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韓国と日本の文化や風習の違いをわかりやすく解説!似ているようで違う?

日本と韓国の間には、文化や習慣の違いはあるのでしょうか?

あるとすれば、どんなところでしょうか。

ここでは、韓国独自の文化を紹介しながら、日本との違いについて解説していきます。

海を挟んだ、すぐお隣の国、韓国。

飛行機を使えば、東京からは2時間半。

福岡からであれば、1時間で行くことができる近い国です。

韓国人と日本人を並べて見ると、見分けがつかないくらい似ています。

 

これは、筆者の経験なのですが、ヨーロッパに行った時には

「Are you a Korean?」

と尋ねられっぱなしでした。

それだけ韓国人と日本人は似ているのですね。

ですが、文化面での違いは、どうなっているのでしょうか?

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韓国と日本の食文化の違い

韓国は刺激のある香辛料を使う

韓国の食文化といえば、真っ先に頭に浮かぶのが

『キムチ』

ではないでしょうか?

日本でもよく知られるビビンバと並ぶ定番で、日本で言えばお漬物です。

しかし、キムチは日本のお漬物や食文化とは違っています。

日本のお漬物同様、キムチは韓国で親しまれています。

韓国のキムチは、唐辛子をたくさん使っています。

しかし、日本ではキムチのようにお漬物に唐辛子などの辛みのある香辛料は、まず使いません。

日本のお漬物は、塩、酒粕、味噌、お酢、しょう油などに野菜を漬けるのが一般的です。

 

他にも韓国料理は、ニンニクやショウガなどの香味野菜を多く使う特徴があります。

同じ野菜素材のものですが、全く異なる文化だといえます。

韓国の本場のキムチは、日本人には刺激が強過ぎるくらいです。

これが韓国人のスタミナの元であり、固有の文化なのですね。

実際、韓国人は、日本人に比べるとエネルギッシュなイメージがあります。

これは、食生活の習慣・文化の違いからくるものなのでしょうね。

まぜまぜご飯

韓国料理の固有の正しい食べ方の一つに、料理は食べる前によく混ぜてから食べる習慣があります。

日本には、無い習慣です。

 

有名なものでは、ビビンバがあります。

実は、ビビンバとは、

「ピビムバッ」

と発音します。

『ピビム=混ぜる』

『バッ=飯』

という意味があるのです。

 

つまり、

ビビンバとは訳せば『混ぜるご飯』

という意味ですから、

よく混ぜて食べるものだと納得ですね。

 

韓国料理の定番中の定番、ビビンバとは名前からして『まぜまぜご飯』なのです。

ですから、もう

グチャグチャになるほど混ぜてから食べる

というのが、正しいマナーなのです。

これが、韓国の食文化の根幹です。

日本では、食べる前に混ぜて崩す食べ方は馴染みがありません。

しかし、韓国ではそれが正しいマナーとなっているのです。

 

日本と韓国の食文化の違いは、こういうところにも見られるのですね。

両国の食文化の大きな違いと言えるでしょう。

ちなみに

韓国では、カレーライスもルーとライスを、よく混ぜるてから食べます。

日本では、ルーとライスを分けて、すくって食べることが一般的ですよね。

カレーライスの食べ方ひとつ取っても、ビビンバ同様、お国柄の習慣の違いが表れています。

韓国と日本の衣文化の違い

韓国の伝統的ファッション

韓国の伝統的ファッションといえば、女性はチマチョゴリです。

これは、日本人女性の和服と同じくらい美しい服装ですよね。

ともに美しいことに変わりありませんが、韓国のチマチョゴリと、日本の和服は見るからに違います。

このチマチョゴリのような伝統的な服装のことを

『韓服(ハンボク)』

と呼びます。

ハンボクとは、『朝鮮半島地域の伝統的衣装』の韓国での呼び方です。

その発祥は、百済・新羅・高句麗の三国時代の文化にまでさかのぼります。

この時代は、紀元前1世紀から紀元後7世紀までの時代です。

この頃の日本は弥生時代から飛鳥時代です。

弥生時代には、集落から小国が生まれ、飛鳥時代には律令制が築かれた時代です。

まだまだ国家の黎明期で、かなり昔のことだとわかりますね。

 

この頃、現在の韓国では、すでに現在のチマチョゴリの原型が、生まれていました。

これだけでも、とても歴史のある服装だということがわかります。

 

