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『とても』と『かなり』の意味の違いとは?正しい使い方を例文で紹介

更新日:

日本に生まれて、日本語を母国語として使用している日本人でも、

はなこ
日本語って、難しい…。

そう感じることも、多いのではないでしょうか。

今回紹介する言葉。

『とても』

『かなり』

も、そのひとつです。

いずれも『非常に』や『とっても』という感じで使う言葉のイメージですが、

たろう
どちらの方が、程度が強いの?

と聞かれると、悩んでしまいます。

普段あまり気にせずに使っている言葉ですが、本当に正しく使えているのでしょうか。

本記事では『とても』と『かなり』の違いや使い方について、いくつかの例文と共に紹介したいと思います。

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『とても』と『かなり』の意味の違いは?

国語辞典

国語辞典

分からないことは、調べてみましょう。

『とても』と『かなり』を、国語辞典で調べてみました。

『とても』とは

三省堂から発行された国語辞典『大辞林』によると、

副詞

  1. 『どのようにしても』『何としても』
  2. 『非常に』『たいへん』
  3. 『どうせ』『同じく』

1.は、否定的な表現を強調する副詞として、

「こんな難しいことはとてもできない」

などと使用します。

2.は、普段よく使われている、馴染みのある使い方ですね。

「その日は、とても忙しいです」

とてもキレイな夕日ですね」

など、強調するときに使用します。

3.は、どうあっても、結局は同じ結果だと、なげやりな表現として使用します。

『かなり』とは

こちらも、三省堂から発行された国語辞典『大辞林』で調べてみました。

副詞

普通に予想されるより数量・程度がはなはだしいさま。相当。

『とても』の2の意味と同じような使い方のようです。

『予想していたよりも上』というイメージでしょうか。

ですが、これだけでは『とても』と『かなり』のどちらが強い表現なのか、分かりにくいですね。

そこで、『かなり』を、大辞林の他でも調べてみました。

小学館のデジタル大辞泉によると、

極端ではないが、並の程度を超えているさま。

思ったより以上に。

相当。

つまり、『かなり 』とは、

『極端ではないけれど、普通に予想するよりは超えている』

『非常というほどではないけれど…思った以上だ』

といったイメージです。

『とても』は『非常に』『たいへん』という意味でしたから、

程度を表す副詞としての強さは

『とても』>『かなり』

と、『とても』の方が、より強く程度を表す表現のようです。

 

『とても』と『かなり』の使い方を例文でチェック!

『とても』と『かなり』では、『とても』の方が強い表現だということを意識して、次の例文をみてみましょう。

おいしそうに食べる女性

おいしそうに食べる女性

「この料理は、とてもおいしい」

「この料理は、かなりおいしい」

『とても』の方は、

「今までに食べたことのないくらい、驚くほどおいしい!」

というくらい、相当なおいしさなんだと読み取れます。

これに対して『かなり』の方は、

「予想していたよりも、おいしい!」

と、予想以上においしかったのだけど、尋常なほどではないということでしょう。

この違いが分かると、表現も豊かになってステキですね。

大変な仕事

大変な仕事

次の例文はどうでしょうか。

とても大変な仕事だ!」

かなり大変な仕事だ!」

『とても』大変な仕事だと、

「非常に大変!あまりにも大変すぎて、できるかどうか…不安なくらい大変だ!」

と、本当に困っている様子が、想像できます。

『かなり』大変な仕事だと、

「予定していた以上に大変な仕事だ!いつもよりも気合を入れないと!」

と、いつもよりもがんばれば、何とかなりそうな大変さかな?とイメージできます。

『とても』の語源は『とてもかくても』

『とてもかくても』とは、

「どんなことがあっても!」

「どのようにしてでも!」

というような、強い意志を伝える時に使用します。

また、

「どちらにしても…」

「結局は…」

などと、諦めたような、なげやりな気持ちを表現するときにも使います。

このような語源からも、

『手に負えないくらいの尋常じゃないさま』

を連想しやすいのではないでしょうか。

『かなり』の語源は『可なり』

いっぽう、『かなり』は『可なり』からきています。

つまり、『可能である』ということです。

だから、

「不可能なほど(非常というほど)ではないけど、すごい!」

というイメージになるのでしょう。

「あれ?『とても』と『かなり』、どちらが強いんだっけ?」

と分からなくなっても、語源を覚えておくと、忘れにくいかもしれませんね。

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まとめ

『とても』と『かなり』は、どちらも『すごい!』というような、程度を表す副詞です。

ですが、

程度の強さに違いがある

ということを、覚えておきましょう。

  • 『とても』は、『非常に』や『たいへん』という意味。
  • 『かなり』は、非常なほどではないけれど、予想以上という意味。

程度の強さは

『とても』>『かなり』

『とても』の方が、『かなり』よりも、強い表現となります。

どちらの言葉も、毎日の会話やビジネスなどで、何気なく使っているような言葉です。

それぞれの言葉を、きちんんと理解したうえで使い分けることができると、かっこいいですよね。

今回の、こちらの記事をきっかけに、『とても』と『かなり』の正しい使い方を、覚えていただけるとうれしいです。

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