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F1とF2とF3の違いをわかりやすく解説!賞金やレギュレーションを紹介

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フォーミュラレースのカテゴリーの中で、最も知られているレースがF1です。

F1以外にも、F2、F3というカテゴリーが存在しています。

もちろんF1、F2、F3にはそれぞれ違いがあり、

レギュレーション(規定)

にも差があります。

そこで今回の記事では、F1とF2とF3のレギュレーションや、それぞれの賞金額、その他の違いについて紹介していきます。

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F1/F2/F3の賞金額の違い

F1レッドブルホンダ2

F1の賞金額は?

まずは、世界で最も有名な4輪レースであるF1の賞金額について紹介します。

F1は、

『分配金制度』

という制度が採用されていて、各レース固定の賞金が用意されているわけではありません。

 

F1を管理・運営しているフォーミュラワン・グループといわれる企業グループ。

元々はCVCキャピタル・パートナーズという投資ファンドが大株主でした。

現在は、2016年9月から株式を取得したアメリカのメディア関連企業のリバティメディアがオーナーとなっています。

そのリバティメディアからチームに賞金として分配されるのが、

『F1の賞金システム』

となっているのです。

 

この賞金は前年度の各チームの成績に応じて計算され、

F1の年間収益の50%が賞金の原資

とされています。

2019年度の賞金は、

トップがフェラーリの約229億円』

次いで、2018年シーズンのコンストラクターズチャンピオン

『メルセデスの約198億円』

です。

 

なぜ、コンストラクターズポイントで2位だったフェラーリのほうが、1位のメルセデスより賞金が多いかというと、

『フェラーリにのみ適応される特別待遇枠(賞金原資の2.5%)

それとF1への貢献度が大きい一部のチーム(フェラーリ、メルセデス、レッドブルなどが含まれる)に支払われる特別な枠。

プレミアム枠(賞金原資の15%)』

で、フェラーリが最も貢献度が大きいためです。

これらの特別枠(トータル17.5%)以外の残り金額が、

賞金枠

となります。

 

その内訳は、

賞金原資の16.25%をコンストラクターズランキング上位10チームに均等分配(2019年度は約39億円)』

残りの金額を、

『16.25%を1位から順に19%(2019年度約71億円)、2位16%(約60億円)、3位13%(約49億円)以下降順で10位まで

順位
パーセンテージ(%)
金額
1
19%
約74.1億円
2
16%
約62.4億円
3
13%
約50.7億円
4
11%
約42.9億円
5
10%
約39億円
6
9%
約35.1億円
7
7%
約27.3億円
8
6%
約23.4億円
9
5%
約19.5億円
10
4%
約15.6憶円

上記の表のような形で、それぞれのパーセンテージで賞金が分配されます。

F2の賞金額は?

F1の直下にあたるカテゴリーのF2。

その賞金額は、明かされていないため、不明です。

 

ただ、F2のカテゴリーに相当するのは、日本国内の4輪レース最高峰のスーパーフォーミュラです。

スーパーフォーミュラ

そのスーパーフォーミュラの各レースで、

1位400万円

2位200万円

3位100万円

となっていて、

4位以下の賞金はありません。

なので、F2の賞金額も、この金額に近いと考えられます。

 

ちなみにハコ車レースの最高峰であるWEC(世界耐久選手権)の優勝賞金でも、500万円ぐらいとのこと。

F3の賞金額は?

全日本F3

カテゴリーでいうと、F2のさらにひとつ下に該当するF3。

全日本F3選手権として日本国内でも開催されているF3カテゴリーのレース。

 

気になる賞金額は、

なんとゼロ!

 

ただし、年間チャンピオンに輝くと、

『50万円』

は支払われているようです。

F1/F2/F3のドライバーはどうやって賞金を得ているの?

F1ドライバー

基本的にレースの主催者側から支払われる賞金は、

所属チームへ支払っているもの

となります。

そのため、ドライバー個人へ賞金が直接支払われるものではありません。

 

F1ドライバーの場合は、年俸として、チームとドライバーが契約をした金額が支払われます。

そして、F1のトップドライバーともなれば、

年俸は数十億円』

と言われています。

 

では、その他のカテゴリーのドライバーたちはどうなのでしょうか?

基本的に、F1と同じです。

ドライバー個人に賞金が入ってくるわけではありません。

ドライバーたちの収入は、

ドライバー個人のスポンサー収入と所属チームとの契約金

となってきます。

そのため、ほとんど収入が得られないドライバーもいるようです。

 

ただ、スーパーフォーミュラでは、

ドライバーのモチベーションのために賞金を全額渡す

というチームもあるようです。

ちなみに

国内のレースで活躍し、現在はスーパーフォーミュラの監督として活動している本山哲さんは、テレビ番組に出演した際、

『日本のトップドライバーで年間収入は3億円ぐらい

とコメントしています。

 

F1/F2/F3のレギュレーションの違い

コーナーを曲がるF1

F1/F2/F3で、レギュレーションに大きく違いが生まれるポイントは、

  • シャーシ(枠組み)
  • エンジン

この2つです。

F1のレギュレーション

まずF1は、レギュレーションで定めている車両規定内であれば、

各チームボディワークは自由

各チームごとに風洞実験などをして、オリジナルのエアロパーツを作成しています。

さらにF1は、車両規定に引っかからない範囲で、

各チームごとにシャーシも設計

車体に搭載するエンジンメーカーも自由で、

パワーユニットはメーカーごとに開発が可能

となっています。

そのため、チームによってダウンフォース(風で車体を地面に押し付ける力)に優れるチームやエンジンパワーに優れるチームと、はっきり差が現れます。

F2のレギュレーション

F1直下のカテゴリーであるF2のレギュレーションは、

『車体性能を統一したワンメイク』

 

シャーシは、イタリアの自動車製造会社のダラーラが設計した

F2 2018

が採用されています。

エンジンは、フランスの自動車、航空部品メーカーのメカクローム製の

3.4リッターV6シングルターボエンジン

が採用されています。

F3のレギュレーション

F3 レース

F3のレギュレーションに関しては、基本的にワンメイクレースに近いです。

しかし、

車両規定内であれば、F3用に設計したシャーシ、エンジンをどこのメーカーでも使うことが可能

となっています。

現在、各所で開催されているF3では、

ダラーラの設計したシャーシ

が主流となっています。

エンジンは、4気筒で2000ccまでという規定がありますが、F3専用設計エンジン開発と使用が可能となります。

マシンのレギュレーションについては、F2よりもF3の方が規定が緩いと言えますね。

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まとめ

今回の記事では、F1、F2、F3のレギュレーションの違いや、それぞれの賞金について紹介しました。

 

F1の賞金は、もの凄い金額ですよね。

年間賞金が、200億円以上というのは驚きですし、ドライバーの年俸についても破格です。

 

ただ、F1以下のカテゴリーでは、賞金額も一気に落ちます。

なによりも、

F3(全日本)のレース賞金がゼロ

という点が驚きです。

 

レギュレーションは、F3が完全なワンメイクではなく、開発許容範囲が意外に広いことが驚きです。

こうして改めて賞金やレギュラーションについて見てみると、レースは華やかなことばかりではないと痛感しますね。

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