筆者は、昨年韓国を旅行で訪れていました。

一人旅だったので、夜は外に出ることはありません。

もっぱらホテルのお部屋でテレビを見て過ごしました。

ドラマが面白かったのですが、中でも歴史小説をドラマ化したようなものが興味を惹かれましたね。

豪華絢爛な衣装を見て思ったことは、

「とても中国の伝統的な服装に似ているな」

ということでした。

鮮やかな色彩、豪華な装飾品などが印象的でした。

同じ伝統的な服装でもある日本の和服とは違う点に気付きました。

韓国の衣文化の方が、中国の影響が残っている文化なのではないでしょうか。

日本の和服も、もちろん女性の振袖などは艶やかです。

しかし、原色に近いような色彩や派手で豪華な装飾品は、日本の和服では着ける習慣はありません。

ここが、韓国と日本の衣文化として一番の違いです。

ソウル市内の普段着姿

筆者は、9月に韓国を旅行で訪れました。

ソウル市内だけの滞在で、まだ9月上旬の残暑が残っている時期でした。

そのせいか、街を歩く人々は、かなりラフな服装でした。

中には、サンダル履きの人もいました。

しかし、夕方を過ぎると風が涼しくなってきました。

それでも、寒そうなそぶりも見せず、サンダルで闊歩していましたね。

 

上述したように、日本人とは違って、香辛料の利いたキムチをよく食べる食文化があります。

それで、日本人以上にパワフルで元気なのかと思ったくらいです。

食文化のパワフルさが、衣文化にも表れているのではないでしょうか。

日本だと、お洒落な人は季節の変わり目は、むしろ季節を先取りします。

そして、夏の終わり、秋の始まりの頃には秋物を着る傾向があります。

しかし、ソウル市内の人々は夏服姿のままの人が多数派でした。

 

筆者は、海外旅行が趣味で、大体どこに行っても現地の公共交通機関を利用します。

普通の人々に交じり、現地に溶け込むように滞在します。

そんな風に過ごしながらソウルの人々の様子を見てきました。

そこでわかったことがありました。

自分が着たい物を着て、過ごしたいように過ごす。

想像以上に、日本人よりも個人主義的な文化の雰囲気が伝わってきましたね。

 

韓国と日本の思想の違い

儒教の影響

日本と韓国の思想的な文化の違いは、何でしょうか。

韓国は、伝統的に儒文化の影響が強いです。

儒教は孔子を始祖としていて、宗教ではなく思想の一種です。

現代よりも2500年前に中国で興りました。

この儒教の思想は、韓国の人々に大きな影響を及ぼしています。

人への思いやり、家族の秩序、礼儀を重んじることを基本とした教えです。

韓国では、14世紀に儒教の教えが広まりました。

中でも、両親や年長者を敬う思想は、儒教の教えから来ています。

この儒教の教えは、今でも韓国の人々の中に根付いています。

 

では日本では、このように人々の思想や行動のよりどころとなるものはあるでしょうか。

このことについても考察しましょう。

日本人の思考の後ろ盾

日本社会に、韓国の儒教文化のような思想の後ろ盾になるものは、あるでしょうか。

韓国社会は儒教の教えの影響を強く受けています。

しかし、一般的に日本社会は無思想な社会である傾向が強いです。

 

日本では、最も広まっている思想的な後ろ盾は、

『仏教』

と考えられます。

だとしても、お盆のお墓参りや、誰かが亡くなった時にお坊様を呼ぶくらいです。

お坊様を呼んで、お経をあげてもらうくらいしか仏教にお世話になることがないのです。

このような習慣の人が、多いのではないでしょうか。

 

筆者は、大学時代に哲学を専攻し、宗教学という講義の単位が必修だったのですが、なかなか楽しい講義でした。

宗教学の教授は、講義の中で日本の現状を『葬式仏教』と例えていました。

かなりユニークな意見でしたね。

確かに日本では、何かの思想に染まっていると胡散臭い存在に見られてしまいがちです。

古来からの思想を後ろ盾にする韓国と、思想的な後ろ盾を持たない日本の文化。

これは、思想を持つ習慣について大いに異なっていると言えます。

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まとめ

韓国と日本の文化の違いについて、まとめました。

思想を持つことについて、韓国と日本は違います。

韓国では、古来からの思想が、心のよりどころになっています。

その一方で、日本ではそういった思想を持つ習慣はありません。

思想的な後ろ盾を持つことについて、日本と韓国の間の文化の違いは大きいです。

確かに、日本では、儒教の『じゅ』の字も聞くことはありません。

 

それと、食の習慣にも違いがありました。

食べ方で、よく混ぜて食べる習慣のある韓国と、そうではない日本の違い。

ビビンバはもちろんですが、日韓共通に好まれそうなカレーライスもそうです。

混ぜて食べるか混ぜないで食べるかの違いがあることは、お国柄の違いが顕著に表れる点でした。

 

そして、伝統的な女性の服装にも歴史的な発祥時期の違いがあることもわかりました。

漢字やその他の文化が、日本の国家の黎明期に中国や朝鮮半島から伝えられた歴史があります。

現在の韓国にあった国々が日本より文化の上で、先進国であった時代があったのだと想像できます。

今後も、日韓両国、お隣同士の国として違いを尊重しつつ、平和な外交が続くことを祈ります。

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