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ディズニーとピクサーの違いをわかりやすく解説!見分ける方法をチェック

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アメリカのアカデミー賞。

ディズニーのアニメーション作品は、長編アニメ映画賞で度々ノミネートされています。

有名どころでは、過去に『ファインディング・ニモ』や『トイ・ストーリー3』が長編アニメ映画賞を受賞していますよね。

しかし、実はこの2つの作品は、ディズニーピクサーのアニメーション作品なのです。

ディズニーの公開する映画は、ディズニー映画だけではなく、ディズニーピクサーという映画もあります。

では、ディズニーとピクサーとは何が違うのでしょうか?

今回は、ディズニーとピクサーの違いをわかりやすく解説していきます。

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ディズニーとピクサーは違う会社?歴史を解説

ディズニーとピクサー。

この二つは、元々は違う会社でした。

しかし、現在ピクサーは、ディズニーの子会社です。

 

ピクサーは、正式名称・ピクサー・アニメーション・スタジオといいます。

もともとは、ハードウェアの製造会社だったのです。

その当時、ハードウェアの売上が伸びませんでした。

そのため、コンピューター性能の実演デモストレーションとして、短編CGアニメーションを作成するのです。

これが、ピクサーアニメーション部門のはじまりです。

その後も、コンピューター部門の売上は上がらず、業績が悪化していきます。

そのため、ピクサーアニメーション部門は、他社のコマーシャル作成をして売上をあげていこうとします。

そんなピクサーのコンピューター部門の顧客の1つに、ディズニーがありました。

ピクサーはディズニーのコンピューターによる、アニメーション制作開発に関わっていたのです。

ディズニーはCGアニメーションと、すでにCGアニメーションを作成していたピクサーに可能性を感じました。

最終的に、業績悪化していたピクサーのコンピューター部門は、売却されてしまいます。

一方で、ピクサーアニメーション部門とディズニーは、CG長編アニメーションを制作する契約を結ぶことになるのです。

そのために、ピクサーの主要作品は、ディズニーと共同制作となっています。

 

ピクサーが行っているのは、

開発、アニメーション制作などの制作

にあたる部分です。

そして、そのアニメーションの配給や販売促進ディズニーが行う分業のような形になっています。

 

その後、2社の関係は良好でしたが、いざこざなどもありました。

経済的にディズニーからは、自立したいピクサー。

売上を大きく上げているピクサーを手放したくないディズニー。

両者が対立することもありましたが、協議をすすめ、最終的にディズニーがピクサーを買収することになります。

そして、ピクサー側の人たちが、ディズニー側の責任者へと就任しました。

現在、ピクサーはディズニーの完全子会社というわけです。

 

そのため、ディズニーで公開されるアニメーションには、2つの種類があります。

そう。

ここまでお話すれば、わかりますよね。

  • ディズニー・アニメーション・スタジオが作成するアニメ。
  • ディズニーピクサーが作成するアニメ。

この2つです。

 

ディズニーとピクサーの違い!作品の特徴を解説

ディズニー作品には、手書きの2D作品、3DCGアニメーション作品の両方があります。

一方で、ピクサー作品は全て3DCGアニメーションです。

 

ディズニーアニメーションは、実写化もされた『シンデレラ』や『美女と野獣』など、2Dの名作を多く生み出してきました。

近年のディズニーの作品では、下の2つの作品が2D作品です。

  • 2009年公開 『プリンセスと魔法のキス』
  • 2011年公開 『くまのプーさん』

しかし、現在は3DCGアニメーションが主流となりつつあります。

ディズニーもその流れをうけ、3DCGアニメーションを作成していくのです。

『アナと雪の女王』や『ズートピア』などの作品が、ディズニーが作成した3DCGアニメーションです。

 

一方、ピクサーの作品は、全て3DCGアニメーションです。

1995年に公開された『トイ・ストーリー』は、劇場公開された長編映画作品としては初のフルCGアニメーション

他社の有名作品では、フルCGアニメーションの『シュレック』は、2001年に公開されています。

その5年以上も前に、ピクサーはフルCGアニメーションを作成していました。

現在では、主流となっているCGアニメーションの先駆けとも言えるのが、ピクサーなのです。

ポイント

ディズニー…2D作品を中心に展開。最近になって、3DCG作品も増えている。

ピクサー…全ての作品は、3DCGアニメーション。

ディズニーとピクサーの違い!作品を比較!

