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制作と製作の意味と違いをわかりやすく解説!正しい使い分け方とは?

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映画を最後まで見ていると、エンドロールで、制作○○や製作○○の文字をよく見かけます。

みさと
どうして、漢字を使い分けているのかしら?
ひろし
確かに、読み方はどちらも、セイサクだね。
みさと
漢字も、作の字がついていて、似ているよね。
ひろし
う~ん、製作と製作、何が違うのかな。

制作と製作、ポイントは、どんなものを、どのように作るかで、漢字の使い分け方に違いがあります。

では、本記事で制作と製作の意味の違いや、使い分け方について、わかりやすく解説していきましょう。

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意味を比較!制作と製作の違いとは?

製作

『制作』と『製作』、

共通しているのは、何かを作ることです。

みさと
機械を作るのは、制作?それとも、製作?

制作の意味

  • 芸術作品をつくること。
  • 映画・演劇・放送番組などをつくること。

芸術作品は、作る人によって作品が異なるので、作り手の影響が大きいです。

例えば、絵画コンクールのテーマが、ひまわりの絵だとします。

その場合、同じひまわりの花の絵をかいても、花を表現する角度や色、線のタッチや大きさなど、書く人によって表現の仕方はかわります。

そのように、美術的なもの、独創的な表現が求められる場面で、『制作』の漢字が使われることが多いです。

ひろし
図工の時間に、同じ先生に教わっても、作る作品は人それぞれだったな。

制作については、以下の記事でも、詳しく説明しています。

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製作の意味

  • 道具や機械などをつかって、品物をつくること。
  • 映画・演劇・テレビ番組などを、つくること。プロデュースすること。
  • 詩文・美術作品などを、つくること

つまり、器具や精密機械、工業製品などをつくることは、『製作』。

ひろし
実用的な物をつくることが、『製作』なんだ。

実用的な器具や製品などは、作る過程をマニュアル化することができるため、大量に同じものがつくれます。

みさと
あれ?制作も製作も、映画やテレビ番組をつくることの意味があるのは、どうして?

 

制作か?製作か?映画業界における使い分け方とは!

映画やアニメ、テレビ番組、ラジオ、演劇などにおいて、『制作』と『製作』は、区別されています。

それは、作品へのかかわり方によって、使い分け方が違うのです。

創作活動として、作品そのものをつくることが、『制作』。

例えば、シナリオを書く、撮影、演出、舞台美術をつくるなどは、『制作』。

制作にかかわる資金調達やプロデュース、宣伝などは、『製作』。

制作された作品を、商品として扱い、世の中に流通させるおこないを、『製作』といいます。

 

制作と製作、具体的な使い分け方を見ていきましょう!

みさと
実際に、どんなことに『制作』や『製作』の言葉が使われているのかしら?

制作の言葉が使われる活動

  • 絵画をかくこと。
  • 彫刻をつくること
  • カメラで撮って、テレビ番組を作ること。
  • 音楽をつくること。

また、表現力や、アイデア、デザインの能力などがもとめられる要素が強い仕事は、『制作』が使われます。

  • 記事を書くライター
  • ウェブサイトをつくるウェブデザイナー
  • ポスターをデザインするグラフィックデザイナー
  • 広告をつくる、クリエイターやイラストレイター、コピーライター、カメラマンなど

そして、教室などで、先生に教わって作品をつくることも、制作を使います。

  • 卒業作品をつくること。
  • ワークショップで、オリジナルのキャンドルやバッグなどをつくること。
ひろし
芸術的能力、個性によって、何かをつくりあげることを、制作というんだ。

製作の言葉が使われる活動

創作活動のなかで、芸術的要素が影響しにくいものをつくることを、『製作』。

また、設計された物をつくることに、『製作』の言葉がよく使われます。

  • テーブルや椅子をつくること。
  • 工場で、空気清浄機をつくること。
  • 取扱説明書をみながら、本棚をつくること。
  • 俳優さんにメイクをすること。
  • 衣装を用意すること。
  • 小道具の準備をすること。
  • 撮影に必要な設営をすること。
  • 映画やテレビ番組の宣伝をすること。
  • 鳥の巣箱をつくること。
みさと
組み立て式の家具など、あらかじめ完成品がわかって、手順通りにつくるものは、『製作』なのね。
ひろし
『製作』は、作品をつくっている際に、いわゆるアーティスト以外の人が、かかわることにつかわれるんだね。

ちなみに、工具で品物をつくるところは、製作所といいます。

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まとめ

『制作』と『製作』の違いについて、ポイントをまとめてみましょう。

みさと
映画の脚本をかいたり、映像を撮ったり、挿入歌や主題歌をつくるのは、『制作』。
ひろし
その映画をつくるため、上映するための資金を調達したり、宣伝活動をするのが『製作』だね。

『制作』

創作活動として、芸術的要素をともなって、作品そのものをつくりあげること

つまり、何もないところから、アイデアをだしたり、独自の発想などをとりいれて、作品を完成させること

『製作』

器具や機械を使って、実用品として使えるもの、商品をつくること

映画、演劇、放送、音楽などの作品を商品として扱い、つくるための資金調達をしたり、配給協力や宣伝作業をし、世にひろめること。

すでに形状が決まっているもの、完成品が想像できるものをつくること

ひろし
工場や機械メーカーで大量につくられたり、ビジネスの要素があるものは、『製作』の言葉があてはまるんだね。

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