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インディカーとF1の違いを解説!エンジンや車体など特徴をチェック

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一見すると、同じように見えるF1とインディカー。

一体どこに違いがあるのか、よく分かりませんよね?

もちろん、よくよく見れば、外見でも違いは分かります。

インディカーのほうが大柄で、F1の方がスマートな感じがするでしょう。

そこで今回は、車体の特徴を含めた外見的な部分と、エンジン等の内部的な特徴を比較して、F1とインディカーの違いを解説していきます。

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F1とインディカーの違いを解説(外見編)

外見の中で、最も分かりやすいF1とインディカーの違いは、エアロダイナミクス(空気力学)を考慮した外装パーツ(エアロ)です。

F1はエアロが複雑です。

車体もスマートな作りになっていて、対するインディカーはエアロもシンプルで、車体も大きく平べったい形になっています。

 

F1の外見

F1の外見

インディカーの外見

インディカーの外見

インディカーのほうが見た目にも大柄に見えるのは、

実際に全幅が約2m近くある

のに対してF1は、

『最大でも全幅が1.8m以内という規定

があるからです。

 

車幅の広いほうが車体の安定性が増して、最高速の安定や遠心力(G)にも強く、コーナリングスピードも増します

 

F1の特徴でもあるエアロの複雑さは、規定で車幅を大きく出来ない分、

『エアロでダウンフォース(車体を地面に押えつける力)』

を稼いでいるからです。

F1とインディカーの違いを解説(内部編)

F1とインディカー双方の内部的な特徴として挙げられるのが、エンジンの違いです。

F1は、V6の1.6リッターシングルターボエンジンで、

最高出力は900馬力オーバー』

トップチームのメルセデスやフェラーリのエンジンパワーは、

最大出力990馬力(推定)

となっています。

レッドブルチームにエンジンユニットを提供するホンダは、

950馬力あたり

と言われています。

このデータは、恐らくベンチでの出力テストの数値で、実際のレースの際には燃料流量の規定が定められているため、

『実質750馬力~800馬力程度(推定)』

となるでしょう。

 

一方のインディカーは、V6エンジンを採用している点はF1と同じです。

しかし仕様は、2.2リッターツインターボエンジンとなっています。

オーバルコース(楕円形のコース)仕様が、

『最高出力約550馬力(推定)』

ロードコース・ストリートコース仕様で、

『700馬力(推定)』

です。

F1にはその他にも特殊なシステムが搭載されている!

F1 ERS

F1にはエンジン周りの特徴として、

ERS

と呼ばれる電気モーター+エネルギー回生システムのハイブリッドシステムが搭載されています。

その

モーターの出力は約160馬力』

もあるのです。

これで出力ユニット全体で、

レース時でも1000馬力近くの瞬間最大出力』

を実現していると言われています。

F1とインディカーのレースの違いは?

インディカーレース2

F1の2019年の年間スケジュールは、3月15日から12月1日まで、

約10ヶ月間

となっています。

ほぼ毎週のように世界各地を転戦して、全21戦でチャンピオンを争います。

 

それに対してインディカーの2019年の年間スケジュールは、3月10日から7月22日まで、

約5ヶ月間

なのです。

全米各地アメリカの周辺国を転戦して、全17戦でシリーズチャンピオンを争います。

 

インディカーシリーズのほうが、5ヶ月近く早くシリーズチャンピオンが決まります。

インディカーシリーズが、F1より早く終わる理由としては、

ほとんどのレースがアメリカ国内での開催

となっているからです。

F1とインディカー最高速の違いは?

F1レース3

もちろんF1とインディカーでは、最高速にも違いがあります。

2018年シーズンのF1の最高速は、トップスピードが出る高速サーキット・モンツァ(イタリア)で、

予選時に約346キロ、決勝で約362キロ』

が出ています。

2018年のインディカーのトップスピードは、アメリカのインディアナ州にあるオーバルコース・インディアナポリス・モーター・スピードウェイで、

『最高速度約370キロ』

をマーク。

 

F1が決勝時に最高速が出ているのは、後方のウイングの空気抵抗を軽減する『DRSシステム』を使用のため、トップスピードが出たと考えられます。

インディカーの場合、オーバルコースでは550馬力程度の出力にも関わらず、

倍近く馬力が出るF1を上回る最高速度

を叩き出しています。

これもF1とインディカーの特徴が出ているポイントと言えるでしょう。

オーバルのような楕円形のサーキットで、

最高速を上げるためにエアロを極力使わずに車体幅を大きくして安定させたインディカー

世界中のサーキットに対応するため、エアロを使って車体を安定させるF1

インディカーとの馬力差を考えると、F1の空気抵抗がいかに大きいか分かりますね。

 

ちなみにBARホンダが2005年にエアロを最小限にし、

非公式ながら415キロという記録

を残しています。

F1にもインディカーにも世界的レースがある!

F1は言わずと知れた世界一有名な4輪レースです。

一方のインディカーは、アメリカ大陸で最も権威のある4輪レースです。

双方、世界的に有名なレースですが、

世界三大レース

と呼ばれる伝統のあるレースがそれぞれに存在します。

その『世界三大レース』とは、

  1. F1選手権のひとつで、1929年から開催されている『モナコGP』。
  2. インディカーシリーズの一戦で、1911年から開催されている『インディ500』。
  3. 現在はWEC(世界耐久選手権)の一戦で、1923年から開催されている『ル・マン24時間耐久レース』。

上記の3つが『世界三大レース』と呼ばれる権威のあるレース。

F1の『モナコGP』は、普段は一般車の走行する普通の道をグランプリのために完全封鎖し、

エスケープゾーンなしの狭いコースを約260km』

周回し続けます。

ドライバーに厳しいチャレンジングなレースとして有名です。

 

インディカーシリーズの『インディ500』は、世界最速の周回レースとして知られ、

走行距離は東京-広島間に匹敵する805km』

を周回します。

さらに、

予選の平均速度は約360キロ以上、決勝での平均速度は約350キロ以上と超高速

なのです。

 

F1は、

曲がりくねった細いコースを極限まで攻め、集中力を維持し続けなければならないレース

として知られ、インディカーは、

超高速の中、ひたすらマシーンをコントロールする集中力が必要となるレース

となります。

オーバルと市街地コースで形は違いますが、どちらも極限の集中力が必要なレースです。

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まとめ

今回は、F1とインディカーの違いについて、

  • 外見上の特徴
  • 内部の特徴
  • マシーンの最高速度の違い
  • レースの違い

を紹介しました。

F1とインディカーの違いを、それぞれ見てきましたが、外見上の違いだけでなく、マシンの内部もF1 とインディカーでは細かに違います。

 

マシンの違いは、

主なレースの違いから、マシンの特徴が違う

と言えます。

インディカーは、楕円形のオーバルコースを超高速で走るため、余分なエアロを装着しません。

マシンを幅広にすることによって安定性

を得ています。

そしてF1は、曲がりくねったサーキットコースです。

マシンを安定させてコーナリングスピードを得るために、

風の力を利用してマシンの安定性

を確保しているのです。

F1の特徴とインディカーの特徴に注目して、レースを観ると、きっと今までよりも面白いですよ!

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