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開発途上国と発展途上国の違いや意味をわかりやすく解説!

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日本は、世界の中では、どんな国と言えるでしょうか?

ひろし
どんな国って、どういう意味?

 

例えば、

経済の規模、産業の生産力、文化、国民の生活基準などが高い国は、先進国

と呼ばれます。

そう、日本は『先進国』と呼ばれる国です。

 

先進国と呼ばれる国は、アメリカやイギリス、イタリア、カナダ、スイス、フランスにベルギーなど、世界で50ヶ国ほどあります。

そして、先進国という言葉に対して、『開発途上国』や『発展途上国』という言葉が、用いられます

れいか
『開発途上国』と『発展途上国』は、どんな違いがある言葉なの?

 

そこで本記事では、『開発途上国』と『発展途上国』の意味や違いを、解説していきましょう。

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意味を比較!開発途上国と発展途上国とは?

途上国

ひろし
はっきりとした違いがあるのかな?

実は、

『開発途上国』と『発展途上国』は、同じ意味

で使われています

つまり、

開発途上国=発展途上国

というわけです。

なぜかというと、

英語では、どちらも『Development Country』

と表記するからです。

なので、日本語に訳す時に、

開発途上国』と訳すか、『発展途上国』と訳すか

の違い、ということなのです。

『開発途上国=発展途上国』の意味とは?

  • 途上国とも呼ばれる。
  • 先進国と比べて、経済や産業、開発などが発展途上である国のこと。
  • その国で暮らす人口の、1人あたりの所得などが低く、国全体の成長自体が途上である国を指す言葉。
  • 農業、林業、水産業など、自然から資源を得る産業といわれる、第1次産業の比重が高い国であって、生活水準が低い国のこと。

さらに、『開発途上国』と『発展途上国』の言葉を構成する、単語の意味もみていきましょう。

開発の意味

  • 地域の天然資源を活かして、産業や交通などを興すこと。
  • 新しい製品や技術を、世の中に役立てるように実現することなどです。

発展の意味

  • 物事の勢いなどが、伸び広がって盛んになり、栄えること。
  • 物事が、より進んだ、高い段階に移っていくこと。

途上の意味

  • 目的地に行く途中のこと。
  • 事業・計画などが目的に従って進行している途中のこと。

『開発』について、詳しくは以下の記事でも解説しています。

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開発途上国や発展途上国と称される国の一覧

出典:開発援助委員会(DAC)援助受取国・地域リスト(2014~2016年)

  • アフガニスタン、アンゴラ
  • イラク、イラン、インド、インドネシア
  • ウズベキスタン
  • エクアドル、エチオピア、エルサルバドル
  • ガーナ、カメルーン、カンボジア
  • 北朝鮮、キリバス、キューバ
  • ケニア
  • コートジボワール、コロンビア
  • スーダン、スリランカ
  • タイ
  • チリ、中国
  • ツバル
  • トルコ、トンガ
  • ナイジェリア
  • ニジェール
  • パナマ、バヌアツ、パプアニューギニア、パラオ、バングラデシュ
  • フィジー、ブータン、ブラジル
  • ベネズエラ、ペルー
  • ボリビア
  • マダガスカル、マリ
  • ミクロネシア、ミャンマー
  • メキシコ
  • モロッコ
  • ヨルダンなど、146ヶ国

このように、約150もの国々が『開発途上国』、または『発展途上国』と呼ばれています。

そこに暮らす多くの人々は、飢えや貧しさに苦しみ、食べ物や飲み水を十分に得ることが出来ず、学校や病院へ行くことも、出来ていません。

 

なお、開発途上国とされた国の中で、近年急速な経済成長をしつつある国は、新興国や中進国とよばれています。

そして、後発開発途上国に指定される国もあります。

後発開発途上国とは?

開発途上国の中でも、特に開発が遅れている国

のことを指します。

『開発途上国』や『発展途上国』とされる、水準とは?

ひろし
具体的に、国がどんな状態であると、『開発途上国』や『発展途上国』と呼ばれるのだろう?

 

例えば、

  • 死亡率が高い
  • 平均寿命が短い
  • 識字率が低い

といったことなどが『開発途上国』や『発展途上国』と呼ばれる要素に含まれます。

 

また、

産業の開発や発展が、自国の力だけでは不可能なこと

も、要素に含まれます。

他にも、先進国と比べた場合、次のようなことが挙げられます。

  • 身体の健康に影響をあたえるような、安全ではない生活環境(住居や食事など)
  • 栄養失調による、乳児の死亡率の高さ
  • 出生率が高い
  • 出生登録が出されず、国籍がない人が多い
  • 高い失業率
  • 一人当たりの所得の低さ
  • 返しきれないほどの、国の多額の負債
  • 整備されていない交通機関
  • 不十分な教育制度
  • 予防接種が受けることができないなどの、不十分な医療制度
  • 通信設備の遅れなど
れいか
学校に行きたくても、貧しさが原因で、小さな子供も働かなければいけないのね。

 

つまり、豊とされる先進国と、反対の要素をもつ国が、『開発途上国』や『発展途上国』と呼ばれているのです。

ひろし
ご飯を食べたり、学ぶことが当たり前にできるのが、先進国なんだ。
はなこ
私たちは、歯が痛かったら、歯医者へ、風邪をひいたら、病院で薬をもらえわね。

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まとめ

『開発途上国』と『発展途上国』について、まとめていきましょう。

この2つの言葉は、

言い方が違うだけで、先進国に対する言葉であり、一般的に意味は同じです。

あえて違いをつけるならば、次のように訳される傾向があります。

開発途上国

先進国に近づこうと、産業や技術などの開発について、現在進行形で途上している国のこと

発展途上国

開発途上国とも言えるが、その中でも、低開発の状態である国のこと

ただし、一言で『開発途上国』や『発展途上国』と称していても、人それぞれが違うように、国のあり方も、それぞれ異なると覚えておきましょう。

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