違いを解説君

あるゆる物事の"違い"をわかりやすく解説する情報マガジン

雲

その他の違い

台風と低気圧の天気の違いをわかりやすく解説!意味や定義をチェック

日本に住んでいると、5月~9月あたりで耳にするものとして、

『台風』

があります。

 

毎年、必ず現れる災害であり、

『様々な被害をもたらしていく』

ものです。

そんな台風ですが、時折、

「温帯低気圧になりました」

という報道があります。

 

ほとんどの人が、

「台風が消えた」

と考えるのですが、このとき、

『台風と低気圧の違い』

について理解している人は、あまりいません。

そこで、今回は、

『台風と低気圧の違い』

について解説します。

前から気になっていた人は、参考にしてみてください。

スポンサーリンク

台風と低気圧の違いとは?

台風と低気圧の違いと聞けば、

『風や雨が強いかどうか』

と考える人も多いでしょう。

 

確かに、これも1つの基準ではあります。

しかし、

『台風と低気圧を区別している要因は、別にある』

のです。

台風は『熱帯低気圧が発達したもの』

夏になると、よく聞くようになる言葉として、

『熱帯低気圧』

があります。

 

これは、気温が高い地域において、

『海水が水蒸気になって舞い上がり、風と雲を作っているもの』

となります。

 

イメージとしては、

『海から真上に風を送り、発生した水蒸気が登っている状態』

が分かりやすいでしょう。

これにより、真上に舞い上がった水蒸気が、

『渦を巻く』

ようになります。

 

渦を巻いた低気圧は、同時に、

『大量の雲』

を生み出し、どんどん大きくなっていきます。

また、並行して風速が上がり、

『風速17.2m/s』

を超えれば、台風と認識されます。

 

このとき、風速以外にも、

  • 温かい空気だけで形成されている
  • 北西太平洋・南シナ海で発生する

などの条件を満たしている必要があります。

 

特に、地域の条件を満たしていない場合、同じ台風だとしても、

『サイクロン・ハリケーン』

などの名称になることがあるのです。

低気圧は『台風になる前の状態』

次に、低気圧について解説します。

低気圧は、簡単に言うと、

『周囲の気圧が低い気候』

を指しています。

 

また、低気圧の場合、台風同様、

『海面から上に水蒸気が流れている』

ため、雲が発生しやすく、天候も悪くなります。

ですが、台風と違い、

『範囲が広く、風速が遅い』

という傾向があるのです。

 

また、低気圧には、

『温帯低気圧・熱帯低気圧』

があり、それぞれ特徴が違います。

 

温帯低気圧は、簡単に言えば、

『温かい空気と冷たい空気が混ざり合ったもの』

となります。

この低気圧の場合、台風と定義されることはありません。

台風に発達するおそれがあるのは、

『熱帯低気圧』

となるのです。

 

熱帯低気圧は、台風の解説でも出ていますが、

『温かい空気のみで形成されたもの』

となります。

また、熱帯低気圧が発生する地域は、

『熱帯・亜熱帯地域』

に限定されています。

 

このことから、台風になる可能性があるのは、

『温帯低気圧ではなく、熱帯低気圧』

ということになるのです。

 

台風が、暑い時期に出来るのは『日本の気候』のせい

台風

台風と低気圧について解説しました。

ここまでの内容を見ると、

『台風の前段階が熱帯低気圧で、温帯低気圧は別の存在』

ということが分かります。

 

そして、この定義があることから、

『日本に台風が来るのは、暑い時期だけ』

となるのです。

台風は、冷たい空気が混ざると『低気圧と定義される』

台風は、先程解説したように、

『風速17.2m/s以上』

であることが条件です。

また、これに加えて、

  • 地域指定
  • 温かい風のみで形成される

という条件も、満たしていなければなりません。

 

この条件があるため、台風は、

『寒い季節になると、発生できなくなる』

のです。

日本は、毎年気温が上昇しているとはいえ、

『冬はしっかりと寒い気候になる地域』

です。

 

その為、北からの冷たい風が吹くことによって、

『南からの温かい空気と冷たい空気が混ざり合いやすくなる』

のです。

 

その為、台風が発生する条件を満たせなくなり、

『気温が下がれば下がるほど、台風の発生率が下がっていく』

と言えます。

とはいっても、風速17.2m/sを超える風が吹くことはあり、中には、

『爆弾低気圧』

と呼ばれる、台風クラスの温帯低気圧も発生しています。

 

こういった気候は、年中いつでも起こる可能性があるため、

『台風でなくても、油断はできない』

でしょう。

 

台風と低気圧は『名称が違うだけ』だと心得る

空

台風と低気圧は、結局のところ、

『特定の条件下で、名称を使い分けているだけ』

であり、台風でないからといって、被害が出ないわけではないのです。

 

むしろ、台風ではないと油断しているときこそ、

『低気圧の急激な発達による被害が出やすくなる』

可能性もあります。

 

特に、ここ数年の気候は、

『かなり変化しやすい』

ため、1年を通して、何が起こるかを予測しにくくなっています。

 

天気予報で伝えられるのは、あくまで、

『気候別に分けられた名称』

であり、現地では、異常気象になっていることもあるのです。

そして、今後、

『さらなる異常気象に見舞われる』

可能性も考えられています。

 

一昔前では、

『台風が来ると、ちょっと危ない』

くらいの認識でしたが、現在は、通用しなくなっています。

異常気象による被害も多くなっているため、

『台風以外の気候にも気を配る』

ことをおすすめします。

それが、自分と周囲の人を助ける手立てとなるでしょう。

スポンサーリンク

まとめ

今回のまとめとしては、

『台風と低気圧には、明確な違いがある』

ということが言えます。

 

台風とは、あくまで、

『特定の地域で使われる名称』

に過ぎません。

また、定義も多く、

『台風でなくても、それに近い気候』

は、数多くあるのです。

 

また、台風でないとしても、低気圧の場合は、

『台風並みの危険性がある』

ことも考えられるため、定義と状況を把握しておくようにしましょう。

関連記事
富士山
高気圧と低気圧の天気の違いをわかりやすく解説!定義や覚え方をチェック

1日の天気を確認するために、 『天気予報』 を見る人は、かなり多いでしょう。   その日の天気によって、 『1日の行動が決まる』 こともあるため、しっかりと確認しておくべきものとなっています ...

続きを見る

関連記事

-その他の違い

Copyright© 違いを解説君 , 2019 All Rights Reserved.