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リースとレンタルの違いをわかりやすく解説!意味や使い分け方を紹介

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最近、

いろいろなものをレンタルやリースできる

という話が、よくありますよね。

職場のOA機器、DVDやCDはもちろん、家具や家電なども、借りて使う人が増えています。

そうそう、少し前には

『レンタルなんもしない人』という、『自分を貸します』

ということをしている人も、話題になったりしました。

 

リースもレンタルも『借りる』ということでは同じですよね。

でも、このリースとレンタル、同じ『借りる』でも、いろいろなことが違います。

 

今回は、

リースとレンタルの違いや意味、使い分け方

についてリサーチしました。

「レンタルやリースを利用しようかな…」

と思っているあなた、お得に利用するためにも、ぜひその前に違いや使い分け方を知っておいてください!

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リースとレンタルの違いは?

厨房設備をリースして開業!

リースとレンタルの言葉の意味

『リース』も『レンタル』も、言葉の意味は

『賃貸借契約』

です。

これは英語でも同じで、『lease』も『rental』も、『賃貸借』『賃貸借契約』の意味です。

 

でも、言葉そのものの意味は同じなのですが、その『賃貸借契約』の内容は違います。

ではどのように違うのかを、見ていきましょう。

『リース』『レンタル』ってどういう契約?

まず、『リース』と『レンタル』は、それぞれどういう契約なのか、その違いについてお話しします。

 

リースとは

リース(リース契約)とは、

企業や商店など、特定の借り手が選んだ機械や設備などをリースする会社が購入し、その機械や設備などを長期間貸し出す取引

のことです。

 

レンタルとの基本的な違いは、

  • リースする物の機種などは、借り手が選べる
  • 借り手が選んだ物を、リース会社が購入して貸す
  • 貸出期間は、基本的に長期

ということです。

 

レンタルとは

ではレンタルとは何かというと

レンタルをする企業が所持している物の中から、借り手が借りたいものを、必要とする期間、もしくは決められた一定の期間賃貸する取引

のことです。

 

リースとの基本的な違いは

  • レンタルする物は、レンタル会社が持っている物の中から選ぶ
  • 契約(貸出)期間は、短いことが多い

という点です。

リースとレンタルの違いって何?

次に、リースとレンタルの違いを、具体的に見ていきましょう。

補足

なお、ここで書いているのは、あくまでも『基本的にはここが違う』ということです。

実際には契約内容によって、料金はもちろん、貸し出すスタイルもいろいろです。

利用する時には、その都度、契約内容をよく確認してくださいね。

 

リースとレンタルの違い一覧

 

まず、リースとレンタルの違いを、表でざっと見てみましょう。

 

リース レンタル
契約期間 基本的には長い。

半年から年単位で、10年の契約などもある。

基本的には短期で、1日だけのものから年単位で借りられる物まである。
貸し出す物 自動車、OA機器など、有形物(形のある物)。 有形物はもちろんだが、有形物にこだわらない。
料金 長い目で見ると購入するより割高。 購入やリースより安い。
借りる物の選択 機種などを自分で選べる。 レンタル会社が所有しているものの中から選ぶ。
借り手について 主に法人が多く、特定の顧客に貸す。 個人での利用も多く、不特定多数に貸す。
新品を使えるかどうか 使える。 中古を使うことがほとんど。
中途解約 原則としてできない。 できる。
所有権 リース会社。 レンタル会社。
契約終了後、借りた物は? リース会社に返却するのが基本だが、再契約もできる。 レンタル会社に返却するのが基本だが、延長や買取ができることもある。

 

と、このように同じ『賃貸借契約』であっても、様々な違いがあるのです。

では、それぞれの違いについて、詳しくお話しします。

 

契約期間

リースとレンタルの契約期間(貸出期間)は基本的に、

リースは賃貸借契約期間が長く、レンタルは賃貸借契約期間が短い

です。

 

リースは、だいたい半年以上の契約になることが多く、長いものでは10年の契約を結ぶこともあります。

 

一方レンタルは、1日や1週間など、短期の契約が多いです。

ただし、たとえば家具など、契約によっては年単位になることもあります。

ですから、契約期間の違いは契約内容によると考えた方が良いでしょう。

 

どんな物が借りられる?

リースで貸し出すのは、たとえばOA機器やパソコン、車などの有形物です。

 

一方、レンタルでは、車やDVD、着物などの有形物も借りられますが、ソフトウェアやホームページなどの、形のない物も借りられます。

 

料金はどう違う?

