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周りと回りの使い分けを紹介!わかりやすく違いを解説!

投稿日:

『池のマワリをひとマワリする』

はなこ
ねえ、『池のマワリを一マワリする』って漢字にするとどう書くの?
僕は、『池の周りをひと周りする』だと思う。
たろう
僕は、『池の回りをひと回りする』だと思う。
ひろし
はなこ
あれ、いったいどっちが正しいの?

なんてこと、よくありませんか?

実は、

『池の周りをひと回りする』

と書くことが正しいんですよ。

このように、

『マワリ』には、『周り』と『回り』の二つの漢字があります。

そのため、どちらを使えばいいのか迷うことがよくありますよね。

そこで今回は、

『周り』と『回り』の意味の違いと正しい使い方

について解説していきます。

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『周り』と『回り』の意味の違い

はじめに、『周り』と『回り』の意味の違いを

『デジタル大辞泉』

調べて整理してみました。

まわること、まわり方。転じて、ものの働きぐあい。

『回り・廻り』と書く。

使い方:

『モーターの回りが悪い』

『頭の回りが早い』

そのものの外側の縁の部分。また、その長さ。周囲。ぐるり。

『周り』と書く。

使い方:

『湖の周りに沿った道』

そのものを囲んでいる近くの部分。近辺。周辺。あたり。

『周り』と書く。

使い方:

『口の周りをふく』

『周りに迷惑をかける』

一定の範囲を順にめぐること。

『回り・廻り』と書く。

使い方:

『年始回り』

ある地点を経由したり、ある方向のコースをとったりすること。

『回り・廻り』と書く。

使い方:

『常磐線回りで仙台へ行く』

『北回りの航空便』

遠くなるほうの道をとること。また、その道。

『回り・廻り』と書く。

使い方:

『回り道』

『遠回り』

『遠回りになるのを承知で、電車通りを行った』〈里見弴・安城家の兄弟〉

及ぶこと。行き渡ること。

『回り・廻り』と書く。

使い方:

『火の回りを食い止める』

『酒の回りが早い』

物事の大きさ・規模などを比較するとき、その程度を漠然と表すのに用いる。

『回り・廻り』と書く。

使い方:

『ひと回り小さいサイズ』

『からだがひと回り大きくなった』

長さを表す語に付いて、周囲の長さがそれだけあることを表す。

『回り・廻り』と書く。

使い方:

『何処に何尺何寸回りの松が何本あって』〈蘆花・思出の記〉

まわる回数を表すのに用いる。

『回り・廻り』と書く。

使い方:

『グラウンドをひと回りする』

十二支を年に当てることから、12年を1期として、年齢の差を表すのに用いる。

『回り・廻り』と書く。

使い方:

『年が二回りも違う夫婦』

祈願・服薬などで、7日を1期として数えるのに用いる。

『回り・廻り』と書く。

使い方:

『三回り分の薬』

そしてさらに、

『日本語に強くなる本(省光社)』

を調べてみました。

『回』 が一般的です。

『回』には、

『まるく回転するさま』『巡回』

などの意味があります。

  • 『身の回りの世話』
  • 『火の回りが早い』
  • 『回り番』
  • 『回り道』
  • 『回り灯籠』
  • 『回り舞台』

などと使います。

『周』には、

『十分にゆきとどく』『手落ちがない』『周囲』

などの意味があります。

  • 『池の周り』
  • 『周りの人』
  • 『周りがうるさい』

などと使います。

メモ

周囲・周辺の意味だけに『周り』を使い、その他の意味の場合には、『回り』を使うのが一般的です。

ここまで整理して分かったことは……。

『回』には、

『まるく回転するさま』『巡回』

などの意味があるんですね。

たろう
ひろし
『周』には、

『十分にゆきとどく』『手落ちがない』『周囲』

の意味があるんですね。

 

『周り』と『回り』の使い方

それでは、『周り』と『回り』の使い方を一挙に紹介します。

『周り』の使い方

湖の周りに沿った道。

口の周りをふく。

周りに迷惑をかける。

池の周りに柵をめぐらす。

ウェストの周りを測る。

机の周りを整頓する。

周りの女子の様子が気になる。

『回り』の使い方

モーターの回りが悪い。

頭の回りが早い。

年始回り。

常磐線回りで仙台へ行く。

北回りの航空便。

回り道。

遠回り。

遠回りになるのを承知で、電車通りを行った。

火の回りを食い止める。

酒の回りが早い。

ひと回り小さいサイズ。

からだがひと回り大きくなった。

何処に何尺何寸回りの松が何本あって。

グラウンドをひと回りする。

年が二回りも違う夫婦。

三回り分の薬。

営業回り。

山手線の内回り。

酔いが回る。

校庭をひと回りする。

『回り』を使う方が多いんですね。
たろう
ひろし
ところで、『回り』と『廻り』が一緒に出てきましたが……?

『廻り』は『回』に移動を表す『延繞(えんにょう)』を付け加えた動作を強調した漢字です。

常用漢字外表の漢字なので『回り』に書き換えられます。

現在では、あまり使われていない漢字なので、『廻り』と書くと古風な印象を受けますね。

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まとめ

いかがでしたか?

『池のマワリをひとマワリする』は、『池の周りをひと回りする』と書くことが正解です。

『池のマワリをひとマワリする』を漢字で書く場合、

『池のマワリ』は

周囲を表す『周り』

『ひとマワリ』

は、

巡ることを表す『回り』

を使い、

『池の周りをひと回りする』

と書くのです。

『周り』か『回り』か。

どちらの漢字を使ったら良いのか迷ったときのために、

『周り』の意味

周囲・周辺など、そのものを取り囲んでいる辺り・環境、縁や外側に沿ったところ

『回り』の意味

回転・巡回など、まわること、めぐること

と、覚えておいてください。

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