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源泉徴収票と支払調書の違い

その他の違い

給与支払報告書と源泉徴収票の違いと使い方をわかりやすく解説!

はなこ
源泉徴収票って知ってる?
そのくらい知ってるよ~。年末に会社からもらう書類でしょ?
たろう
はなこ
じゃあ、給与支払報告書は知ってる?
給与…支払い?えーと、給与明細じゃなくて?
たろう

このように、

『源泉徴収票』

は知っているけれど、

『給与支払報告書』

という言葉は聞きなれない人も多いのではないでしょうか。

 

実は、この二つは見た目が一緒なのですが、使い道が異なります。

この記事では、給与支払報告書と源泉徴収票の違いと、それぞれの使い方を紹介していきます。

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給与支払報告書と源泉徴収票の違い

給与支払報告書

給与支払報告書

給与支払報告書と使い方

まず、給与支払報告書について説明します。

給与支払報告書とは、

1年間いくら給料を支払って、いくら税金として徴収したか

が書かれている書類です。

ですが、企業に雇われている人は、通常あまり目にすることのない書類でしょう。

これは主に、企業の経理を担当する人が扱う書類で、

その年の翌年1月1日(退職者の場合は退職日)現在に給与等の支払いを受ける人が住む市区町村に提出

するものです。

 

なぜそんなことをするかというと、

住民税と国民健康保険の計算をするため

なんですね。

 

また、この給与支払報告書は

個人別明細書

総括表

がセットになって提出されます。

個人別明細書とは

給与を受ける人の

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 給与の金額
  • 保険料控除の金額

などが書かれた書類です。

この内容は、源泉徴収票にも載っているので、給与を受ける人はそちらを確認することになります。

総括表とは

わかりやすく言うと

『個人別明細書の頭につける表紙のようなもの』

です。

この総括表には

  • その会社から何人の従業員の個別明細書が提出されたのか
  • うち退職した人は何人いるか

などが記載されます。

そのため、

従業員が住んでいる市区町村の数だけ総括表と個人別明細書が組み合わされた給与支払報告書が作成される

ことになるのです。

給与支払報告書の提出期限

年末調整をした翌年の1月31日が提出期限

となります。

これは、

  • 住民税が前年の所得に対して課税されること
  • 1月1日現在に住んでいる市区町村で課税されること

があるためです。

この期限に遅れてしまうと、本来は1年間の住民税を12か月に分けて支払うところが11か月、10か月となってしまうため

1か月あたりの住民税が高くなってしまいます。

それは絶対に避けてほしいですよね!

なので経理を担当する人は年末調整が終わっても、年明けから忙しい業務が待っているんです。

給与支払報告書の提出対象者

給与支払報告書の提出対象となるのは

前年1年間のうちに給与を支払った全員です。

  • 1月1日時点で在職している人
  • 年の途中で退職した人
  • 1回でも給与を支払った人

も該当します。

ただし、年の途中で退職した人で支払額が少額だった人(その年中に支払った給与等の金額が30万円未満)は、提出義務が免除される規定があります。

源泉徴収票とその使い方

源泉徴収票

源泉徴収票

源泉徴収票とは、

1年間いくら給料を支払って、いくら税金を徴収したか

が書かれている書類です。

たろう
あれ?この文章さっきも見た気がする…

 

そう、給与支払報告書と源泉徴収票には、同じ内容が書かれているのです。

でも、源泉徴収票の提出先は市区町村ではなく

給与を受ける人と税務署

になります。

この源泉徴収票は従業員自身が

  • 確定申告をするとき
  • 保育園などの申し込みをするとき
  • 転職をするとき
  • 融資を受けるとき

などに使います。

源泉徴収票の発行時期

源泉徴収票が発行されるのは、基本的には

年末調整の計算が終わった後

です。

だいたい12月の給与明細と同じ時期に受け取ることが多いのではないでしょうか。

ちなみに年末調整とは、

一年を通して概算で支払ってきた所得税を、年末の所得が確定した時点で、あらためて比較し、その差額を調整することです。

なので、源泉徴収票とはいわば

年末調整後の最終報告書

のようなものなんですね。

ですが、例外として

年の途中で退職した人

には、退職後すぐに源泉徴収票が発行されます。

これは転職した場合、次の会社での年末調整に必要となるので、必ず提出してくださいね。

源泉徴収票の内容

源泉徴収票に書かれている内容は、

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 給与の金額
  • 保険料控除の金額

です。

これも給与支払報告書と同じですね。

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まとめ

つまり給与支払報告書と源泉徴収票は、

同じ書類

ということになります。

同じ書類が複数用意され、それぞれの場所に提出されるのです。

その違いをまとめると

給与支払報告書

  • 給与支払報告書は、その年の翌年1月1日(退職者の場合は退職日)現在に給与等の支払いを受ける人が住む市区町村に提出する
  • 給与支払報告書は、住民税の計算のために使われる

源泉徴収票

  • 源泉徴収票は、会社が給与等の支払いを受ける人に提出する
  • 源泉徴収票は、税務署に提出する
  • 源泉徴収票は、所得税の計算のために使われる

という点が大きな違いとなっています。

 

給与支払報告書と源泉徴収票が、

実は同じ書類

だったなんて、意外でしたね。

 

漢字が多く、堅苦しい感じがして、あまり目を通す気にならない書類かもしれません。

でも、自分の所得と納税にかかわるとても大事な書類です。

手にしたら、しっかりと目を通して読んでみてはいかがでしょうか。

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