違いを解説君

あるゆる物事の"違い"をわかりやすく解説する情報マガジン

その他の違い

効果と効能の違いをわかりやすく解説!意味や使い分け方をチェック

投稿日:

ドラッグストアなどで薬を買うときには、その薬が何に効くのか確認してから買いますよね。

そのとき、薬のパッケージを見ると、たいてい

効能・効果

と、2つの言葉が並べられて書いてあることに気がついていますか?

 

「どちらも似たようなものじゃない?」

と思う人もいるかもしれませんが、

この2つの言葉が意味することは、明確に違います

違うからこそ、『効能・効果』の言葉を並べているわけです。

では、どこがどう違うのか、当記事で、わかりやすく解説していきましょう。

スポンサーリンク

効果と効能のそれぞれの意味の違い

辞書

まずは、それぞれの言葉の基本的な意味の確認です。

  • 効果の意味:あるはたらきや作用などによって得られる望ましい結果
  • 効能の意味:よい結果をもたらすはたらき

どうですか。

まだややこしいかもしれないですね。

 

でも、最後の一言に着目するとわかりやすくなります。

要するに『効果』とは『結果』のことなんです。

ただ、結果は結果でも

望ましい結果

と限定されるということです。

そして『効能』とは『はたらき』のことです。

ですが、あくまで

よい結果をもたらすはたらき

ということです。

それでは具体例を通して使い分け方をみていきましょう。

 

効果と効能の使い分け方を具体例でチェック

例えば、目のかゆみがひどくて、目薬を買おうとしたときのことです。

気になった目薬を見つけ、パッケージを見ました。

効果・効能の欄には、いくつか症状が書かれていましたが、その中に

目のかゆみ』

と書かれていたので、その目薬を買いました。

 

そして、しばらく使用して完全に目のかゆみが治ったとします。

その場合は

目薬の効果があった

という使い方をします。

目のかゆみが治るという『望ましい結果』が得られたわけですからね。

もちろん、その裏には『効能』がはたらいています。

でも、完全に治った場合は『目薬の効能があった』という使い方はしません

望む結果が出たならば『効果』を使うのです。

 

ただ、完全には治らなかったけど、多少は目のかゆみが治まったとします。

この場合は

目薬の効能があった

という使い方はできます。

少し治まるという『よい結果をもたらすはたらき』がありましたから

でも、少し治まった場合は

あの目薬は少しは効果があった

という使い方もしますよね。

むしろこっちのほうが、しっくりくるかもしれません。

もちろん、これは、

少しとはいえ『望ましい結果』が得られた

わけですから、正しい使い方です。

 

また、しばらく使っても症状が変わらず、結局治らなかった場合は『効果がなかったといいます。

もちろん、効能もなかったことになります。

でも、ここでは治らなかったという『結果』に対して使います。

ですから、まったく治らなかったときは『効能がなかった』という使い方はしません

 

効果と効能の使える範囲の違い

効果と効能は、

使用できる範囲に違い

がありますので、それを紹介していきます。

効果を使える範囲

効果は、先ほど例で示した、医療的なこと以外にも様々な範囲で使用できます

  • この前試した勉強法は成績をアップさせる効果があった。
  • この商品がもたらす経済効果は大きかった。
  • 車の性能回復のため部品を交換したがほとんど効果がなかった。
  • あのモンスターには火の魔法を使う方が効果的だ。
  • そっちのフライパンの方が早く熱を通す効果が高い。

などなど、例をあげればキリがありません。

このように、医療や健康に限らず、

何かよい結果が出ることに対しては効果を使用できます。

また、映画などの『特殊効果』や『ドップラー効果』など単に場面に変化が加わるときにも使われます。

効能を使える範囲

では、さっきの例文の『効果』をすべて『効能』に変えてみます。

  • この前試した勉強法は成績をアップさせる効能があった。
  • この商品がもたらす経済効能は大きかった。
  • 車の性能回復のため部品を交換したがほとんど効能がなかった。
  • あのモンスターには火の魔法を使う方が効能的だ。
  • そっちのフライパンの方が早く熱を通す効能が高い

どれも違和感がありますね。

このように、効能は医療や健康以外のジャンルで使うことはありません

つまり、効果と効能の使い方を考えるのは、医療・健康に関するときに限られます。

もっといえば、体に関するときといってもいいでしょう。

それは効能が使われる場面を見ればわかります。

たとえば『薬の効能』『温泉の効能』『健康食品の効能』など、どれも結局は体に作用していくものですからね。

なので、自分の体に何か変化をもたらすときには、ぜひ『効果』と『効能』の違いを考えてみましょう。

スポンサーリンク

まとめ

効果と効能の意味の違い

  • 効果とは『望ましい結果
  • 効能とは『よい結果をもたらすはたらき

効果と効能の使い分け方の違い

  • 完全に望む結果が出た場合:『効果』を用いる。
  • 多少は結果が出た場合:『効果・効能』のどちらでも使える。
  • まったく結果が出なかった場合:『効果(がなかった)』を用いる。

効果と効能の範囲の違い

  • 効果は、医療や健康以外のジャンルでも使用できる。
  • 効能は、体に作用するものに対しての使用に限られる

会話の中で薬や健康食品が話題になった時は、ぜひ意識してみましょう。

関連記事

-その他の違い

Copyright© 違いを解説君 , 2019 All Rights Reserved.