になってその縛りが緩くなり、格の高い神社が大社と名乗るようになったようです。

今でも、ただ『大社』というときには、出雲大社のことを指します。

 

神宮って何?

三つめは『神宮』です。

神宮は、

『天皇の祖先や、皇室・皇族と深い関係にある神社』

のことを指します。

別の言葉でいうと、

『御祭神として皇族やその祖先が祀られている神社』

です。

御祭神とは、簡単に言うと

『その神社に祀られている神様』

のことです。

例えば、

  • 明治神宮→明治天皇が祀られている
  • 伊勢神宮→天照大神が祀られている

などが有名ですね。

明治天皇は、いわずもがな、明治の世を治めた天皇です。

天照大神とは、

天皇の祖先の神

であり、日本人全員の氏神様です。

このように、皇室とゆかりのある神社が神宮なのです。

かつての神宮

今では比較的多くある神宮ですが、かつてはその数が限られていました。

そして、その数なんとたったの3つ!

  1. 伊勢神宮
  2. 鹿島神宮(茨城県)
  3. 香取神宮(千葉県)

だけでした。

この三つの神宮には、それぞれ皇室とのつながりがあります。

伊勢神宮は先ほど触れましたので、香取神宮を例に挙げると、

古くから国家鎮護の神として皇室からの御崇敬が最も篤く...(香取神宮HPより引用、2019/4/26)

と、やはり皇室との関係がわかります。

 

神社、大社、神宮をそれぞれ比べる

ここまでそれぞれの解説をしてきました。

おそらくざっくりとしたイメージは持ってもらえたのではないでしょうか?

ここからは三つをそれぞれ比べることで、違いをはっきりと説明していきます!

神社と神宮の違い

神社は全国に10万程あります。

そして、その中でも

皇室とのつながりをもった神社を神宮

と呼びます

つまり、神宮は神社の中の1種類です。

神社と大社の違い

全国の神社には、それぞれ系列があると先ほど書きました。

そして、その系列のを束ねる、いわば委員長』的な役割を果たすのが大社です。

つまり、こちらも神宮と同様に、神社の中の1種類と言えます。

神宮と大社の違い

では神宮と大社はどうでしょうか。

どちらも、数ある神社の中から選び抜かれたようなイメージがありますよね?

神宮

神宮は、

「皇室とのつながり」

がポイントですので、大社のように系列はあまり関係ありません。

大社

一方大社は、

「その系列のトップである本社であること」

がポイントなので、皇室とのつながりはあまり関係ないのです。

 

つまり、

「何を基準にするか」

によって、格の高さの意味が変わるんですね!

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まとめ

では、最後に三つの違いについてまとめます。

神社

一般的な呼び方で、最も広い分類

大社

神社の中でも、各系列のトップに位置する

神宮

神社の中でも、皇室との関係が深く、格が高い

いかがでしたでしょうか?

神社、神宮、大社の違いを見ていくに当たり、さまざまな知識が増えましたね。

筆者がおもしろいと思ったのは、それぞれの歴史です。

これらのお社は、日本古来の神道と密接な関係にあります。

そのため、古代の神話なんかを勉強すると、もっと楽しいかもしれませんね。

また、実際に足を運んでみたことがない場所も多くありそうじゃないですか?

旅行をした際には、是非その地域のお社を訪ねてみてくださいね!

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