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LANケーブルのストレートとクロスの違いをわかりやすく解説!

投稿日:

ネットワーク接続をするために必要となる『LANケーブル』。

2種類のタイプがあることを知っていますか?

 

はなこ
この間、LANケーブルを買いに行ったんだけど、店員さんに聞いたら『ストレート』か『クロス』のどちらですかって聞かれたのよね。
LANケーブルには『ストレート』と『クロス』の2種類があるんだよ。
たろう
はなこ
どちらを使えばいいの?
僕もよく知らないんだ。
たろう

 

今回は、LANケーブルの『ストレート』と『クロス』の違いについて解説します。

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ネットワーク機器の規格

LANケーブルの『ストレート』と『クロス』の違いについて解説する前に、まずはネットワーク機器の規格について理解しておきましょう。

ネットワーク機器は、

LANケーブルとの結線の仕方によって2つのタイプに分けられます。

ネットワーク機器のタイプ

  • MDI
  • MDI-X

LANケーブルは、8本の導線が組み合わさって作られ、ネットワーク機器から送信される信号と受信される信号は、それぞれ2本ずつの導線を流る仕組みです。

導線には、

1から8までの番号

が割り振られ、

MDIは、送信に1、2番、受信に3、6番が使われる

のに対して、

MDI-Xは、送信に3、6番、受信に1、2番が使われます。

 

あるネットワーク機器から送信された信号は、相手側の受信用の番号に流れなければなりません。

なので、

MDIどうし、MDI-Xどうしであれば、1、2番と3、6番がつながる必要があります。

しかし、

MDIとMDI-Xの間で通信をするためには、1、2番どうし、3、6番どうしがつながらなければなりません。

MDIの規格を持つ製品としては、パソコンやルータなどがあり、MDI-X規格を持つ製品としてはHUBなどがあります。

 

はなこ
製品によって2つも規格があるなんて、なんだかややこしいわね。
どうしてひとつに統一することができなかったんだろうね。
たろう

 

LANケーブルの『ストレート』と『クロス』の違い

LANケーブル

LANケーブル

ネットワーク製品の中に、2種類の規格があることから、LANケーブルにも2種類のタイプが登場することになりました。

『ストレート』とは、

ケーブルの両端の線が同じ番号どうしで結合されているタイプ

を意味します。

それに対して『クロス』は、

1-3、2-6、3-1、6-2と、違う番号でクロスするよう

結合されたケーブルです。

LANケーブルの両端を見ると、8本の細い導線が色分けされています。

その色の並びが両端で同じなら『ストレート』、異なるなら『クロス』だと見分けることが可能です。

MDIどうし、MDI-Xどうしを接続するときは、1、2番と3、6番がつながらなければならないので、『クロス』を使わなければなりません。

それに対して、

MDIとMDI-Xを接続するときは、1、2番どうし、3、6番どうしをつなぐ必要があるので『ストレート』を使う必要があります。

 

パソコンどうしやHUBどうしを接続する場合は、『クロス』を使わなければならないことになります。

それに対して、パソコンとHUBを接続する場合は『ストレート』を使う必要があります。

 

はなこ
面倒な話ね。

つなぐ機器によって『ストレート』と『クロス』を準備しなければならないのね。

でも、家でLANを構築しているけど、今まで『ストレート』と『クロス』を意識したことがないな。
たろう

 

最近のネットワーク機器では、『AUTO MDI/MDI-X』という機能が搭載されています。

使われているLANケーブルが『ストレート』か『クロス』かを自動的に判別して切り替える機能のことです。

このおかげで、最近では『ストレート』と『クロス』を意識する必要がなくなり、『ストレート』のみを使うことが増えてきました。

 

はなこ
今では、自動的に認識してくれるようになっているわけね。
おかげで、結線がどうなっているか気にしなくてもよくなったんだね。
たろう

 

ちなみに、LANケーブルには通信速度に応じて100Base-TXと1000Base-Tがあります。

100Base-TXでは1、2、3、6の4本しか使わないため、『クロス』の場合も、他の線は同じ番号どうしでの結線です。

 

しかし、1000Base-Tの場合は8本全てが使われています。

そのため『クロス』の場合は、4-7、5-8、7-4、8-5と、やはり交差して結線されています。

通信速度が1000bpsになる、いわゆる『ギガビットLAN』に対応するためには、LANケーブルも1000Base-Tに対応した製品が必要です。

しかし、実は100Base-TXも1000Base-Tも、『ストレート』ならば同じ結線となっています。

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まとめ

今回のポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • ネットワーク機器には、MDIとMDI-Xの2種類のタイプがある。
  • MDIどうし、MDI-Xどうしをつなぐためには『クロス』を使う必要がある。
  • MDIとMDI-Xをつなぐためには『ストレート』を使わなければならない。
  • 最近は、『AUTO MDI/MDI-X』機能があるため、『ストレート』と『クロス』を使い分ける必要はなくなった。

もし、古いネットワーク機器を使っているのであれば、『ストレート』と『クロス』のどちらを使えばよいのか注意する必要があります。

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