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穿くと履くの違いをわかりやすく解説!意味と使い分け方をチェック

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読み方は同じ、でも漢字が違って使い分け方が難しい言葉って、たくさんあります。

例えば、日常生活で『はく』という言葉は、よく使われる言葉です。

  • かかとを踏まないで、ちゃんと靴をはいて~!
  • 今日はデートだから、お気に入りのズボンをはこうかな。
  • はいたばかりのストッキングがやぶれちゃった!
  • このジーンズは、ストレッチがきいていて、はき心地が良いな。

以上の場合、『穿く』と『履く』のどちらの漢字を使うかわかりますか?

話す時は、漢字を意識しないので、いざ文章で書こうとすると、悩むことがあります。

でも、2つの漢字の違いがわかれば、使い分け方は簡単です。

本記事では、『穿く』と『履く』の違いについて解説していきましょう。

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どちらを使う?穿くと履くの意味や違いを比較!

靴をはく

『穿く』と『履く』。

どちらの言葉も、

身体に何かを身に付ける時に使用する言葉

となっています。

しかし、同じなのは読み方だけで、漢字や意味、そして使い方は違うのです。

 意味の違いをチェック

穿く

スカートやズボンなどの衣服を、

足をとおして腰から下の下半身に身に付けること。

『穿』という漢字は、穿孔(せんこう)や穿つ(うがつ)など、穴をあける意味の言葉に使われています。

履く

足先を守ってくれる靴など、

履物(はきもの)を足につけること

『履』という漢字は、履物の他に、足元に身に付ける草履にも使われている。

 

れいか
タイヤは?スタッドレスタイヤを履かせる、とかいうよね?

 

それは、『履く』という言葉は、

乗り物が足回りに何かを装着する

という意味でも使えるからです。

なので、

『車にタイヤやチェーンを装着する=履かせる』

となります。

どちらも反対語は『脱ぐ』なのですが、同じ『はく』でも、漢字や意味が違うのが面白いですね。

使い分け方をチェック

  • はく
  • はこう
  • はかない
  • はきます
  • はいた
  • はくとき
  • はけば
  • はいている

これらは、『穿く』と『履く』のどちらにも共通する言葉の活用例です。

漢字で書く時の使い分け方を、みていきましょう。

穿くの活用例

  • 今日は、新しいズボンを穿いて出かける。
  • サイズが小さいから、そのスカートは穿けない。
  • このズボンは、生地がやわらかくて、穿き心地がいいな。
  • この前買ったパンツを穿いてみたら?
  • おそろいのスカートを穿こうよ。
  • 袴(はかま)を穿いて道場に立つと、背筋がのびる。

 足を通す衣服について使われる漢字

なので、次のような使い方はされません。

×寒いので上着を穿く

〇寒いので上着を着る

×お風呂上りに、タオルを腰にはく

〇お風呂上りに、タオルを腰に巻く

 また、ワンピースやつなぎなど、

上下一体となる衣服は『着る』

を使います。

 ×花柄のワンピースをはく

〇花柄のワンピースを着る

×新品のつなぎをはく

〇新品のつなぎを着る

×発表会でドレスをはく

〇発表会でドレスを着る

 履くの活用例

  • もう靴を履いている?
  • 浴衣には、下駄とサンダルのどちらを履く?
  • 着物の時は、草履を履きます。
  • 冬になると、ブーツを履いている人が多いね。
  • この靴は、歩きやすいし、履き心地が良い。
  • 履きすぎて、上履きがボロボロだ。

 次のように、

などの履物に何かを装着する時も、『履く』を使います。

  • 雪山に登るので、滑らないようにアイゼンを履いた。
  • 早く冬になって、スキーを履いて滑りたいな。
  • 雨で靴が濡れると嫌だから、靴カバーを履こうかなぁ。
  • 君が履いているスノーボードは、かっこいいね。

 ちなみに、靴に関係していますが、次のような場合は『履く』を使いません。

 ×中敷きを履いて、サイズを調整する

〇中敷きを入れて、サイズを調整する

 靴下やタイツは『穿く』と『履く』どっち?

靴下、タイツ、ストッキングについては、『穿く』か『履く』のどちらを使用するか、迷う場合が多いです。

しかし、靴下やタイツなどは、履物とされる靴やサンダルなどよりも上の部分、

下半身に身に付けるものと解釈されるので、『穿く』

になります。

スカートやショートパンツなどの下に身に付けるもの、レギンスやスパッツ、トレンカも『穿く』です。

れいか
ロングブーツは?膝あたりまで長さがあるけれど?
ひろし
確かに、なぜロングブーツは『履く』で、靴下は『穿く』なの?

 

 履物とは、基本的に地面や床に接し、かつ足を保護するものなので、ロングブーツは『履く』ですが、靴下は長さに関係なく『穿く』になります。

しかし、『穿く』は常用漢字表にありません。

なので、新聞の記事や公の文書などでは、『穿く』の代わりに『履く』が使用されていたり、ひらがなで『はく』と書かれていたりします。

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 まとめ

 『穿く』と『履く』の違いについて、まとめましょう。

 穿く

  • 足を通して、下半身に衣服を身に付けること
  • 常用漢字ではないため、見慣れない漢字である

履く

  • 地面に接する足先を守るものとして、履物をつけること
  • 車の足回りに、物を装着させること
  • 常用漢字であるため、見慣れた漢字である

 『穿く』と『履く』。

2つの言葉について、正しい使い分け方がわかったので、もう迷わないですね!

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