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ココアとコーヒーの違いをわかりやすく解説!味や成分をチェック

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「同じものからできているんじゃないの?」

と勘違いしている人が多い、ココアとコーヒー。

たしかに共通点もありますが、味はもちろんのこと、原産国や作り方に違いがあります。

 

それにどちらにも、

健康に役立つ成分

が含まれているんですよ。

「体に良い!」

「一日一杯で効果バツグン!」

などと言われているのは、そのためです。

 

この記事では、ココアとコーヒーの

  • 原料や原産国の違い
  • 作り方の違い
  • 味の違い
  • 成分の違い

について、解説していきます。

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ココアとコーヒー:原料・原産国の違い

ココアは、

『アオイ科のカカオ』という木の種

から作ります。

カカオは、チョコレートの材料にもなりますね。

 

コーヒーは、

ギリ科のコーヒーノキの種

から取れるものです。

ココアもコーヒーも、植物の種を加工して作られるものです。

 

コーヒーは、

コーヒーベルト

と呼ばれる、

赤道をはさんで北緯25度から南緯25度までのエリア

で栽培されます。

ここには、

  • アフリカ
  • 中東
  • 東南アジア
  • 南アメリカ

などの国が含まれます。

 

一方のカカオは、

カカオベルト

と言って、コーヒーベルトよりもやや狭い、

北緯20度から南緯20度のエリア

で栽培されます。

栽培国はコーヒーよりも少なく、

  • 南アメリカ
  • ガーナ
  • ナイジェリア

などの国々です。

 

カカオとコーヒーノキは、どちらも熱帯の気候にある高地でのみ、栽培できます。

でもカカオは、

コーヒーノキよりも暑い場所

で育ちます。

 

ココアとコーヒー:作り方の違い

ココアの原料は、カカオの種でしたね。

カカオの実から種を取り出し、焙煎してから潰し、ペーストを作ります。

このカカオペーストから、油脂分を抜いてパウダー状にしたものが、ココアです。

ちなみに

カカオペーストに砂糖・ミルク・香料などを足して作るのが、チョコレートです。

 

コーヒーも、

実から種を取り出して焙煎する

までは同じです。

その後、焙煎した豆を挽いて、お湯で成分を抽出して飲みます。

作り方の過程を考えると、ココアのほうが若干手間がかかるようです。

 

ココアとコーヒー:味の違い

ココアとコーヒーの味の違いは、苦いか甘いか、という単純なものではありません。

もともと

カカオ豆は、苦味が強い

味となっています。

かつてカカオの原産国では、カカオを

苦い薬

として使っていたそうです。

カカオをペースト状にしたところで、苦さは同じ。

苦いペーストから油脂分を抜いた、ピュアココアパウダーにも、苦味や独特のコクが残っています。

 

このピュアココアに、砂糖や香料などを加えて味を調えたものが、調整ココアです。

お湯や、ミルクに溶かして、そのまま飲める市販のココアが、この調整ココアです。

味を調整してあるから、甘くておいしいココアになるんですね。

 

コーヒーには、

苦味のほか、酸味や甘味

などの味があります。

この味は、豆の種類や原産国、焙煎度や淹れ方の違いによって変化します。

 

ココアとコーヒー:成分の違い

ココアは、し好品の中でも特に

栄養価が高い

と言われています。

 

ココアの主な成分を見てみましょう。

  • 食物繊維
  • カカオポリフェノール
  • ミネラル(カルシウム、マグネシウムなど)
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • テオブロミン

以上は、コーヒーにはない成分です。

逆に言えば

ココアらしさ

を作り出している成分でもあります。

 

例えば、テオブロミンは、ココア独自の、飲む人を『ホッとした気分』にさせる成分です。

カフェインと似た成分ですが、

カフェインよりも刺激が少ない

と言われています。

それに、カルシウムやマグネシウムは、牛乳と合わせると最もバランスよく摂取できます。

ココアを牛乳に入れて飲むと美味しいのも、納得ですね。

 

一方でコーヒーの栄養価はとても低いです。

コーヒーから栄養は取れません。

そのかわり、コーヒーには

300種類もの香気成分

が含まれています。

コーヒーの代表的な成分は、次のようなものです。

  • カフェイン
  • クロロゲン酸(ポリフェノールの一種)
  • β-ダマセノン
  • 2-フリルメタンチオール(主な香気成分)

カフェインは、ココアに含まれるテオブロミンと、実はよく似た成分です。

ですが、カフェインのほうが刺激が強いそうです。

ココアを飲むとホッとしますが、コーヒーを飲むと『シャッキリする』のは、そのせいですね。

 

コーヒー豆は、焙煎されて化学反応を起こすことで、β-ダマセノンや2-フリルメタンチオールといった香気成分が働き始めます。

さらに、沢山の成分が複雑に作用して、あの独特の香りを生み出しているのです。

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まとめ:ココアとコーヒーの違い

ココアとコーヒーの違いを見てきました。

共通点もありましたが、違いも多くありましたね。

  • 原料の違い:どちらも植物の種だが、ココアはカカオの種、コーヒーはコーヒーノキの種
  • 原産国の違い:どちらも熱帯の地域だが、カカオの方が栽培国が少なく、栽培エリアも狭い
  • 作り方の違い:どちらも種を焙煎するが、ココアは焙煎後にペースト状にし、さらに油脂分を抜いてパウダー状にする
  • 味の違い:どちらも苦味があるが、ココアは砂糖や香料を入れて味を調整し、甘くしている
  • 成分の違い:ココアは栄養成分が、コーヒーは香気成分が多い

ココアもコーヒーも、万能薬ではありません。

飲みすぎや、砂糖の入れすぎには、注意してくださいね。

両方のいいとこどりをしたいなら、ココアとコーヒーを混ぜることもできます。

例えばカフェモカは、エスプレッソにチョコレートシロップを足して作りますが、ココアでも代用できますよ。

ココアもコーヒーも、美味しく飲んで、健康に楽しく過ごしたいものです。

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