料金面ではどう違うのでしょうか。

 

レンタルの場合

  • 購入するより安く済むことが多いが、短期レンタルを繰り返すと購入より割高になりがち
  • 借りる、その時1回の支払いで済むものも多い(毎月料金が発生することもある)

リースの場合

  • レンタルを繰り返すよりは、安くなる
  • リースする物や契約によっては、固定資産税や保険料、利子、手数料などがかかり、長い目で見ると購入するより高くなりがち

と、一般的には、以上の違いがあります。

 

ただし、

料金やトータルでかかるコストについては、借りる物と契約内容次第

と言わざるを得ません。

たとえば車のリースだと、

1か月の走行距離の上限が決められていて、それを超えた距離を走ると追加料金がかかる

というようなケースもあります。

 

ですから、レンタルにしてもリースにしても、

どのくらいの頻度で使って、料金がどれくらいかかり、トータルでお得かお得じゃないか

ということをよく考えて利用しましょう。

 

借りる物を選ぶ範囲

リースだと、

借り手が選んだ物をリースする会社が購入し、それを貸し出す

という形になります。

つまりリースだと、

機器などのメーカーや機種を、使う側から指定して借りることができる

のです。

 

一方レンタルの場合は、

レンタル会社が所有している物の中から、どれを借りるか選びます。

ですから、

レンタル会社が持っていない物は、借りられません。

 

この点は、レンタルとリースがはっきりと違う点です。

 

借り手について

どんな人がリースやレンタルを利用するかも、違います。

 

リースは基本的に法人や団体などが利用することが多いです。

(個人でもリースを利用することはできます。)

そして、リースで貸し出す物は、特定の顧客に対して貸し出す形になります。

 

レンタルは、法人や団体も利用するし、個人も利用します。

また、貸し出す対象も不特定多数です。

 

CDやDVDのレンタルを思い浮かべるとわかりやすいかと思いますが、

『いろいろな人が短い期間借りて返し、次の人が借りる』

というスタイルが中心と考えると、わかりやすいでしょう。

 

新品を使えるのはどっち?

先ほども書いたように、リースの場合は

『借り手が選んで、リース会社が購入して、貸し出す』

という形です。

そのため、

借り手は新品の製品を使うことができます。

 

一方、レンタルは、いろいろな人が使っては返し、を繰り返します。

『不特定多数の人で使いまわす』スタイルなので、新品を使えることはほとんどありません。

あるとすれば、『たまたま自分が最初の使用者だった』時くらいでしょう。

 

中途解約ができるかどうか

中途解約ができるかどうかは、リースとレンタルでは全く違います。

 

リースは、原則として中途解約ができません。

できるとしても、違約金や残りのリース料を払わなければならないことがほとんどです。

 

レンタルは、基本的に中途解約ができます。

ただし、あくまでも『基本的に』なので、

契約状況によっては、違約金が発生することもあります。

 

いずれにせよ、リースやレンタルの契約をする時には、

  • 中途解約ができるかどうか
  • 中途解約で、違約金や残りのリース料を払う必要があるかどうか
  • 中途解約の条件

といったことも、しっかり確認してくださいね。

 

所有権はどこにある?

リースやレンタルする物の所有権は、もちろん

  • リース…リース会社
  • レンタル…レンタル会社

にあります。

 

ただし、リースの場合は、リースしている物の保守管理は、借り手がすることになります。

でも、レンタルでは、品物の保守管理は、レンタル会社がします。

ですから、リースは維持費がかかりますが、レンタルは借り手は維持費がかからないのです。

 

たとえば車だと、リースした車は自分で洗ったり点検してもらったりしなければなりません。

でもレンタルなら、借りた人が洗ったりしなくてもOKです。

 

契約終了後、借りた物はどうなる?

リースもレンタルも、

賃貸借契約の期間が終わったら、借りた物はリース会社やレンタル会社に返却しなければなりません。

 

ただしリースの場合は、再契約して借り続けることもできます。

またレンタルでも、決められた条件を満たせば買取できることもあります。

 

リースとレンタル、どう使い分ける?

