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Bluetoothの規格やバージョンの違いを解説!速度や接続をチェック

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無線キーボードや無線マウス、イヤホンなど、様々な機器で利用されている『Bluetooth』ですが、いくつかのバージョンがあることを知っていますか?

 

はなこ
『Bluetooth』っていくつかバージョンがあるでしょ?

いったい、何が違うのかしらね。

僕も詳しいことは知らないな。

でも、バージョンが新しいほうがいいんだろうね。

たろう
はなこ
バージョンごとの違いを詳しく知りたいわね。

 

今回は、『Bluetooth』のバージョンごとの違いについて解説します。

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『Bluetooth』の規格について

そもそも、『Bluetooth』とはいったいどんなものなのでしょうか?

『Bluetooth』とは?

『IEEE 802.15.1』規格に従うデジタル機器用の近距離無線通信規格

のことです。

最初は、1994年にエリクソン社がプロジェクトを立ち上げ、その後インテル、IBM、ノキア、東芝が加わって規格が策定されました。

数百m先まで電波の届くWi-Fiとは異なり、Bluetoothは数m~10m程度の近距離での無線通信を想定して作られています。

最近では、スマホやタブレットの多くがBluetooth機能に対応し、キーボードやイヤホン、スピーカーなどを無線を使って利用することができるようになりました。

『Bluetooth』の最大のメリットは、

Wi-Fiと比べて消費電力が少ない

という点です。

電池をたくさん積むことのできないマウスやイヤホンなどには、まさにピッタリの無線技術ということになりますね。

 

『Bluetooth』のバージョンの違い

今までに発表された『Bluetooth』の主なバージョンは次のようになります。

『Bluetooth』の主なバージョン

バージョン 策定時期 特徴
1.1 2001年2月 発表後に最も普及したバージョン。
1.2 2003年11月 周波数帯が2.4GHzの無線LAN(IEEE 802.11/b/gなど)との干渉対策が盛り込まれた。
2.0 2004年11月 大きなデータを通信する際に最大通信速度を3Mbpsへと切り替える『Enhanced Data Rate(EDR)』がオプションで追加できるようになった。
2.1 2007年3月 ペアリングを簡略化し、近距離無線通信の『Near Field Communication(NFC)』に対応した。マウスやキーボードなど、スリープ時間の長い機器のバッテリーを最大で5倍延長できる『Sniff Subrating』機能を追加。
3.0 2009年4月 最大通信速度が25Mbpsとなる『High Speed(HS)』がオプションで追加できるようになった。電力管理機能を強化して省電力性を向上させた。
4.0 2009年12月 従来に比べて大幅に省電力化された『Bluetooth Low Energy(LE)』が追加された。
4.1 2013年12月 モバイル端末向け通信サービスの電波干渉を抑える技術、データ転送の効率化、自動再接続機能などが追加された。
4.2 2014年12月 従来よりセキュリティを強化するとともに、IPv6対応を強化。
5.0 2016年12月 4.0より2倍に高速化して50Mbpsに、通信範囲も4倍の400mに。

バージョン1.1は、最初に普及したバージョンです。

バージョン1.2では、同じ周波数帯を使う無線LANとの干渉を抑える対策が盛り込まれました。

バージョン2.1の『ペアリング』とは、通信を行う機器どうしで認識することを意味します。

バージョン3.0では、最大通信速度が25Mbpsになりました。

さらにバージョン4.0では大幅な省電力化がなされ、最新のバージョン5.0では、さらに高速化により50Mbpsの通信速度でデータ転送ができるようになりました。

 

『Bluetooth』の異なるバージョンどうしの接続

Bluetooth

Bluetooth

気になるのは、『Bluetooth』のバージョンが異なる場合に接続できるかどうかですよね。

『Bluetooth』は上位互換があります。

バージョン3.0以降であれば、古いバージョンに合わせて接続することができます。

よって、バージョン3.0以上の製品を買っておけば、接続できない問題は発生しないでしょう。

 

だとしても、せっかく購入するなら、最新のバージョン5.0に対応した製品を選ぶようにしましょう。

なお、『Bluetooth』には『プロファイル』という、通信時の動作や送受信するデータのフォーマットが定義されています。

マウスやキーボードならHIDやHOGP、イヤホンならaptXなど、機器によって利用する『プロファイル』は異なります。

 

はなこ
せっかく購入するなら、最新のバージョン5.0に対応した製品にしたいわね。
そうだね。

転送速度も速いし、通信範囲もかなり広くなるからね。

たろう

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まとめ

今回のポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『Bluetooth』とは、『IEEE 802.15.1』規格に従うデジタル機器用の近距離無線通信規格のことである。
  • 『Bluetooth』には複数のバージョンがある。
  • バージョン1.2では、同じ周波数帯を使う無線LANとの干渉を抑える対策が盛り込まれた。
  • バージョン3.0では、最大通信速度が25Mbpsになった。
  • バージョン4.0では大幅な省電力化がなされた。
  • バージョン5.0では高速化により50Mbpsの通信速度でデータ転送ができるようになった。
  • バージョン3.0以降であれば、異なるバージョンどうしでも通信が可能である。

『Bluetooth』対応製品を購入する場合は、対応しているバージョンを必ず確認するようにしましょう。

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