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代行とタクシーの違いをわかりやすく解説!料金をチェック!

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飲んだら乗るな。

乗るなら飲むな。

その通り!異議なしです。

 

『タクシー』は、普段の移動にも利用するくらい便利な移動手段ですよね。

それに対して『代行』『運転代行』は、

ほぼヨッパライ御用達

のような移動手段です。

 

「あー、車で来たのに飲んじゃったよ……」

という時の、頼れる味方が『代行』なのです。

 

でも、そこで何でタクシーじゃなくて代行をチョイスするの?

『代行』と『タクシー』の違いってなに?

どっちも乗務員さんが、家まで連れてってくれるものでしょ?

 

飲んだ後って、できるだけ安上がりに帰りたいものですよね。

終電までに帰れば一番いいんですが。

それ以前に、車で来てるときには飲まなければいいんですが……。

 

では、代行とタクシーどっちが安い? の比較を含め、それぞれの違いを解説します。

ついつい飲んでしまったその後に、役立ててみてくださいね。

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『代行』と『タクシー』の違い!

ロンドンタクシー

まず『代行』と『タクシー』では、何を運ぶかが違います。

ここが大前提なんです。

 

まず、タクシーが運ぶのは、『利用する人』ですよね。

一方、代行が運ぶのは、『利用者』と『その人の車』なのです。

タクシーの乗務員は、運転手さん一人のみ。

代行の乗務員は、二人一組です。

 

そのうちの一人が、利用者(客)の車に一緒に乗って、目的地(ほとんどがお客の自宅)まで運転します。

もう一人の乗務員は、別の車で着いてきて、目的地に到着したのち、その車で二人一緒に帰るわけです。

つまり『代行』とは、

『お客に代わって運転をする』

というわけですね。

 

タクシーも乗務員である運転手さんが運転するのですが、使うのは会社の車。

お客の代わりに彼らの車を運転するのではありません。

タクシー

利用者を目的地まで乗せる。

乗務員は一人で、タクシー会社の車を使用。

代行

利用者とその車を、目的地まで運ぶ。

乗務員は二人一組で、利用者は自分の車に乗る(運転するのは代行業者)。

以上が、代行とタクシーの大きな違い。

まずは、これを基本として、続いて、それぞれを詳しく見ていきましょう。

『代行』とは?

飲み会などでお酒を飲んだ場合、帰る方法はいくつかありますね。

電車・バスを利用の場合:終電(終バス)に間に合えばそれで、もしくはタクシーなど利用。

歩いて来た場合:歩いて帰ります。

車で来た場合:代行を呼ぶ。

電車や徒歩などで、やってきた場合には、もちろん代行は必要ありません。

問題なのは、車でやって来た場合です。

 

代行以外の選択肢としては、タクシーで帰る、カプセルホテルに泊まるなど。

タクシーで帰った場合、乗ってきた車は、駐車場に置いて帰ることになります。

翌日以降に車を取りに行くわけですが、駐車場代や電車賃、そして手間と時間がかかります。

ホテルに泊まった場合も、宿泊費がプラス。

でも翌日、酔いが醒めてから自分の車で帰ることができるので、これはアリかもしれません。

ただし、この選択肢は、近くに適当なホテルなどがある場合のみ。

 

そして代行の場合、代行業者が乗せてくれるのは、車を停めた場所から目的地までです。

自分の車を運転して帰ってもらえるので、取りに戻る手間はありません。

ホテルで一泊も楽と言えば楽ですが、やっぱり自分の家でゆっくり寝たいもの。

しかも翌日の面倒もないといったわけで、多くの人が代行を利用するのです。

 

また飲み会などの会場が、電車などではアクセスが不便な場所、というケースもあります。

この場合は『往復タクシー』か『行きは自分の車で、帰りは代行かタクシー』となります。

往復タクシーは、当然料金が高くついてしまいます。

それで、帰りのみを代行かタクシーにするわけですが、実は

料金が安いのはタクシー

なのです。(時間や距離、地域にもよります)

なぜなら、タクシーは運転手さん一人、代行は運転手さんプラスもう一人がやってくるからです。

前述の通り、代行の乗務員は二人一組。

利用者に呼ばれた場所まで、乗務員が乗っていくための車(随伴車)が必要になります。

そして、お客さんを送り届けた後、随伴車で帰ります。

  1. 乗務員二名が随伴車で呼ばれた場所まで行く。
  2. 利用者の車に乗務員の一人と利用者が乗り、乗務員が運転を代行。
  3. もう一人の乗務員は随伴車でついて行く。
  4. 利用者の車と随伴車が目的地に到着。
  5. 乗務員二名は随伴車に乗って帰社。

