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芸術と美術とデザインの違いをわかりやすく解説!定義や意味をチェック

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『芸術』

『美術』

『デザイン』

という言葉は知っていながら、その境界は曖昧で、言葉にすると難しいですよね。

 

みさと
でも、うっすらと、違うものだと認識はしてる…

そう、ほとんどの人が、この感覚に近いでしょう。

 

「美大で違いを学んだ」

「芸術家を志している」

という人でもないかぎり、この違いを考えてみるなんて機会はなかなかないのでは?

 

言葉としては身近なのに、はっきりとした違いがわからない、芸術と美術とデザイン。

今日は、この三つの違いを、定義や意味を紐解きながら、わかりやすく解説していきましょう!

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芸術と美術とイラストの違い

絵画

絵画

意味と定義

芸術の意味

特殊な素材や手段、形式により技巧を駆使して、美を想像・表現しようとする人間活動およびその作品。

  • 美術
  • 音楽
  • 文芸
  • 演劇など

美術の意味

美の視覚的、空間的な表現を目指す芸術。

  • 絵画
  • 彫刻
  • 建築
  • 工芸など

デザインの意味

作ろうとするものの形態について、機能や生産工程などを考えて構想する行為や作品。

  • 意匠
  • 設計
  • 図案など

意味は、大辞林他の解説を参考にしました。

カテゴリーの違い

前述の『意味の違い』をみると、

美術は、芸術のひとつの分野

であるとわかりますね。

 

つまり、

芸術は、人間の創作活動のとてつもなく大きなもので、その中に美術が含まれている

と考えられるのではないでしょうか。

 

たろう
美術はわかるけど、デザインは?

と思う人がいるかもしれませんね。

 

デザインも芸術のひとつの分野なのかどうかは、意見の分かれるところです。

筆者は、

デザインは芸術とクロスオーバーする

と考えています。

 

芸術的な活動をしていた人が、商業的なデザインを描いているいう場合もあるからです。

喜多川歌麿の絵は、その多くが商業ポスターとして活用されていました。

他にも、ポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルをみると、芸術とデザインの境界線はないと感じますね。

つまり、優れたデザインは芸術の域にまで達するということでしょう。

定義の違い

マーケティング

芸術の定義

芸術は、制限のない中での最大限の自己表現です。

 

芸術の定義というと、ぼわーっとして掴みどころがないですよね。

曖昧で抽象的です。

「芸術とは何か」

と聞かれたら、人によって違う答えが返ってくるのではないでしょうか。

 

ここでは、芸術家の言葉から、芸術の定義を探ってみましょう。

岡本太郎

「芸術は爆発だ!」

 

横山大観

「いい絵とは、ああっというだけでものが言えなくなるような絵だ。

どうだこうだと言えるような絵、言いたくなるような絵はたいした絵ではない」

 

オスカー・ワイルド

「偉大な芸術家は、もの事をあるがままには決して見ない。

もしそうしたら、芸術家ではなくなっているのだ」

 

レオナルド・ダ・ヴィンチ

「その手に魂が込められなければ、芸術は生まれない」

 

たろう
うーん・・・わかるような、わからないような

 

調べてみると、芸術の定義は、人によって変わり、様々な意見があるようですね。

まとめると、次のようなイメージになりました。

芸術とは、抑えることのできない魂の叫びが、困難で苦しみを伴う過程を経て生み出され、美に昇華された表現や作品をいいます。

加えて、見るものにとって、魂を揺さ振られるような感動を呼び起こすものです。

美術の定義

美術は芸術のなかにある、ひとつの分野です。

視覚によって捉えるということを目的として表現されている

『造形芸術』

のことを美術といいます。

 

美術と言うと、一般的には、学校で習う美術の授業をイメージしてしまいそうですね。

このイメージから、芸術よりは軽いものである気がしてしまいますが、本来、美術とは芸術の一部です。

 

でも、全ての美術作品が芸術であるというのは、違います。

芸術の定義で触れたように、芸術はとても高い精神の次元で、高い技術をもって生み出されるものだからです。

デザインの定義

デザインは、アイデアや感じ方、意見を広く知らせ、見るものを楽しませるプロセスです。

 

デザインは、ユーザーの存在を意識しながら、仕様書や計画に合わせながら制作されるので、

問題解決能力 

客観性

が、大切になります。

 

デザインと美術が大きく違う点は、ユーザーの有無です。

美術は、自分の描きたいものを描きたいように表現しますが、デザインは、ユーザーに広く効果的に伝わることを目的に描きます。

そして、何がユーザーのためになるかを見極めて作ることが大切なのですね。

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まとめ

芸術と美術とデザインの違いは、次のように表すことが出来ます。

意味の違い

芸術 特殊な素材や手段、形式により、技巧を駆使して、美を想像、表現しようとする人間活動およびその作品。

美術 美の視覚的、空間的な表現を目指す芸術。

デザイン 作ろうとするものの形態について、機能や生産工程などを考えて構想する行為や作品。

カテゴリーの違い

芸術という枠組みの中に、美術は含まれている。

芸術とデザインは違うカテゴリーであるが、クロスオーバーする場合もある。

定義の違い

芸術 制限のない中での最大の自己表現。

美術 視覚によって捉えることを目的として表現されている造形芸術。

デザイン アイデアや感じ方、意見を広く知らせ、見るものを楽しませるプロセス。

探れば探るほど、その境界線が曖昧になる、芸術と美術とデザイン。

でも、どの分野でも、素晴らしい作品は、私たちの心を惹きつけますね。

みさと
感動に触れることは楽しい!

ということを思い出させてくれます。

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