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早いと速いの違いをわかりやすく解説!正しい使い方と使い分けを紹介

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『早い』と『速い』は、どちらも『はやい』と読みます。

読み方が同じなら、同音異義語であっても、会話などでは特に意識することはありません。

ですが、いざ書くとなると、

ひろし
『早い』と『速い』、どっちの漢字で書くのが正しいのかな?

このように、悩んでしまう人は、きっと多いことでしょう。

伝えたい内容や意味の違いによって、正しい漢字を使い分けることができたら、ステキですよね。

そこで今回は、

『早い』と『速い』の違いについて、正しい使い方を分かりやすく解説します

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『早い』と『速い』の意味の違い

『早い』『速い』イメージ

『早い』と『速い』の意味を、確認してみましょう。

さっそくデジタル大辞泉で調べてみました。

『早い』

  1. ある基準より時間があまり過ぎていない。また、ある基準より時期が前である。
  2. まだその時期ではない。その時がまだきていない。
  3. 簡単である。てっとり早い。

『早い』は、

『時間』や『時期』『タイミング』などに関する内容

と、イメージするといいかもしれません。

『速い』

物事の進む度合いが大きい。動作・進行などがすみやかである。

『速い』は、

『スピード』『動作』『進行』が迅速

など、動作に関することが『速い』ということでしょう。

 

『早い』と『速い』の使い分けのコツ

速い電車

速い電車

『早い』と『速い』の違いでもあるように、

ココがポイント

  • 『早い』⇒『時間』がはやい
  • 『速い』⇒『速度』がはやい

ざっくりですが、このようにイメージすると分かりやすいですね。

さらに、『早い』と『速い』を、同じ言葉で比較してみましょう。

比較その1:『早い電車』と『速い電車』

  • 早い電車
  • 速い電車

『早い電車』は、時間についてはやいということなので、

時間が早い電車

つまり、

朝とても早い時間の電車

または、

いつもより早い時間の電車

という意味になります。

 

次に、『速い電車』についてです。

『速い』は、速度についてはやいということなので、

速度が速い電車

つまり、

急行や特急などのように、スピードの速い電車

という意味になります。

同じ『はやい電車』でも、まったく異なる意味になる事におどろきですね。

比較その2:『早く食べる』と『速く食べる』

  • 早く食べる
  • 速く食べる

『早く食べる』の『早く』は、時間についてはやいということなので、

時間が早い食事

つまり、

いつも(通常)よりも早い時間に食べる(食事をする)

という意味になります。

 

次に、『速く食べる』についてです。

『速い』は、速度についてはやいということなので、

食べるスピードが速い

つまり、

いつも(ほかの人)よりも速く食べる(食べ終わる)

という意味になります。

 

『早い』と『速い』の正しい使い方を例文で紹介!

時間

『早い』を使った例文

  • 今日は雨だから、少し早く家を出よう。
  • まだ早い時間だけど、疲れたのでもう寝ます。
  • 乗換がスムーズだったから、予定よりも早く到着した。

『ある基準よりも時間が前である』という意味で使われている例文です。

使い分けのコツでも紹介した『時間が早い』を意識してみると、分かりやすいですね。

  • 早いうちに何か手を打っておいた方がいいだろう。
  • 早く洗わないと、シミになってしまう。

こちらは、『あまり時間が過ぎていない』という意味で使われている例文です。

『時間がたってしまわないうちに』などと置き換えることもできます。

  • たった1回の失敗で、諦めるのはまだ早い
  • まだ色が少し青いから、収穫するにはまだ早いね。

次は『時期』についての早いです。

『まだその時期ではない』という意味で使われています。

たろう
結婚なんてまだ早い!!

このようなお父さんのセリフの『早い』も、同じく『時期』や『タイミング』の意味で使われています。

  • メールやラインよりも、電話で話した方が早い
  • 説明書を読むよりも、やってみた方が早いと思います。

こちらは、『簡単』『てっとり早い』という意味で使われています。

れいか
メール読んだかな?返事はまだかな?

などと待ったりするよりも、直接話をしてしまった方が手っ取り早いということですね。

『速い』を使った例文

  • クラスで足の速い子が3人、リレーの選手に選ばれた。
  • 先月異動してきた彼は、仕事が速くて助かる。
  • 彼は頭の回転が速いから、説明もとても分かりやすい。
  • 速いテンポの曲を聴くと、なんだか元気になる。

『速度』『スピード』がはやいという意味で使われています。

次に、少し間違えやすい例文を紹介します。

この辺りは川の流れが速いから、気を付けてください。

川の流れが速いところを『早瀬(はやせ)』ということから、

「『早い』なのでは?」

と、間違えてしまいそうですが、水の流れるスピードがはやいので『速い』が正解です。

  • 大人と比べると、子供は傷の治りが速い。
  • 月日が経つのが速い。

こちは時間に関する事だから『早い』と感じますが、『速い』が正解です。

大人と比べると、子供の方が傷の治るスピードが速いということです。

「治るのに2週間と言われていたけど、1週間早く治った」

このような『予定よりも前』という意味の場合は『早い』で正解です。

 

月日も時間のことですから『早い』と書きたいところですが、

「月日が経つスピードが速く感じる」

と考えれば『速い』ですね。

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まとめ

『早い』と『速い』は、『はやい』と読みますが、意味は少し違う『同音異義語』です。

どちらの漢字が正しいのか迷ったら、

判断のポイント

  • 『早い』⇒『時間』がはやい
  • 『速い』⇒『速度』がはやい

時間や時期が前なのか?

動作などの速度がはやいのか?

といったことを意識して考えてみると、分かりやすいでしょう!

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