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鉱水と硬水と軟水の違いをわかりやすく解説!成分をチェック!

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ミネラルウォーター

何気なく購入した水を飲むと、何やら独特の風味が…。

『同じ水なのに、味が違う』

ということに驚いたことはありませんか?

 

成分表記を確認すると、原材料名に『鉱水』の文字。

そして、『硬水』や『軟水』と書かれている水にも気がつくでしょう。

 

では、

『鉱水』『硬水』『軟水』

とは、一体何なのでしょうか?

そこで今回は、それぞれの違いについて詳しく解説していきます。

 

『硬水』『軟水』の特徴を活かせば、

健康や美容に役立つし、料理ももっとおいしくなるんです!

ぜひこの記事を参考にして、水を使い分け、日々の生活に役立ててみてください。

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『鉱水』『硬水』『軟水』の違いとは?

『鉱水』『硬水』『軟水』の違いは、次が挙げられます。

鉱水

ミネラルウォーターに使われる原水のひとつ

硬水・軟水

水の硬度(水1Lあたりに含まれるカルシウムとマグネシウムなどの量)が高いものを硬水、低いものを軟水と呼ぶ

それでは、ひとつひとつ詳しくみていきましょう。

『鉱水』とは原水の種類のひとつ

浄水する前の水を

『原水』

といいます。

農林水産省では、ミネラルウォーターの原水を鉱泉水、温泉水、深井戸水など7つに分類しています。

『鉱水』とは、その

ミネラルウォーターの原水の区分のひとつ

であり、以下のように定義されているのです。

鉱水

ポンプなどで採水した鉱物質(ミネラル分)を含む天然水

農林水産省のガイドラインでは、ミネラルウォーターの容器などに、原水を必ず表示することが義務づけられているので、確認してみましょう。

『硬水』と『軟水』は硬度の違い

それでは、『硬水』と『硬水』とはどのようなものなのでしょうか。

これは『硬度』によって、それぞれ分類されます。

『硬度』とは、

水1Lあたりに含まれるカルシウムとマグネシウムなどの量

を数値化したもの。

水の硬度が高いものを『硬水』

水の硬度が低いものを『軟水』

と呼びます。

国や地域によって、基準は異なりますが、日本では、以下の基準を設けています。

分類 硬度
軟水 硬度100mg/L未満
硬水 硬度100mg/L以上

ちなみに、WHO(世界保健機関)では、次のように分類しています。

分類 硬度
軟水 硬度60mg/L未満
中程度の軟水 硬度60~120mg/L
硬水 硬度120~180mg/L
非常な硬水 硬度180mg/L以上

表だけ見てもよく分かりませんよね。

それでは市販のミネラルウオーターの硬度はどれくらいなのかみてみましょう。

名称 硬度 軟水/硬水
ボルヴィック 60mg/L 軟水
クリスタルガイザー 38mg/L 軟水
エビアン 304mg/L 硬水
コントレックス 1559mg/L 硬水
名称 硬度 軟水/硬水
南アルプス天然水 30mg/L 軟水
六甲のおいしい水 84mg/L 軟水
いろはす 29~43mg/L 軟水
安曇野の天然水 25mg/L 軟水
富士山麓の水 25mg/L 軟水

以上を見て分かるように、

国産の水は、ほぼ軟水

となっています。

ただし、沖縄本島、中南部ではサンゴ礁により琉球石灰層が多いため、硬水が多い傾向に。

また、銘酒の産地などでは、軟水でもミネラルを多く含む水であることも多いです。

日本の水はほとんどが軟水!

