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【パソコン】MBRとGPTの違いをわかりやすく解説!おすすめの選択は?

投稿日:

パソコンにHDDやSSDを増設した時、使用前に初期化が必要になります。

 

はなこ
この間、パソコンにHDDを増設したんだけど、初期化しようとした時に『MBR』と『GPT』を選択する必要があったの。
ディスクのパーティション・スタイルを選択するところだね。
たろう
はなこ
そのパーティションというのがよくわからないんだけど。

どちらを選択すればいいのか分からなかったから、デフォルトの『MBR』にしておいたわ。

HDDの容量はどれだけあるの?
たろう
はなこ
4TBよ。
そしたら、『GPT』を選ばないとダメだよ。
たろう
はなこ
えっ、そうなの?

 

ということで、今回はパソコンのパーティション形式『MBR』と『GPT』の違いについて解説します。

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【パソコン】『MBR』と『GPT』の違い

パーティションとは、

ハードディスクの記憶領域を論理的に分割すること

を意味します。

例えば、ハードディスクの記憶領域をWindowsが使う領域と、データの領域に分けたい場合、パーティションによって二つに領域を分割することができます。

なお、分割せずに一つの領域として使う場合も、パーティションを行う必要があります。

 

ディスクの初期化

ディスクの初期化

『MBR』と『GPT』はそれぞれ、パーティションの形式が異なります。

『MBR』形式

Master Boot Recordの略で、マスターブートレコードと読みます。

このMBRは、1983年3月にIBM PC DOS 2.0で導入され、現在まで使用されています。

使用できるディスク容量は2TBまで

となります。

それ以上の容量を持つディスクでも、『MBR』形式で初期化した場合は2TBまでしか使うことができません。

また、

パーティションの数も4つまで

という制限があります。

『GPT』形式

Globally Unique IDentifier Partition Tableの略で、ガイドパーティションテーブルと呼ばれています。

『GPT』は1990年代後半にUEFIの一部として開発され、近年普及しています。

UEFIという難しい言葉が登場しましたが、簡単に言えば、

『WindowsなどのOSとディスクなどのハードウェアの間のインターフェースを定義した規格』

のことです。

この『GPT』は、

2TBを超えるディスク容量にも対応しています。

また、

パーティションの数も128個

と大幅に増えています。

 

はなこ
4TBのディスクを『MBR』で初期化しても、2TBの容量しか使えないということね。
パーティションを4つより多く分けたい場合も、『GPT』の方が楽だね。

『MBR』も、拡張パーティションを使えば4つより多く分けられるけどね。

たろう
はなこ
なに、その拡張パーティションって?

 

『MBR』に作成できる4つのパーティションは『基本パーティション』と呼ばれています。

基本パーティションのうちの一つだけ『拡張パーティション』にすることで、4つより多くのパーティションに分割することができます。

しかし、拡張パーティションはOSの起動領域にすることができないなどの制限があります。

 

【パソコン】『MBR』と『GPT』 おすすめの選択

ドライブ

ディスク

まず、パソコンがUEFIに対応しているかどうか確認しましょう

UEFIに対応しているマザーボードは『Intel 6シリーズ』からで、2011年頃に登場しました。

ですから、

最近購入したパソコンであれば、たいていはUEFIに対応している

でしょう。

しかし、中古で購入したパソコンなどの場合、対応しているかどうか確認する必要があります。

もし、UEFIに対応していなかった場合は、『MBR』しか選択肢はありません。

使用しているWindowsがXPより新しいことを確認しましょう

Windows XP以前のOSでは『MBR』

しか利用することができません。

現在、Windows XP以前のOSを利用している人は、ほとんどいないため、これは問題にはならないでしょう。

32bit環境であれば、MBRしか選択肢はありません

『GPT』を利用する場合、

64bit環境

である必要があります。

現在、32bit環境を利用されている人は少ないので、これも大きな問題にはならないでしょう。

ディスク容量が2TBを超えている場合、GPTを選びましょう

ディスク容量が2TBを超えている場合、『GPT』しか選択肢はありません。

 

『MBR』の場合、基本パーティションは4つまでという制限がありますが、拡張パーティションを使えば4つを超える数のパーティションも可能です。

したがって、パーティションの数に関してはどちらを使っても大きな差はありません。

 

一度、『MBR』で初期化されたディスクは、再度初期化をしない限り『GPT』へ変換することはできません。

 

データを消去することなく『MBR』から『GPT』へ変換するソフトウェアもありますが、データが消えてしまうリスクがあるため、バックアップは必須です。

それに、『GPT』は『MBR』に比べて信頼性が向上したパーティション形式です。

古いパソコンを利用しているなどの特別な理由がない限りは、『GPT』を選択するようにしましょう。

 

はなこ
今ならデータも少ないから、今のうちにもう一度初期化すれば大丈夫ね。
そうだね。

4TBの領域があるのに、半分の2TBしか使えないなんてもったいないからね。

たろう

 

『MBR』か『GPT』かを確認する方法

使用しているディスクが『MBR』か『GPT』かを確認するには、次のように操作します。

1. WindowsキーとRキーを同時に押し、実行ボックスに『diskmgmt.msc』と入力して『OK』をクリックすることで、『ディスクの管理』を開きます。

ファイル名を指定して実行

ファイル名を指定して実行

2. 確認したいディスク(下図の場合ディスク0)を右クリックして『プロパティ』を選択します。

ディスクの管理

ディスクの管理

3. 『ボリューム』タブを選択し、『パーティションのスタイル』欄で『MBR』か『GPT』かを確認することができます。

プロパティ

プロパティ

はなこ
『ディスクの管理』のメニューに『GPTディスクに変換』があるわね。

これを使えば『MBR』から『GPT』へ変換できるのね。

そうだね。

でも、作成したパーティションを一度消去しなくちゃならないから、大変な作業になるよ。

たろう
はなこ
やっぱり、最初のディスク初期化のときにきちんと選ぶようにするべきね。

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まとめ

今回のポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • パソコンのパーティション形式には『MBR』と『GPT』がある。
  • 『GPT』を利用するためには、UEFIに対応したマザーボードを持ったパソコンでなければならない。
  • 32bit環境の場合は『MBR』しか選択肢はない。
  • ディスク容量が2TBを超えている場合は『GPT』を選ぶ。

現在、利用しているパソコンのディスクが『MBR』と『GPT』のどちらなのか、一度チェックしてみましょう。

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