タクシーの倍の乗務員数なので、料金もその分、高めに設定されます。

しかし実際には、二倍よりは安く、タクシーよりやや高い程度の設定が多いようです。

代行の料金システムは業者ごとに異なり、代行業の多い地域では、価格競争もあって料金は安くなります。

 

一応、代行の相場は以下のようになっているようです。

初乗り料金(2kmまでのところが多い):1700円~3000円程度

加算料金(1kmごとが一般的):200円~400円

深夜割増は2割加算

日・祝割増も2割加算

キャンセル料

待機料金:5分ごとに500円程度

代行保険料:300円程度

おおよそ、こんなところです。

タクシーに比べると、かなりの高額ですが、帰りのみの利用と考えればそうでもありません。

往復タクシー利用の場合と比べると、実はそれほど変わりはないのです。

しかも、自分の車まで運んでもらえる。

初乗り・加算料金が安い業者ならば、むしろ安く済むこともあるのです。

距離や地域によっても料金は変わってきますので、あらかじめネットで検索しておけば、事前に業者の比較もできます。

しょっちゅう代行を利用する人は、いつも同じ業者を頼むことも多いそうです。

会員割引のある業者も存在します。

 

さて、『運転代行業』を開業するには認可が必要となります。

そして代行の運転にもタクシーと同じ二種免許が必要です。

さらに保険の加入とその表示の義務、随伴車に利用者を乗せてはならない等のルールもあります。

『運転代行業』とは

  • おもに酔客等に代わって自動車を運転する。
  • 当該自動車(利用者の車)に客を乗車させる。
  • 当該自動車に業務用自動車(随伴車)が随伴する。

『運転代行』とは、

利用者の車に本人を乗せ、駐車した場所から目的地までの運転を代行する

ということを指すわけです。

 

ここで『タクシー代行』というものについても、少々触れておきます。

こちらも運転代行と同じで、乗務員は二名。

運転代行と異なるのは、お客が乗るのが自分の車ではなく、タクシーであることです。

運転代行ではお客は『随伴車』に乗ることは禁止。

逆にタクシー代行は、お客が乗るのはあくまでもタクシー。

お客の車は、もう一人の乗務員が運転して目的地まで届けてくれます。

運転代行業者ではなく、タクシー会社が提供しているサービスです。

運転代行のように『駐車場から目的地まで利用者の車を代わりに運転してくれる』のとは違います。

お客の車が離れた場所に駐車してある場合には、店まで迎えに来てくれるのです。

そして利用者をタクシーに乗せ、車のある駐車場へ移動。

そののち、乗務員一人と利用者はそのままタクシーで。

もう一人の乗務員が利用者の車を運転して目的地へ、といったシステムになります。

こちらは1000円~2000円程度の代行料金に、タクシーの運賃が加算されることが多いようです。

タクシーチケットやクレジットカードも使えます。

車も一緒に運んでくれるタクシー、といった感じですね。

 

『タクシー』とは?『代行』との料金の比較!

繁華街のタクシー

『一般乗用旅客運送事業』というのがタクシー業の正式な名称。

事業を行うには許認可や二種免許も必要になります。

電車やバスなどと同等の公共交通機関ですが、ちょっとリッチな移動手段ですよね。

駅前などのタクシー乗り場で乗ってもいいし、街中を走っている流しの車をつかまえてもOK。。

代行は流し営業はしていないため、ここはタクシーの大きな特長です。

 

タクシーの料金は、初乗り料金プラス乗った場所から降りた場所までの距離で決まります。

一定の距離ごとに、乗車料金が加算されてゆくのです。

地域やタクシー会社ごとに違いはありますが、おもな都市部での相場はおおよそ以下の通り。

タクシーの料金相場

初乗り料金(1km~1.6km):410 円~750円

加算料金(180m~280mごと):50円~80円

深夜(22時~朝5時)ならば割増料金として、2割加算されるのが一般的です。

ここまで読んでもらえればわかりますが、

片道であれば、タクシーのほうが安い

ということになります。

飲んでいた場所の近くで流しのタクシーを拾う、または電話などで呼ぶ。

そして乗車して、乗務員さんにお願いして目的地まで。

昼でも夜でも、どんな場合でも問題なし。

 

そもそもタクシーを利用するのって、飲む飲まないに関係ないですよね。

おもに『酔客を対象』とする代行とは、ここも大きな違いです。

一般的に、電車・バスなどを使って飲み会に行き、帰りだけタクシー利用ならば、代行よりも、かなり安上がり。

車で行ったとしても、帰りだけタクシーを使えばやはり安い。

ただ、あとあと自分の車を回収する作業が面倒だし、駐車場代が問題になってきます。

 

