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起訴猶予と不起訴の違いをわかりやすく解説!前科にならず無罪になるのは?

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よく犯罪をしてしまった人が、ニュースなどで、

『起訴猶予や不起訴処分』

になる話を聞くと思います。

 

これらは、一般人だけでなく、

『有名人でも、等しく可能性のあること』

であり、1度話題に挙がれば、しばらくは報道されたりします。

ですが、ここで考えられる疑問として、

「起訴猶予と不起訴は、何が違うのか」

ということでしょう。

 

確かに、よく聞く言葉であるにも関わらず、

『違いまで知っている人は、なかなかいない』

という印象があるでしょう。

 

そこで、今回は、

『起訴猶予と不起訴の違い』

について解説します。

今まで何となく知っていた人は、改めて意味を確認してみてください。

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起訴猶予と不起訴の違いとは?

起訴猶予と聞けば、その言葉の印象から、

『起訴される前段階』

と感じる人も多いでしょう。

 

また、不起訴と聞けば、

「その案件に関しては、裁判で裁かれることもない」

と考えるのが、一般的です。

これらの認識は、間違っていないのですが、

『正しいとも言えない』

のです。

そこで、これから解説する内容を、しっかりと覚えておきましょう。

起訴猶予は、実質的なクロ

まずは、起訴猶予について解説します。

よく使われている言葉ですが、この言葉が意味するのは、

『犯罪を犯した証明は出来るが、起訴はしない』

ということになります。

 

つまり、

『起訴して判決を受けさせることも可能な状況』

ということです。

 

この時、なぜ裁判を行わないのかと言えば、

  • 軽微な犯罪
  • 示談が成立している
  • 社会的制裁を受けた
  • 反省の色が見える

など、事前に何らかの理由があるからです。

 

これらの内容を見て分かるとおり、

『起訴猶予は、犯罪を犯したことが確定している人に対する処分』

ということになるのです。

この処分が下される時は、

「あなたが罪を犯したことは知っているが、今回は前科を付けないでおく」

と言われているようなものです。

不起訴は、起訴猶予を含んだ処分

次に、不起訴についても解説していきます。

不起訴とは、その名のとおり、

『起訴されない』

ことを意味しています。

 

つまり、

『裁判が行われない』

ということなのです。

 

裁判が行われないということは、当然、

『判決がなく、前科がつくこともない』

ため、日常生活に戻るだけとなります。

 

元々、不起訴には種類があり、その内容は、

  • 嫌疑なし
  • 嫌疑不十分
  • 起訴猶予

の3つとなっています。

これらのどれかに該当すれば、全て不起訴になるのです。

 

『嫌疑なし』は、

『犯罪の容疑をかけられたが、そうした事実はなかった』

と判断されたものです。

つまり、

『いわれのない罪』

だということになります。

 

『嫌疑不十分』は、

『容疑が晴れてはいないが、証明する手段がない』

場合、起訴はしないと判断されることです。

ですが、容疑が晴れていない以上、

『後日、捜査される』

可能性は、十分あります。

 

起訴猶予は、先程紹介したとおり、

『犯罪の証明は可能だが、何らかの制裁を受ける・示談が成立している案件』

に対して、裁判を行う必要はないと判断されるものです。

罪を犯した事実はあるが、

『前科をつけるまではしない』

ものとなります。

 

不起訴という言葉を聞いた際は、

『3つの意味がある』

ことを、覚えておきましょう。

 

不起訴になっても、後日、起訴されることがある

頭を抱える男性

起訴猶予と不起訴の違いについて、解説してきました。

これまでの内容で分かるとおり、

『起訴猶予は、不起訴の種類に含まれるもの』

ということになります。

 

そして、不起訴処分になれば、

『ひとまず、前科はつかない』

のです。

ですが、ここで安心していると、

『後日、改めて起訴される』

ことも考えられるため、注意してください。

不起訴=無罪にならないこともある

不起訴処分になるということは、裏を返せば、

『犯罪の容疑を、捜査機関からかけられた』

ということになります。

 

つまり、今後、改めて捜査が行われた際、

『起訴される可能性もゼロではない』

ため、油断は出来ないのです。

 

1度起訴されれば、裁判を免れることはできません。

さらには、

『有罪判決を出されれば、前科持ちの犯罪者』

となることは、簡単に想像できるでしょう。

こうした可能性もあることから、

『不起訴処分になった後も、油断できない』

のです。

犯罪をでっちあげられる可能性も視野に入れておく

昔と違って、現在の捜査能力は、

『格段に向上している』

ことは、誰もが感じていることでしょう。

 

その為、『100%無罪』と言えるときは、

『再度、容疑をかけられても心配はない』

と考えて、とりあえず問題はありません。

ですが、これはあくまで、

『一般的な犯罪容疑』

の場合です。

 

あまり公にされませんが、

『完全無罪だとしても、犯罪者にされる』

ことは、よくある話なのです。

たとえ、それがどんなに理不尽な内容であっても、

『力のある組織や人物に目を付けられる』

状態になれば、一個人では、ほとんど太刀打ちできません。

 

たまに、冤罪事件だったとして、

『何年も経った後に、釈放される』

という話を聞くと思います。

ですが、この場合、

『実際に罪を犯したかどうかは、関係ない』

ことが多いのです。

 

とりあえず、罪を犯したと決めつけておいて、

『当時、関係していた人がいなくなった』

時点で、

『実は違った』

ということを発表することもあります。

 

これは、日本だけでなく、

『世界中で、実際に起きている事実』

だと言えます。

また、これはあくまで氷山の一角であり、

『世の中の闇』

というものは、想像以上に深いものです。

 

これら全てを防ぐことは、難しいかもしれませんが、

『なるべく巻き込まれない』

ように、用心しておかなければならないことを、覚えておきましょう。

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まとめ

今回のまとめとしては、

『起訴猶予も不起訴も、前科だけはつかない』

ということが言えます。

 

前科がつく場合は、

『実際に判決を受けた場合』

となっています。

その為、

『判決が下されない場合は、前科はつかない』

のです。

 

ですが、後日、

『再捜査され、起訴される』

ということもあり、その場合は、有罪判決で前科がつくこともあります。

その為、不起訴処分になったとしても、

『安心できるわけではない』

ことを、よく覚えておきましょう。

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