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ガセ/デマ/嘘/ホラの違いをわかりやすく解説!語源や由来をチェック

はなこ
指切りげんまん『嘘』ついたら針千本の~ます。
それは、『嘘をついてはいけません』と唱えあう言葉ですね。
たろう
はなこ
そう、『嘘』も『ガセ』も『デマ』も『ホラ』もよくありませんよね?

ということで、今回は

『ガセ』『デマ』『嘘』『ホラ』の違いをわかりやすく解説し、語源や由来をチェック

していきます。

はじめに、大辞林第三版で意味を調べてみました。

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『ガセ』『デマ』『嘘』『ホラ』の意味

『ガセ』の意味

① にせもの。

まやかしもの。

うそ。

『がせねた』

②『がせねた』の略。

『がせねたをつかまされる』

『デマ』の意味

〔デマゴギーの略〕

① 政治的効果をねらって、意図的に流される虚偽の情報。

悪宣伝。

② 根拠・確証のないうわさ話。

流言蜚語(りゆうげんひご)。

『嘘』の意味

① 事実を曲げてこしらえたこと。

本当でないこと。

偽り。

『嘘をつく』

② 誤り。

間違い。

『嘘字』

③ 望ましくないこと。

すべきでないこと。

『ここであきらめるのは嘘だ』

〔相手の言葉に驚いた時などに、『うそ!』『うっそー』などと『本当?』の意で感動詞的にも用いる〕

『ホラ』の意味

① 『法螺貝①』に同じ。

② 『法螺貝②』に同じ。

③ 大げさに言うこと。

大げさなうそ。

誇張した自慢。

補足

※『法螺貝①』とは

① 海産の巻貝。

貝殻が大きく、殻高約40センチメートル、紡錘形で殻口が大きい。

殻表はほぼ平滑で、淡黄褐色の地に暗褐色の斑が多数散在する。

肉は食用。

紀伊半島以南に分布。

ほら。

ほらのかい。

琉球法螺。

陣貝。

※『法螺貝②』とは

② ① の殻頂を切って歌口をつけ、吹き鳴らすようにしたもの。

軍陣で進退の合図に用い、また山伏が法具として吹いた。

法螺。

ほらのかい。

今回の『ガセ』『デマ』『嘘』『ホラ』の中で、共通する部分がありました。

それは、

『ガセ』の意味の中に『うそ』

と記されていることです。

また、『ホラ』の意味として『大げさなうそ』と記されています。

つまり、『ガセ』『嘘』『ホラ』には、同じ意味合いがあることになります。

 

『ガセ』『デマ』『嘘』『ホラ』の違い

『ガセ』:偽物、まやかし、嘘。

(思い違いや勘違いから発信された情報のことをいいます。)

『デマ』:根拠・確証のないうわさ話。

(『デマ』を流す人は、『デマ』を流して人々の気持ちをあおって、求める行動に向かわせようとする意図を持っています。)

『嘘』:本当でないこと。

(意図的に表明されます。)

『ホラ』:事実を大げさに言うこと。

(発信される情報は事実です。)

それでは、『ガセ』『デマ』『嘘』『ホラ』の語源や由来を見てみましょう。

 

『ガセ』『デマ』『嘘』『ホラ』の語源や由来

『ガセ』の語源や由来

元々は的屋(てきや)の隠語として使われていた言葉です。

『ガセ』の語源は

『お騒がせ』の『がせ』

です。

偽物が本物のふりをして人騒がせをしたのを『お騒がせ』と言ったのでしょう。

まやかしの情報を意味する『ガセネタ』も『ガセ』と同様に的屋の隠語でした。

『デマ』の語源や由来

『デマ』は 、ドイツ語の

『デマゴギー(Demagogie・扇動・扇動政治)』

を略した言葉です。

『口から出まかせ』の『デマ』ではありません。

日本では、昭和初期から『デマ』が使われるようになりました。

『嘘』の語源や由来

『嘘』の語源には

諸説あります。

関東地方では、『嘘』を『おそ』と近年まで言っていて、

『そそっかしい』『軽率な』という意味の『をそ』が転じた

という説があります。

また、中国では、『嘘』という漢字に『息を吐くこと』『口を開いて笑うこと』という意味があり、

『嘯く(うそぶく・とぼけて知らないふりをする)』の『うそ』からきている

という説もあります。

『嘘』は、奈良時代には『偽り』、平安時代には『空言(そらごと)』と言われ、平安末期から室町後期になって『うそ』と言うようになりました。

『ホラ』の語源や由来

『ホラ』は

『法螺吹き』の『法螺』

です。

『法螺』は、法螺貝に細工をした吹奏楽器です。

法螺貝は、山伏が連絡、合図、獣除けなどに使ったもので、小さな見た目でも大きな音が出ます。

そのことから、予想外に儲けることを『法螺』と言い、大袈裟なこと言うことを『法螺吹き』言うようになりました。

法螺貝は仏事にも使われる楽器です。

そのため、お坊さんの説法が盛んな様子を『法螺吹き』と喩えることがあります。

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まとめ

今回は『ガセ』『デマ』『嘘』『ホラ』の違いを解説し、語源や由来をチェックしてきました。

最後にポイントをまとめると、

『ガセ』とは

  • 偽物、まやかし、嘘。
  • 元々は的屋(てきや)の隠語として使われていた言葉。

『デマ』とは

  • 根拠・確証のないうわさ話。
  • ドイツ語の『デマゴギー(Demagogie・扇動・扇動政治)』を略した言葉。

『嘘』とは

  • 本当でないこと。
  • 『嘘』の語源には諸説ある。

『ホラ』とは

  • 事実を大げさに言うこと。
  • 『ホラ』は『法螺吹き』の『法螺』。

『ガセ』『デマ』『嘘』は事実でない情報ですが、

『ホラ』は事実がないわけでなく、その事実を誇張して言うことです。

この超情報化社会を生きていくためには、正しい情報を選択できる能力が必要です。

『ガセ』『デマ』『嘘』『ホラ』に惑わされることがないようにしましょう。

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