そして、一番困るのが『車でしか行けない会場』での飲み会の場合。

条件によって違いはありますが、だいたいこんな感じです。

自分の車で行き、タクシーで帰る。

⇒安上がりだけど、後から面倒

自分の車で行き、帰りは代行で帰る、あるいは往復ともタクシーを利用する。

⇒一番楽チン

『帰りだけ代行』のほうが楽チンで安いのですが、金額的に大きな差はありません。

ただし、さまざまな条件で料金が異なるので、事前のチェックは必須。

代行とタクシー、両方を利用した人の中には、

「駐車場代などを引いても、値段はそんなに変わらない」

という声も多かったです。

 

また、飲食店によって『駐車料金を取る可能性』まであります。

そうなってくると、一概に『絶対こっちがお得!』とは言えなくなってきます。

 

ケースバイケースではありますが、あくまで片道だけの話なら、タクシーの方が安上がりです。

何しろ代行は乗務員二名で、その人件費も加わってきます。

しかも人と車の両方を運んでくれるのです。

タクシー料金より代行のほうが安かったら、タクシー会社は大変なことになりますよね。

 

『代行』と『タクシー』の違いを比較

1980年ごろ、飲酒運転の取り締まりが厳しくなり、それがきっかけで盛んになった運転代行業。

都市部では電車やバスが便利ですが、郊外では車なしでは毎日の生活もままならない。

飲みに出かけることはあっても、『飲酒運転』は絶対にNG。

でも車を置いて帰ると、明日の通勤が困難に……。

だから代行が必要になってくるのです。

タクシーとは、また目的の異なる需要が生まれるわけです。

異なる需要といえば、最近では『ペットタクシー』なるものもあります。

こちらは代行とは逆に、車を持っていない人にありがたいサービスです。

車がなくてもペットと一緒に旅行に行けるし、病院に連れて行くにも便利。

代行もタクシーも、今では、もう人々の生活になくてはならないものですね。

それではここでもう一度、双方を比較しつつ違いをまとめてみましょう。

それぞれどんなサービス?

代行(運転代行)

飲酒などにより運転できなくなった人に代わって、その車を運転し利用者と車の両方を目的地まで運んでくれるサービス。

タクシー

理由の如何によらず、利用者を目的地まで乗せていってくれるサービス。

 

  • 代行が運ぶのは利用者と車。
  • タクシーは利用者のみ。

乗務員さんがしてくれることは?

代行

利用者から呼ばれた乗務員二名が随伴車で利用者の元へ出向き、一人が利用者の車を運転。

もう一人の乗務員は随伴車を運転して同行、目的地に着いたら乗務員二名は随伴車で帰ります。

タクシー

乗務員さん(一名)がタクシーを運転し、利用者を目的地まで運びます。

『利用者』が乗るのは?

代行

代行業者の運転で自分の車に乗る(利用者が随伴車に乗ることは法令により禁止)。

タクシー

当然、タクシーに乗ります。

どこからどこまで送ってくれる?

代行

利用者の車が停めてある場所から利用者の目的地まで。

タクシー

乗ったところから目的地まで。

安いのはどっち?

片道だけなら通常はタクシー。

代行は『タクシーより少し高い』程度の値段にしていることが多いようです。

代行料金は業者ごとに決まる。

業者が多い地域では、価格競争のため安く設定されています。

往復タクシー利用と比べれば、代行の方が安い場合も(代行は復路のみのため)。

料金システムの違いは?

代行

『初乗り料金』プラス『加算料金』で計算する。

深夜・日祝割増、キャンセルすればキャンセル料、待たせた場合は待機料金、さらに代行保険料などが加算される場合もあり。

  • 初乗りは2kmが多く(地域による)、1700円~3000円程度。
  • 加算料金は1kmで200円~400円程度。

タクシー

『初乗り料金』プラス『加算料金』で計算。

深夜割増あり。

  • 初乗りは地域により異なり、1km~1.6kmで410円~750円程度。
  • 加算料金は180m~280mで50円~80円程度。

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おわりに

タクシーは普通に使っているけど、代行の利用経験はナシ。

だって車を持っていないから。

という人、意外に多いです。

 

ですが、地方に住んでいる人に聞くと、

  • 車なのに飲んでしまった
  • 飲まざるを得なかった

という時には大変便利だとか。

 

「飲んだら乗るな!」

と言われても、大人には付き合いもある。

「飲んだら代行!」「飲んだらタクシー!」

ならば、安心ですよね。

 

飲酒運転は、絶対に許されないことです。

事故を起こしてしまえば、自分や相手だけでなく、周りの多くの人々も悲劇に巻き込んでしまいます。

代行とタクシー、お得かどうかという以前に、どちらを選んでも間違いなく『飲酒運転』による事故は防げます。

「飲んだら絶対、代行かタクシー!」

なのです!

 

『代行』、『タクシー』の選び方の参考になったでしょうか?

終電後の帰宅手段の選択に、少しでも役に立てれば幸いです。

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