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鉄道と電車の違いをわかりやすく解説!言葉の由来もチェック!

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『鉄オタ』と呼ばれる、熱狂的な鉄道ファンは多く、その言葉も広く定着しています。

 

でも、そんなファンの人たちは別にして、

『鉄道』

の意味を正確に知っている人は、案外少ないのではないでしょうか?

中には、鉄道は、

「電車や汽車と同じだ」

と思っている人も・・・

 

みさと
私たちの生活に欠かせないものなのに、正しい意味を知らないのは寂しいですね。

もし、鉄道と電車が同じだと思っていたら、この機会にそんな勘違いを正してみませんか?

 

そこで今日は、鉄道と電車の違いをわかりやすく解説、さらに、言葉の由来も探っていきましょう!

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鉄道と電車の意味の違い

山手線

鉄道と電車の違いを知るには、まず、それぞれの意味を知ることです。

さっそく、意味の違いをみてみましょう。

鉄道の意味

鉄道は、

『鉄製のレールをひいた専用道路上を、人とものを迅速かつ大量に輸送する、全ての設備と人を含む事業の総称』

です。

 

つまり、鉄道は、

レールの上を動力をもった車両が走る、交通機関の総称

なのです。

 

鉄道は、

線路 

停車場などの施設 

旅客や貨物を輸送する列車 

運行管理 

信号保安

など、さまざまな要素を含んでいます。

 

これらの要素を包括した、一連の体系のことを、『鉄道』と呼んでいるのですね。

電車の意味

電車は、

『レールの上を、電力を使って走る車輛』

のことをいいます。

 

電車は、車両に、電動機や制動装置(ブレーキ)をなどを搭載し、架線やレールから電力を供給されています。

普通車両 

特急車両 

新幹線 

トロリーバス

も電車の一種になるのです。

 

れいか
ということは、電車は鉄道の一部であるってこと?

そのとおりです!

鉄道が、レールを走る車輛を含む交通機関の総称ですから、もちろん電車も含まれます。

 

鉄道の由来

駅のホーム

鉄道を英語で書くと

Railway

です。

railは、『横木』や『軌条』と言う意味です。

wayは、『道』ですね。

 

直訳すると、『軌道』になりますが、それが日本では『鉄道』と訳されています。

 

では、どうして日本では、軌道ではなく、鉄道と呼ばれるようになったのでしょうか?

鉄道の歴史からみる由来

日本に、鉄道の概念を広めたのは、

福沢諭吉

です。

 

福沢諭吉は、1866年に『西洋事情』という本の中で、鉄道を紹介しています。

 

でも、実はその6年前の1860年にも、福井県の政治顧問だった横井小楠が、『国是三論』の中で、ロシアの鉄道について書いています。

これは、

1853年にロシアの提督が長崎に来航して、鉄道模型を披露したこと

から情報を得たのではないかというのが一般的な説となっています。

 

この、横井小楠という人物は、勝海舟とも交流があり、坂本龍馬とも会談をしているという『時代の大物』なのですね。

福沢諭吉も、この『国是三論』を知って、『鉄道』をいう言葉を使ったといわれています。

この『国是三論』が、鉄道について書かれた最古の本とされてきましたが、さらにその6年前の1854年に『鉄道』という言葉を書いた人がいるという説が浮上。

その人は、江木鰐水です。

江木鰐水は、ペリーが来航した時に初めて模型機関車を見た日本人の一人で、その場で手記を書きました。

この、江口鰐水手記に書かれた、『鉄道』という表現が原点だと考える説があります。

機関車と鉄製のレールをみて、すぐに『鉄の道』をイメージするのは考えられますね!

 

ちなみに、これ以前に鉄道を目撃した日本人は、ジョン万次郎です。

彼は、鉄道とは言わず、Railroad(レールロード)をそのまま発音し、『レイロー』と言っていました。

鉄道の言葉からみる由来

鉄道は、『Railroad』であり、『Ironroad』ではないにもかかわらず、日本では、鉄でできた道の意味の『鉄道』と呼ばれています。

 

これは、鉄道の語源が、

英語の『Railway(レールロード)』ではなく、ドイツ語の『eisenbahn(アイゼンバーン)』だから

という説もあります。

『eisenbahn』は、ドイツ語で『鉄道』の意味です。

 

ただ、初期の鉄道は、イギリスから技術を輸入したものです。

それなのに、なぜかドイツ語が語源になっていることは、いまだ不明です。

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まとめ

鉄道と電車は、同じものと勘違いされることがありますが、それぞれ違うものを指しています。

鉄道

鉄道は、

鉄製のレールをひいた専用道路上を、人とモノを迅速かつ大量に輸送する、全ての設備と人を含む事業の総称

です。

鉄道に含まれる設備やシステム

  • 線路
  • 停車場などの施設
  • 旅客や貨物を輸送する列車
  • 運行管理
  • 信号保安など

電車

電車は、

レールの上を、電力を使って走る車輛のこと

をいいます。

電車の車両

  • 普通車両
  • 特急車両
  • 新幹線
  • トロリーバスなど

鉄道の由来は、明治時代以前に遡ります。

鉄道の概念を日本に広めたのは、福沢諭吉ですが、それ以前にも『鉄道』という言葉を記した日本人がいました。

横井小楠『国是三論』(1860年) 

江口鰐水『江口鰐水手記』(1854年)

はじめて、鉄道をみた日本人が驚きの声をあげて、それを

『鉄の道』

と考えたのも想像できますね!

また、鉄道の語源は、

英語のRailway(レールウェイ)ではなく、ドイツ語のeisenbahn(アイゼンバーン)である

という説もあります。

 

現在では、あって当然のように思える鉄道。

昔の人たちにとっては、想像も及ばない夢のような乗り物だったのかもしれませんね。

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