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認証と認可と許可の違いをわかりやすく解説!使い分け方をチェック

①指紋認証

認可保育園

許可営業

さて、この三つの熟語を聞いたことはありますか?

 

はい、よくニュースなどで聞きます。
はなこ

 

それでは、これらはどんな意味なのか知ってますか?

 

たろう
①は、指紋で認証すること……?
②は、認可された保育園のこと……?
れいか
ひろし
③は、許可をもらって営業すること……?

 

『認証』と『認可』と『許可』。

似ているけど、意味がちょっとずつ違うみたいですね。

というわけで今回は、

『認証』と『認可』と『許可』の違い

をわかりやすく解説して、使い分け方をチェックしていきます。

まずはじめに、『認証』と『認可』と『許可』をデジタル大辞泉で調べてみました。

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『認証』『認可』『許可』とは

『認証』の意味

1 一定の行為または文書の成立・記載が正当な手続きでなされたことを公の機関が証明すること。

2 コンピューターやネットワークシステムを利用する際に必要な本人確認のこと。

通常、ユーザー名やパスワードによってなされる。

オーセンティケーション。※

補足

※『認証』のこと。

インターネットの運用において、メッセージの受け手が送り手を本人であることを確認する手続き。

『認可』の意味

1 適当と認めて、許可すること。

2 公の機関(行政庁)が第三者の行為を補充して、その法律上の効力を完成させる行政行為。

『保育所の設立を認可する』

『許可』の意味

1 願いを聞き届け、ある行為・行動を許すこと。

『外出の許可が下りる』

『使用を許可する』

2 ある行為が一般に禁止されているとき、特定の場合にそれを解除し、適法にその行為ができるようにする行政行為。

警察許可・財政許可・統制許可などがある。

 

はなこ
『認証』は行為や文書が、ちゃんとした手続きを踏んで行われたり作られていたりされたことを、公の機関が証明すること。
『認証』って、コンピューターでよく使われるよね。
たろう
れいか
『認可』は『適当と認めて、許可すること』で、『許可』は『願いを聞き届け、ある行為・行動を許すこと』
何か、『認可」と『許可』は似ているね。
ひろし
はなこ
でも、ちょっと違うなあ。

 

はい、半分くらいまで分かっているようですね。

それでは、『認証』と『認可』と『許可』の違いを解説しましょう。

 

『認証』と『認可』と『許可』の違い

『認証』

取引のときに認証機関(第三者)が間に入って取引の様子や交わされた書類を見て、

「この取引は、間違いなく正しい方法で行われました。」

証明するのが『認証』です。

また、間違いがないことや、本物であることを認めるのも『認証』です。

「この人は○○さんです。」

と証明するのです。

このように、

『認証』は正しいかどうかを検証する場合にも使います。

メモ

パソコンにログインするときに、使用者が本人であることを証明するためにに、ユーザー名や生年月日、パスワードなどを入力するのも『認証』です。

『認可』

認可とは、通常では自由に行うことができる行為について、基準を設けて制限し、

その基準どおりに当てはまっている行為を認めることです。

例えば、ガス料金があげられるとします。

ガス料金は、ガス会社が自由に決めることができますが、極端に高い値段をつけられれば、消費者は大迷惑です。

そのために、ガス料金の基準を設定して、その基準どおりであれば、料金を認めるという形です。

『許可』

『許可』とは、

『願いを許し、認めること』

です。

法律的には、『許可』とは

普段、禁止されている行為について、特別な場合にその禁止を解いてその行為を許すこと

です。

例えば、誰でも自由に自動車を運転できるとなると、事故が多発してしまいます。

ですから、自動車の運転は一律禁止にし、免許を取得した人だけに自動車の運転を『許可』するのです。

 

『認証』と『認可』と『許可』の使い分け

それでは、『認証』と『認可』と『許可』の使い分けを例文でチェックしていきましょう。

『認証』の例文

この商品は、適合性の認証を受けているのでJISマークがついている。

必要な情報を登録しておくと、指紋認証だけで本人確認を済ませることができる。

個人情報認証ツールはどんどん開発が進んでいます。

『認可』の例文

タクシーの運賃値上げを申請し、国土交通大臣の認可をもらった。

ガス料金の値上げをするために、認可の申請をした。

保育所の設立要件を満たすことができたので、認可が下りた。

保育園には、認可保育園と認可外保育園がある。

『許可』の例文

農地の売買は、農作物を保護するために、許可制度となっている。

土地開発を行うためには、都道府県知事の許可が必要だ。

公安委員会が古物取引の営業を許可した。

建築物に国の許可が下りていなかったために、罰則を受けた。

『認証』『認可』『許可』の違いと使い分け、わかってもらえましたか?

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まとめ

今回のポイントを短くまとめると、

『認証』とは

正しいかどうか検証したり、本物であることを証明したりすることです。

『認可』とは

基準に当てはまっているものを認めることです。

『許可』とは

願いを許して認めることです。

『認証』『認可』『許可』などの法律的な言葉は、使い分けは難しいですね。

普段から目にする文章をさりげなくチェックして、言葉の引き出しを増やしていきましょう。

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