高級家具をレンタルして、ちょっとリッチな暮らしを…

ここまで、リースとレンタルの違いを見てきましたが、

「じゃあ、どういう時にどっちを利用すればいいの?」

と思う人もいるでしょう。

 

ここからは、

  • リースとレンタルのメリットやデメリット
  • どういう場合にどちらが向いているか

についてお話しします。

リースとレンタルのメリット・デメリット

リースとレンタル、どちらを使うかを考えるためには、メリットとデメリットを知っておきたいですよね。

そこで、それぞれのメリット・デメリットを比べてみました。

表のピンクの部分はメリット、青の部分はデメリットです。

 

リース レンタル
短期間使う場合の料金 そもそも短期間の契約を前提としていない。 短期間の使用や一度だけの使用なら、購入するより安く済む。
長期間使う場合の料金 一度に払う料金としては、購入より支払いが楽。 短期間のレンタルを何度も何度も繰り返すと、買うより高くなってしまう。
ただし、手数料や固定資産税、保険料や利子などが加わるので、長期的に見て割高になる。
保守管理 借り手が保守管理をする。 保守管理はレンタル会社がする。
維持費 借り手が負担する。 レンタル会社が維持費を負担するので、借り手は負担しなくて良い。
保管の場所 借り手が用意する。 レンタル会社が保管するので、保管場所が要らない。
事務処理の負担 利用するには審査が必要で、そのための事務手続きが要る。

加えて、固定資産税の申告や納付、損害保険の加入なども加わるので、事務処理の手数は多くなる。

借り手は料金の支払いを管理するだけで良く、固定資産税の申告や納付、損害保険の加入などの事務処理の負担が少ない。
経費としての処理 できる できる
中途解約 中途解約する場合、残りのリース料の支払いが必要。 できる。

ただし、契約内容によっては違約金が発生することもある。

使うものを選ぶ時に 使いたいメーカーや機種のものを選べる。 レンタル会社にある物の中からしか選べない。
新品か中古か 新品を使うことができる。 中古のことがほとんどで、物によってはランニングコストが高くなる、ネットでレンタルを申し込んだら品物が思ったほどきれいではなかった、ということもありうる。
その他のメリット 数年ごとに新しい機種を借り換えることもできるので、購入するより安く手軽に、新しい機器を使うことができる。

リースを利用することで、起業や開業する時の費用負担を軽減できる。

審査が要らないので、手軽に利用できる。

契約が短期間なので、新しい商品や、初めてのことを試したい時などにも、気軽に試せる。

その他のデメリット 利用するには審査が必要。 予約が必要で、すぐに借りることができない場合もある。

他の人が借りていると、借りたいものを借りられないことがある。

 

このように、どちらにもメリットとデメリットがあります。

ですから、料金だけで決めるのではなく、

  • 何を
  • どんな目的で
  • どのくらいの期間
  • どんなふうに

使いたいのかなどをよく考えて、合う方を選んでくださいね。

リースが向いている場合

では、どんな時にリースが向いているかというと、たとえば

  • 2年ごとに車を乗り換えたい
  • 会社で使うパソコンを、2~3年ごとくらいで最新のものに入れ替えたい
  • 起業するにあたっていろいろな設備や機械が必要だが、全部買うと費用負担が大変

という場合です。

 

特に、起業する場合は、いろいろな設備や機材の費用を一度に払うのは、大変ですよね。

そんな時には、リースだと楽に設備や機材を用意することができます。

レンタルが向いている場合

レンタルが向いているのは、CDやDVD、車のレンタルはもちろん、他にも

  • イベントの2日間だけ、露店でプロパンガスを使いたい
  • 着物を持っていないが、友人の結婚式に着物で出席したい
  • 車椅子を使っている人と旅行に行くので、車椅子対応の車を借りたい
  • 短期間だけ一人暮らしをするので、その間だけ冷蔵庫やテレビを使いたい
  • 楽器を始めたいが、続くかどうか自信がないので、ひとまずしばらく試したい
  • ホームページを開設したいが、サーバーの管理や設置ができない

といったような時にも、レンタルを利用できます。

 

最近は、レンタルで扱っている物も、子供用品や洋服、家電や家具など、かなり多岐にわたっています。

「使いたいけど買うかどうか迷うな…」

という時には、レンタルを検討してみるのもおすすめですよ。

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まとめ

リースとレンタルは、どちらも『賃貸借契約』です。

しかし、基本的な違いは

  • リースは長期の契約だが、レンタルは短期契約のことが多い
  • リースは機種を借り手が指定できるが、レンタルはレンタル会社の持っている物の中から借りる物を選ぶ
  • リースは原則として中途解約できないが、レンタルは中途解約できることが多い
  • リースは新品を使うことができるが、レンタルは不特定多数の人で同じ品物を使いまわすので、中古を使うことになる

という点です。

 

どちらにもメリットやデメリット、向き不向きがあります。

ですから、料金はもちろん、

  • 契約の期間
  • 契約の条件
  • 中途解約の場合、違約金などの発生があるかどうか
  • リースやレンタルをしている間に壊してしまった場合について

など、契約の内容をよく確認して契約することが大切です。

 

リースもレンタルも、上手に利用すればとてもお得に品物やサービスを使うことができます。

ライフスタイルに合わせて、活用してくださいね!

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