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LANケーブルのカテゴリ別の速度と違いをわかりやすく解説!カテゴリ8が凄い!

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ネットワーク接続をするために必要となる『LANケーブル』。

『カテゴリ』という区別があることを知っていますか?

 

はなこ
この間、LANケーブルを買おうと思ったんだけど、店員さんに聞いたら「『カテゴリ』はどれがいいですか?」って聞かれたのよ。

『カテゴリ』っていったい何のことかしら?

LANケーブルの品質を表すものだと聞いたことがあるけど、僕にもよくわからないな。
たろう

 

今回は、LANケーブルの『カテゴリ』について、それぞれの『カテゴリ』の違いを見ていきましょう。

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LANケーブルの『カテゴリ』の違い

LANケーブルは、『ツイストペア・ケーブル』と呼ばれるケーブルの仲間です。

 

導線を電流が流れると、電磁誘導によって磁界が発生し、その磁界によって別の電流が発生します。

これがノイズとなって、信号を劣化させる要因となります。

このノイズを少なくするために、2本の導線をよって作られた導線が『ツイストペア・ケーブル』なのです。

 

導線の品質や、より方、シールドによる外部からのノイズの低減など、LANケーブルには様々な工夫がなされています。

よって、

その品質によって階級があり、それを『カテゴリ』と呼びます。

現在、LANケーブルには、次のような『カテゴリ』があります。

LANケーブルの『カテゴリ』

カテゴリ 通信速度(bps) 伝送帯域(Hz)
CAT5 100M 100M
CAT5e 1G 100M
CAT6 1G 250M
CAT6A 10G 500M
CAT6E 10G 500M
CAT7 10G 600M
CAT7A 10G 1000M
CAT8 40G 2000M

通信速度は、その名の通り信号が流れる速さを表し、

値が大きいほど通信が速い

ということになります。

 

例えば、40GBのファイルをダウンロードすることを考えてみましょう。

CAT5の場合、100Mbpsなので、1秒間に100Mビット転送できることになり、40GB(=320000Mビット)のファイルをダウンロードするのに3,200秒、つまり約53分かかります。

しかし、CAT8ならば40Gbpsであり、1秒間に40Gビット転送できるので、同じファイルを8秒でダウンロードできることになります。

伝送帯域とは、データを伝達するために使われる周波数の幅広さを示す値です。

利用できる周波数の幅が広くなるほど信号の波の種類が増えることから、扱える情報量が増えるということになります。

つまり、

伝送帯域が大きくなるほど通信量が増える

と考えれば分かりやすいでしょう。

 

LANケーブルの通信速度の違い

ネットワークの通信速度は、ネットワーク機器によって決まります。

昔は、10Mbps程度の通信速度しかないネットワークもありました。

それが100Mbpsになり、さらに最近では1Gbpsが普及するようになってきました。

 

10Mbpsの通信速度に対応したネットワークは10Base-Tと呼ばれます。

100Mbpsになると、100Base-TXとなり、1Gbpsでは1000Base-Tといいます。

さらに上の規格として、10Gbpsの通信速度に対応した10GBase-Tが登場し、もっと上の40Gbps、100Gbpsの規格についても話し合いが行われています。

 

LANケーブルは『カテゴリ』によって、どこまでの通信速度に対応しているかが分かるようになっています。

 

例えば、カテゴリ5(CAT5)では、対応できる通信速度は100Mbpsまでとなっています。

つまり、1Gbpsに対応したネットワーク機器を持っている場合、CAT5では役不足であるということになりますね。

ちなみに、

『カテゴリ』はLANケーブルに書かれていますので、すぐに見分けることができます。

CAT6のLANケーブル

CAT6のLANケーブル

 

『カテゴリ8』のLANケーブルが凄い

現在、最も上のランクのカテゴリは『カテゴリ8(CAT8)』になります。

CAT8になると、40Gbpsという驚異的な速さの通信速度まで対応することができます。

また、伝送帯域も2000MHzとかなり幅が広いという特徴があります。

 

はなこ
40Gbpsって、なんだか中途半端な値ね。
そうだね、10倍ずつ増えていってるから、次は100Gbpsだけでいいような気がするな。
たろう

 

40Gbpsのネットワークは、

『SAN(Storage Area Network)』という部分で利用することを想定して規格が決められた

という経緯があります。

『SAN(Storage Area Network)』とは、コンピュータと、ディスクなどのストレージの間を結ぶネットワークのことを表します。

従来、『SAN』には『ファイバ・チャネル』という仕組みが使われ、最大転送速度は32Gbpsでした。

それをコンピュータ間のネットワークに利用されている『イーサネット』に切り替えるため、40Gbpsという通信速度が定められたのです。

『ファイバ・チャネル』を利用するためには、コンピュータ側に『HBA』と呼ばれる専用アダプタを取り付けたり、コンピュータとストレージの間に『FCスイッチ』と呼ばれる装置を設置する必要があります。

もし、『イーサネット』で『SAN』が構築できれば、『イーサネット』で利用している機器が、そのまま利用できるわけですから、費用の削減につながることになります。

 

現在のネットワーク環境では、1Gbpsあたりが主流なので、『カテゴリ8』は、かなり余裕がある規格だといえます。

将来、さらに高速なネットワーク環境が誕生するかもしれないので、LANケーブルを『カテゴリ8』にしておいても損はしないでしょう。

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まとめ

今回のポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • LANケーブルは、『ツイストペア・ケーブル』という、2本の導線をよった形のケーブルの一種である。
  • LANケーブルは、対応する通信速度や伝送帯域に応じて『カテゴリ』が決められている。
  • 現在、最も上のランクの『カテゴリ』は『カテゴリ8(CAT8)』である。

ネットワークの通信速度はLANケーブルによっても変わるので、もしネットワークが重いと感じるのであれば、一度LANケーブルを調べてみることをお勧めします。

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