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社是と社訓と経営理念の違いをわかりやすく解説!正しい意味と使い方をチェック

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会社に勤務していると、よく目にするものとして、

『社是・社訓・経営理念』

というものがあると思います。

 

会社が、どんな考えを持っているのかを表したものであり、

『会社の象徴とも言えるもの』

です。

ですが、これら3つを見ていると、

「似ていることが書かれていて、違いがイマイチ分からない」

と思っている人も多いでしょう。

確かに、どれも考えを表しているものなので、

『似たような文言になっている』

こともあり、なかなか違いが分からないときもあります。

 

そこで、今回は、

『社是・社訓・経営理念の違い』

について解説します。

今まで気になっていた人は、参考にしてみてください。

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社是・社訓・経営理念の違いとは?

社是・社訓・経営理念を並べると、

『言っていることは違っても、本質は同じ』

と感じるものが多くなっています。

 

それもそのはずであり、これら3つは、

『大きく考えると、同じことを言っている』

ものになるのです。

ですが、それぞれで表現を分けているのは、

『役割が違うから』

と言えます。

社是は『会社の大方針』

まず、社是から解説していきます。

社是とは、会社における、

『最も大きな大方針』

を表しているものとなります。

 

大方針とは、

『何か物事を始める際、行動を支える大きな理念』

と言っても過言ではありません。

この言葉を中心として、

『会社経営が成り立っている』

のです。

 

イメージとしては、

『会社全体を包み込む大きな殻であり、進むべき道しるべ』

だと思ってください。

もし、社是が無ければ、

『会社が丸裸の状態で、海の真ん中に置いてけぼり』

になると考えてもらえば大丈夫です。

 

会社における全ての行動原理になるもの

なので、必ず覚えておくようにしましょう。

もし、他社から会社の紹介をお願いされたら、

『社是を織り交ぜる』

ことで、会社全体の方針を説明しやすくなるのです。

社訓は『行動規範』

次に、社訓について解説します。

社訓は、簡単に言うと、

『会社全体の行動規範』

を表しているものです。

 

人が集まって活動するとき、必要になってくるのが、

『一定の決まり』

です。

これがなければ、いくら人が集まったところで、

『烏合の衆と何ら変わりない』

ということを、覚えておきましょう。

 

こう言える理由は、人それぞれ、

『自分の信じる理念を持っている』

からだと言えます。

人は、その理念に従って生きており、本来、

『理念に反する行動を取りたくない』

と考えています。

 

ですが、会社などの組織になると、

『勝手に行動されることは、極力避けなければならない』

のです。

組織に入った時点で、その人は、

『個人ではなく、団体の一員』

として、他の人から見られることになります。

 

そうなれば、勝手な行動による被害は、

『組織全体に及ぶ』

ことになります。

 

分かりやすい例を挙げると、

『警察官が、不祥事を起こして信用を失う』

ということがあります。

一般的に、警察官を、

『一個人で動いていると考える人はいない』

ため、その責任は、警察全体のものとなります。

 

そして、1度揺らいだ信頼は、

『回復するまでに、かなりの年月を必要とする』

のです。

 

こうならないため、各会社の社訓では、

『どんな行動をしなければならないかを示している』

と言えます。

 

今後、新人研修などを任された場合は、

『社訓を使って、行動規範を教え込む』

ようにすると良いでしょう。

その際、社訓を定める意味についても解説してあげれば、

『新人も納得しやすい』

ため、上手く活用してみてください。

経営理念は『会社経営における方針』

次に、経営理念について解説します。

経営理念は、

『会社経営における方針』

を表しています。

 

元々、理念とは、

『個人や団体がこうあるべきという考え』

を示したものです。

これに、経営という概念が加われば、

『一定の方針に基づいた経営をしなければならない』

という意味になるのです。

 

経営理念がなければ、そもそも、

『会社という形を保つことが出来なくなる』

だけでなく、具体的な行動が取れなくなります。

社是や社訓が、大まかな概念や行動を表すものであれば、経営理念は、

『具体的にどう行動するかの指針』

を決めるものとなるのです。

 

例えば、会社で、

『何か人の役に立つサービスを作りたい』

と考えれば、それが経営理念となり得ます。

そして、その経営理念を元に、

『どんなサービスを作っていくのか』

を、具体的に決めていくのです。

 

これは、裏を返せば、

『経営理念がなければ、具体的な行動には移れない』

ことも意味しているのです。

先程の例で、もし、

『何か人の役に立つサービスを作りたい』

という経営理念がなければ、サービス自体、存在しなくなります。

 

そして、これは、

『会社の存在自体を無くすことに繋がる』

ため、経営理念は、必ず定めておかなければなりません。

ある意味で、

『社是や社訓より重要な意味を持つもの』

と言えるかもしれません。

 

また、経営理念は、

『会社が目指す仕事の方針』

を、相手に理解してもらうために、有効な手段となります。

その為、営業などを行う際は、

『経営理念を織り交ぜて使う』

ことで、相手に信頼感を植え付けることが出来るでしょう。

 

社是・社訓・経営理念は、相互関係がある

握手

社是・社訓・経営理念について解説してきました。

ここまでの内容から、これら3つは、

『相互関係がある』

と言えるでしょう。

 

社是は、会社の大方針と言えるものですが、これは、

『社訓や経営理念に支えられている』

部分があります。

 

また、社訓は、

『経営理念と社是があるからこそ、決められる行動規範』

となります。

 

さらに、経営理念は、

『社是と社訓あってこそ、遂行できるもの』

だと言えます。

つまり、これら3つは、

『どれか1つでも欠けると、上手く回らなくなる』

ということです。

 

中には、これら3つが定められていない会社もありますが、こういった会社は、

『意思統一が出来ていない』

ことが多いです。

もし、意思統一が出来ているのだとすれば、それは、

『社員の一部に、統率できる人物がいる』

可能性が高くなります。

 

これは、どんな組織にも言えることですが、

『全体を統率して、指示を出せる組織は強くなる』

のです。

これは、たとえ会社自体がダメだとしても、

『たった1人のリーダーがいるだけで、起こる現象』

です。

 

ですが、こういった組織は、

『リーダーとなる存在を失えば、後が脆い』

という特徴も、兼ね備えています。

その為、結局のところ、

『会社が主体となって、社是・社訓・経営理念を決めている』

必要があると言えます。

 

社員全体が、高いレベルで意思統一される組織は、

『誰かが抜けても、代わりになる人材が豊富』

であり、隙がなくなるため、順風満帆な経営を維持しやすいです。

今後、就職活動や起業を考えている人は、

『社是・社訓・経営理念』

を、特に重視していくことをおすすめします。

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まとめ

今回のまとめとしては、

『社是・社訓・経営理念は、お互いを支え合う関係性にある』

ということが言えます。

 

やはり、経営の安定している会社というのは、

『社員全体の意思統一が出来ている』

傾向が強いです。

そして、その根底には、

『社是・社訓・経営理念』

が関係しているのです。

 

自由に行動できることは、もちろん必要ですが、組織である以上、

『一定の方針や規律を設けることは、意思統一を図る上で重要な要素』

となります。

もし、自分の会社の社是・社訓・経営理念をあまり知らないのであれば、

『改めて確認する』

ようにしましょう。

それが、組織と自分自身のためになる行動となっていきますよ。

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