ディズニー作品は、あくまでもディズニーランドの世界観を重視しています。

一方でピクサーは、現実世界にあるファンタジー世界を描く作品がメインです。

 

まず、ディズニーの特徴からお話すると、その物語は、

愛や夢、魔法にあふれたハッピーエンド

となっています。

『アナと雪の女王』や『ズートピア』をみれば、それがよくわかりますよね。

アナと雪の女王

2013年に公開され、アナ雪ブームを巻き起こしました。

魔法を使う少女の葛藤、真実の愛、家族愛

が描かれています。

ズートピア

2016年に公開された、動物たちだけの世界が舞台の物語です。

人種差別の問題提示をする一方で、

『誰でも夢は叶う』というハッピーエンド

を迎えます。

どちらも、ファンタジー世界が舞台の、夢や希望にあふれたストーリーです。

またディズニー映画は、

ミュージカル要素

が強い作品も多いです。

『アナと雪の女王』では、登場人物であるエルサが歌う劇中歌『レット・イット・ゴー』が流行しましたよね。

 

次に、ピクサーの特徴をお話しましょう。

映画を作成しているジョン・ラセター監督は、とあるインタビューで、このように語っています。

ディズニーのアニメ作品は、物語もキャラクターも主題歌もディズニーランドの世界にしっくりと当てはまる。

ファンタジーランド、トゥモローランド、など、みんなディズニーランドの世界。

バズやウッディなど、一部ディズニーランドにしっくりとくるものもあるが、ピクサー作品の全てがそういうわけではない。

ピクサーは反骨精神にあふれてる。

ピクサー作品では、

プリンセスや王子が登場することは、ほぼありません。

主人公は、

人間の世界にいるおもちゃや魚など

になっているケースが多いのです。

トイ・ストーリー

1995年に公開された初のフル3DCG長編アニメーション。

人間の男の子が持っているおもちゃたち

が、奮闘する物語。

ファインディング・ニモ

2003年に公開された、海の世界を舞台にした物語。

魚(クマノミ)

が人間に連れ去られた息子を探すために、冒険にでかけます。

どちらも、世界観は現実世界に則ったのストーリーです。

魔法が使えるような特別な能力があることはありません。

ただ、おもちゃや魚の世界のストーリーなので、ファンタジー要素はあります。

しかし、あくまでも人間世界の一部にある世界として描かれています。

 

ディズニーとピクサーの見分け方!

ここから、ディズニーとピクサーの2つの作品を見分ける方法を、3つ解説していきます。

見分け方1 オープニング

ディズニーのオープニングには、

シンデレラ城

があらわれます。

シンデレラ城

一方、ピクサーのオープニングには、

電気スタンド

が登場するのです。

ピクサー

この違いは、大きいですね!

 

ディズニーアニメーションのオープニングに登場するシンデレラ城。

この演出は、昔から変わっていません。

しかし、近年は3DCGのシンデレラ城(上の画像)となっています。

より立体的で優美なシンデレラ城に変化しているのです。

 

ピクサーアニメーションのオープニングにも、ディズニーと同じくシンデレラ城があらわれます。

これは、ディズニーとピクサーが共同で作成しているためです。

しかし、その後にピクサーのロゴと、電気スタンドのキャラクターがあらわれます。

電気スタンドは跳ね回りながら、ピクサーのロゴの『I』のポジションに位置します。

見分け方2 タイトルの上

ポスターやDVDなどのタイトルの上に、ディズニーとピクサーの表記があります。

ディズニーとピクサーのポスターは、とてもカラフルです。

つい絵柄やタイトルに目を奪われてしまいますよね。

なので、見落としがちですが、タイトルの上に作成した会社が書いてあります。

ディズニーアニメーションの場合は、ディズニーのみです。

ピクサーアニメーションの場合は、ディズニーとピクサーの2つがあります。

事前にきちんと見分けるには、この部分をチェックしてくださいね。

見分け方3 A113

実は、ピクサーアニメーションには、

『A113』

という文字が隠れています。

これは、カリフォルニア芸術大学を卒業したアニメーターの仲間内ジョークです。

同大学の教室の番号が『A113』なのです。

そのため、同大学の卒業生の作品には、『A113』という文字が、たいした意味もなく用いられています。

ピクサーのアニメーターにも、同大学の卒業生が多く在籍しています。

そのため、ピクサーのアニメーション作品には『A113』という文字が、こっそりと使われているのです。

これはピクサーアニメーションにしか見られないため、ディズニーとピクサーの作品を見分けるポイントとなりますよ。

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まとめ

ピクサーは、ディズニーの子会社として、ディズニーと協力してアニメ映画の制作をしています。

ディズニーアニメーションは、

歴史あるディズニーの夢や魔法の世界

を表現する作品となっています。

一方のピクサーは、ファンタジー要素もありますが、ディズニーへの反骨精神にあふれる作品です。

ディズニー、ピクサーと違いはありますが、どちらも素晴らしい作品を世に送り出しています。

これからも、楽しく面白い作品を作り出してくれることを、期待しましょう。

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