上の表からもわかるように、ヨーロッパなどの水は硬水が多いのに対し、日本の水はほとんどが軟水です。

この違いはどこからでてくるのでしょうか。

それは、地形の違いにあります。

ヨーロッパなどでは、地表に降った雨や雪が石灰岩地質の広大な大陸をゆっくりと流れていきます。

その間にマグネシウムやカルシウムなどのミネラルをたっぷりと吸収するため、硬度が高くなることに。

一方、日本は島国で狭く、険しい山脈が多いため、川の傾斜は急勾配のところがほとんど。

つまり、

『雨水が地層に浸透している時間が短くなるので、ミネラルの吸収も少なくなってしまう』

というわけですね。

 

硬水と軟水の特徴の違い

硬水と軟水は、ミネラル分の含有量の違いでしたね。

それでは、次にそれぞれの特徴をみてみましょう。

軟水は飲みやすさ抜群!肌にもやさしい

軟水は、ミネラル成分が少ないので、

体への吸収も早く負担がかかりません。

赤ちゃんや、胃腸が弱っている人でも、安心して飲むことができます。

基本的に無味無臭!

そのため、

薄味が基本で出汁が味の決め手となる和食には最適

と、いえるでしょう。

お米を炊くときも、軟水を使用すると、ふっくらとおいしいご飯になります。

食後の食器洗いや洗濯のときにも、

泡立ちがよいのは軟水

なんです。

硬水に含まれるミネラルは、洗剤の洗浄力を妨げてしまうためです。

海外で洗顔や洗髪をすると、肌がつっぱったり、髪の毛がパサパサになったりすることもあるので注意しましょう。

硬水はミネラル補給に最適!ただし飲み過ぎには注意

硬水はマグネシウムやカルシウムなどのミネラルが豊富。

そのため、次のような効果が期待できます。

便秘解消効果

マグネシウムは下剤にも使用されている成分です。

カルシウムは、蠕動運動を促します。

動脈硬化の予防

ミネラルには血液さらさら効果があるため、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を予防します。

食べ過ぎ防止

ミネラル不足は、食欲を増してしまいます。

ただし、軟水のような、まろやかさは硬水にはありません。

慣れないと、独特の風味や苦みを感じるかもしれません。

日本の水道水は、だいたい硬度60mg/L前後。

つまり、軟水に親しんでいる日本人は、一度に大量の硬水を飲んだり、いきなり硬度の高いものを選ぶと胃腸の負担となりかねません。

ミネラルを多く含む硬水は、ダイエットや美容には強い味方となってくれますが、

少しずつ慣れていくこと

が大切です。

 

軟水と硬水を使い分けて料理をもっとおいしく!

軟水と硬水の特徴を活かすと、料理がもっとおいしくなります!

かしこく使い分けて、毎日の食事を楽しんでみませんか。

和食、緑茶などは軟水がベスト!

さきほども説明したように、軟水はクセがありません。

なので、出汁を基本とし素材の味を活かす、和食にピッタリ。

緑茶やコーヒー、紅茶なども、硬水で入れると味が微妙に変化してしまいます。

味を損ねない軟水で、本来の風味を楽しみましょう。

洋風料理には硬水がベスト!

硬水には、

肉の臭みを消し、アクを出やすくしてくれる効果

があります。

ビーフシチューなどの煮込み料理などには最適です。

また、さきほどお米を炊くときには軟水がよいといいましたが、パエリアなどは硬水がおすすめ。

成分のカルシウムが食物繊維を硬くするため、粘り気をおさえ、パラっと仕上がります。

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おわりに

軟水と硬水は、含まれる成分によって分類され、それぞれ特徴や適した用途も違います。

 

軟水は、軽い口当たりで飲みやすいことが特徴。

胃腸に負担をかけないので、赤ちゃんや年配のひとまで安心して飲むことができますね。

 

硬水は、独特の風味があります。

しかし便秘解消や食べ過ぎ防止など、ダイエットや美容には強い味方となってくれます。

 

健康面だけではなく、和食や洋食など、料理にも使い分ければ、美味しさも倍増!

ぜひ目的やシーンによって軟水と硬水を上手に利用して、飲み分けてみてはいかがですか?

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