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クローンとコピーの違いをわかりやすく解説!意味や定義をチェック

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『クローン』と聞いて何を連想しますか?

 

はなこ
双子を人工的に作り出すことだっけ?
昔、羊の『クローン』が生まれて話題になったよね。

でも、コンピュータの世界でも『クローン』という言葉が使われるみたいなんだ。

たろう
はなこ
へえ、どんな意味なの?
僕にもよく分からないんだ。

『コピー』と同じ意味なんじゃないかな?

たろう

 

ということで、今回は『クローン』と『コピー』の意味や定義を調べ、その違いについて解説します。

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『クローン』と『コピー』の意味と定義

『クローン』と『コピー』の意味や定義について、調べてみましょう。

『クローン』の定義

『クローン』は本来、『DNA』を複製して生み出された、複製元と全く同じ生き物のことです。

『DNA』とは、生命が持つ遺伝情報が記録されたらせん状の化合物で、『デオキシリボ核酸』が正式名称です。

クローン人間を題材にした映画がいろいろと製作されているので、知っている人も多いでしょう。

 

コンピュータの世界では、

ディスクにあるデータをそのまま複製すること

を『クローン』と言います。

 

『コピー』の定義

『コピー』は元々、絵画や写真、文章などを他の紙などに複写することを意味していました。

パソコンが普及するようになって、

ファイルやフォルダを複製すること

に『コピー』という言葉が使われるようになったのです。

 

はなこ
どちらもデータを複製しているみたいだけど、なにが違うの?
これだけでは、よくわからないね。
たろう

 

『クローン』と『コピー』の違い

ドライブ

ドライブ

では、『クローン』と『コピー』の違いはどこにあるのでしょうか。

 

『クローン』は、ディスクの内容をそのまま複製することでした。

例えば、あるディスクAにある全てのファイルやフォルダを他のディスクBへ『コピー』したとき、2つのディスクには全く同じデータが複製されます。

しかし、ディスクにどのような順番で入っているかまで同じであるとは限りません。

ディスクAには3つのファイル a、b、c が入っていたとします。

『コピー』することで、ディスクBにも3つのファイル a、b、c が入ります。

しかし、ディスクAには a、b、c の順で並んでいたとしても、ディスクBが同じ順番で入っているとは限りません。

もしかしたら、a、c、b の順で『コピー』されているかもしれません。

ファイルがどのような順番で入っているかという情報は、特別な領域に登録されています。

通常の『コピー』では、その特別な領域まで同じ状態に複製されるわけではないのです。

そのような特別な領域まで、まったく同じ状態で複製することを『クローン』と言います。

 

はなこ
なるほど、ファイルの並び順などもまったく同じように複製するのが『クローン』ね。
でも、並び順なんて別に気にする必要はないんじゃない?

どうして『クローン』が必要になるのかな?

たろう

 

Windowsがインストールされた起動ディスクには、起動するために必要な情報もディスクに書き込まれています。

通常の『コピー』では、そのような情報まで複製することはできません。

万が一、ディスクが故障したときのために、起動ディスクを丸ごとバックアップしたい場合に『クローン』を使う必要があります。

通常の『コピー』でも、データを紛失することを防ぐことはできます。

しかし、『コピー』したディスクでそのままWindowsを起動することはできません。

『クローン』で複製されたディスクなら、ディスクを差し替えるだけでそのままWindowsを起動させることができます。

 

『クローン』にはバックアップの用途の他にも使い道があります。

例えば、会社にいるたくさんの従業員のためにパソコンを用意したいとします。

そのパソコンには、あらかじめ必要なソフトウェアがインストールされていたり、データが入っていた方がいいですよね。

しかし、一台ずつインストールやデータのコピーなどの作業をするのは大変です。

このような場合に『クローン』を利用します。

あらかじめ必要なソフトウェアをインストールし、データをコピーしたパソコンを用意します。

そのパソコンのディスクを『クローン』により複製すれば、一台ずつ作業する必要はなくなり、作業時間を大幅に短縮することができます。

 

はなこ
『クローン』にはいろいろな使い道があるのね。
ディスクを丸ごとバックアップしたい場合は、『クローン』の方が便利だね。
たろう
はなこ
じゃあ、バックアップにはいつも『クローン』を使った方がいいの?

 

『クローン』はディスクを丸ごと複製するため、ディスクの容量が大きい場合は非常に時間がかかります。

必要なデータが決まっていて、それだけバックアップをとれば十分な場合は、『コピー』の方が便利でしょう。

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まとめ

今回のポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『コピー』は、ファイルやフォルダを個々に複製するのに対して、『クローン』はディスクを丸ごと複製する。
  • 『クローン』は、起動ディスクなどにある『コピー』では複製されない情報も複製することができる。
  • 複数のパソコンを一度にまとめて準備する場合に『クローン』が役に立つ。

『クローン』を行うためには、専用のツールが必要になります。

無償で提供されているソフトウェアもあるので、一度探してみてはいかがでしょうか。

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