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LANケーブルと電話線の違いをわかりやすく解説!仕組みをチェック

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『LANケーブル』と『電話線』、ぱっと見たところでは、非常によく似ていますよね。

 

はなこ
『LANケーブル』が足りなくなって、買わなきゃならなくなったんだけど、『電話線』なら余っているのよね。

『電話線』を代わりに使うことはできないのかしら。

どうだろうね。

確かにコネクタの部分はよく似ているけどね。

たろう
はなこ
『LANケーブル』と『電話線』、なにか違いがあるのかしらね。

 

ということで、今回は『LANケーブル』と『電話線』の違いについて解説します。

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『LANケーブル』と『電話線』の仕組み

『LANケーブル』も『電話線』も、『ツイストペア・ケーブル』と呼ばれるケーブルの仲間です。

導線を電流が流れると、電磁誘導によって磁界が発生し、その磁界によって別の電流が発生します。

これがノイズとなって、信号を劣化させる要因となります。

ノイズを少なくするために、2本の導線をよって作られた導線が『ツイストペア・ケーブル』です。

『電話線』の場合、一般的には2本の導線が1つのペアを作った『2芯1対』のものと、4本の導線が2つのペアを作った『4芯2対』のものがあります。

それぞれのペアが、よられた形になっています。

『LANケーブル』の場合は、さらに増えて8本の導線が4つのペアを作ります。

 

『電話線』と『LANケーブル』は、コネクタの形もよく似ています。

どちらの場合も、差し込み口に入れると、

「カチッ」

と音がして、接続できたことが分かりますよね。

コネクタには、爪がついていて、簡単には外れない構造になっています。

取り外す時は、つめを押さえながら引き抜かなくてはなりません。

 

2本の導線がペアになって、よられた形になっていることを除けば、『電話線』も『LANケーブル』も単なる導線の一種です。

2つの機器を電気的に接続して、信号を送る役割を持っているという上では、

『電話線』も『LANケーブル』も同じである

といえますね。

 

『LANケーブル』と『電話線』の違い

LANケーブル

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では、『電話線』を『LANケーブル』の代わりに使ったり、また逆に『LANケーブル』を『電話線』に使うようなことは可能なのでしょうか?

 

残念ながら、できません。

『LANケーブル』と『電話線』の違いは、次のようになります。

『LANケーブル』と『電話線』の違い

  • 導線の本数が異なる。
  • コネクタの形状が異なる。

まず、

導線の本数が異なります。

『電話線』は、2本または4本の導線でペアを作る『ツイストペア・ケーブル』でした。

それに対して、『LANケーブル』は8本の導線でペアを作る『ツイストペア・ケーブル』です。

導線の本数が異なるので、『電話線』を『LANケーブル』として使うためには導線が足りません。

 

では、逆に『LANケーブル』を『電話線』に使うことはできるのでしょうか。

残念ながら、そのままでは無理です。

『電話線』の場合、コネクタの形状は『RJ-11』というタイプが使われます。

『RJ-11』は、6本の導線が接続できるタイプのコネクタです。

それに対して、

『LANケーブル』のコネクタは『RJ-45』と呼ばれるタイプが使用されます。

『RJ-45』は、8本の導線が接続できるようなタイプになります。

『RJ-11』は、『RJ-45』に比べて小さいので、『電話線』をLANの差し込み口に、あるいは『LANケーブル』を電話線の差し込み口に接続させることができません。

 

『LANケーブル』と『電話線』は、簡単に見分けることができます。

まず、ケーブルの形状が異なります。

スタンダード・タイプの『LANケーブル』は断面が円形ですが、一般的な『電話線』はフラットな形状になっています。

しかし、

『LANケーブル』にはフラット・タイプもあるので注意が必要です。

また、

コネクタの大きさや配線の数が異なります。

『電話線』のコネクタは小さく、配線の数も2本か4本しかありません。

(玄関のインターホンの親機として電話機を使っている場合など、6本の配線がされた『電話線』もあるので注意が必要です)

それに対して『LANケーブル』のコネクタは『電話線』のコネクタより大きく、配線の数も8本あります。

 

はなこ
なるほど、『電話線』を『LANケーブル』の代わりに使うことはどうやら無理そうね。
でも、『LANケーブル』を『電話線』として使えるようにコネクタを変換するアダプタがあるらしいよ。
たろう

 

『LANケーブル』のコネクタに差し込んで、『RJ-45』から『RJ-11』に変換するアダプタが市販されています。

『LANケーブル』は『電話線』に比べて品質も上なので、安定した通信を得るために使っている人もいます。

ADSLなどは、通信が安定しない場合があるため、『LANケーブル』を『電話線』として使うことが有効な場合もあります。

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まとめ

今回のポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『電話線』も『LANケーブル』も、『ツイストペア・ケーブル』の仲間である。
  • 『電話線』は、『2芯1対』か『4芯2対』が一般的。対して『LANケーブル』は、『8芯4対』である。
  • 『電話線』は『RJ-11』というコネクタが使用されているのに対し、『LANケーブル』は『RJ-45』コネクタが使用されている。
  • 『電話線』を『LANケーブル』の代わりに使うことはできない。しかし『LANケーブル』にアダプタを付けることで『電話線』として使うことはできる。

『電話線』と『LANケーブル』、間違えて違う製品を買うことのないように注意しましょう。

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