違いを解説君

あるゆる物事の"違い"をわかりやすく解説する情報マガジン

無線LAN

ITの違い

無線LANの2.4GHzと5GHzの違いをわかりやすく解説!使い分け方を紹介

投稿日:

無線LANを使う時に、よく『2.4GHz』とか『5GHz』という言葉を聞くことがあります。

 

はなこ
無線LANで、『2.4GHz』とか『5GHz』とかよく聞くわよね。

あれって、いったい何の意味があるの?

僕もよく知らないんだ。

通信速度に差があるのかな?

たろう
はなこ
なんか、気になるわね。

 

今回は、無線LANの『2.4GHz』と『5GHz』の違いについて解説します。

スポンサーリンク

無線LANの規格について

そもそも、無線LANには複数の規格があります。

この規格は『Wi-Fi Alliance』という団体が策定し、『IEEE 802.11』と呼ばれています。

 

『IEEE 802.11』の規格は次のようなものがあります。

『IEEE 802.11』の規格

規格 策定時期 通信速度 周波数帯
IEEE 802.11b 1999年10月 11Mbps 2.4GHz
IEEE 802.11a 1999年10月 54Mbps 5GHz
IEEE 802.11g 2003年6月 54Mbps 2.4GHz
IEEE 802.11n 2009年9月 300Mbps 2.4GHz/5GHz
IEEE 802.11ad 2013年1月 6.7Gbps 60GHz
IEEE 802.11ac 2014年1月 6.9Gbps 5GHz
IEEE 802.11ax 2020年6月予定(注) 9.6Gbps 2.4GHz/5GHz

(注)『IEEE 802.11ax』は2020年6月に策定予定ですが、対応しているWi-Fiルーターはすでに販売されています。

『通信速度』は、策定時期が新しくなるごとに上がっていることがわかりますね。

それに対して、『周波数帯』は3種類で、

  • 2.4GHz
  • 5GHz
  • 60GHz

になっています。

『2.4GHz』『5GHz』とは、この『周波数帯』のことを指しているわけです。

周波数とは、

単位時間あたりに波が繰り返される回数

のことを意味しますが、ここではその値が規格により、決まっていると考えてください。

電波は、無線LANだけではありません。

ラジオや無線キーボード・マウス、Bluetoothなど、様々な機器で利用されています。

同じ周波数帯を使うと、互いに干渉しあい、正しく送受信することができなくなります。

そのため、それぞれの規格によって、利用する周波数帯を定めているわけですね。

 

はなこ
なるほど、『2.4GHz』とか『5GHz』というのは、電波の周波数帯を表しているわけね。
他の機器と干渉しあわないように、規格の中で定められているということだね。
たろう

 

『2.4GHz』と『5GHz』の違い

インターネット

インターネット

それでは、『2.4GHz』と『5GHz』では何が違うのでしょうか?

『60GHz』も含めて、各周波数帯には次のような特徴があります。

周波数帯の特徴

周波数帯 特徴
2.4GHz 障害物に強いが、電子レンジなどの電磁波と干渉しやすい。
5GHz 障害物に弱いが、電波干渉は受けにくい。
60GHz 短距離での高速通信に最適。

『IEEE 802.11b』や『IEEE 802.11g』などで使われる2.4GHzは

障害物に強いため、例えば別の部屋にWi-Fiルーターがあった場合でも通信が不安定になりにくい

というメリットがあります。

しかし、

電子レンジや無線キーボード・マウス、bluetoothなど、電磁波や他の無線との干渉が起きやすい

ので注意が必要です。

それに対して、『IEEE 802.11a』や『IEEE 802.11ac』で利用されている5GHzは

電波干渉が起きにくい

というメリットがある反面、

障害物に弱い

というデメリットがあります。

 

なので、例えばWi-Fiルーターのある場所とは、他の部屋でノートパソコンやスマホなどを使いたいような場合、障害物に強い2.4GHzを使うほうがいいことになります。

また、無線キーボードやマウス、Bluetoothなど、電波を使った他の機器を多く利用しているような場合、電波干渉に強い5GHzの方が向いているでしょう。

ちなみに、『IEEE 802.11n』『IEEE 802.11ax』の場合、周波数帯が『2.4GHz』『5GHz』の両方に対応している形になっています。

どちらの周波数帯が利用されるかについては、使用するネットワーク機器に依存するため、注意が必要です。

 

また、『IEEE 802.11ad』は、周波数帯が60GHzと他に比べて特殊です。

これは、短距離での高速通信に利用することを想定して決められた規格になります。

 

はなこ
どちらの周波数帯を使えばいいのかは、利用する環境によって変化するということね。
でも、家庭内で利用する場合はそれほど神経質にならなくてもいいみたいだね。

それに、通信速度は速いほうがいいわけだから、最新の規格である『IEEE 802.11ax』が使えるなら迷わずそれを選んだほうがいいよ。

たろう

スポンサーリンク

まとめ

今回のポイントについて、まとめていきましょう。

見出し(全角15文字)

  • 『2.4GHz』『5GHz』とは、無線LANの規格である『IEEE 802.11』で定められた周波数帯の種類のことである。
  • 『2.4GHz』は、障害物に強いが、他の無線機器の電波干渉を受けやすいというデメリットがある。
  • 『5GHz』は、電波干渉を受けにくいが、障害物に弱いというデメリットがある。

『2.4GHz』『5GHz』のどちらも得手・不得手があります。

もし、通信が不安定であるような場合は、利用している規格を見直してみることをおすすめします。

関連記事

-ITの違い

Copyright© 違いを解説君 , 2019 All Rights Reserved.