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PhotoshopとPhotoshopElementsの違いをわかりやすく解説!機能を比較

パソコンで画像編集をするときの定番として『Photoshop』があります。

 

はなこ
パソコンで画像を編集したいと思ってね。

『Photoshop』を買おうと思ったんだけど、他にも『Photoshop Elements』という製品があったの。

2つは何が違うのかな?

僕は『Photoshop』は持っていないからわからないな。

『Photoshop』って、高価なイメージがあるからね。

たろう
はなこ
買うのなら、自分に合ったほうを選びたいわね。

 

今回は、『Photoshop』と『Photoshop Elements』の違いについて調べ、機能を比較してみます。

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『Photoshop』と『Photoshop Elements』の違い

『Photoshop』は、アドビシステムズという会社が開発・販売している画像編集用ソフトです。

プロの人も使う高度な編集機能を持ったソフトウェア

として、昔から非常に有名ですね。

アドビシステムズは、それに似た製品で『Photoshop Elements』という名前のソフトウェアも販売しています。

 

『Photoshop』と『Photoshop Elements』の大きな違いは次のようになります。

『Photoshop』と『Photoshop Elements』の違い

  • 販売形式・値段が異なる。
  • 『Photoshop』の方が機能は豊富である。
  • GUIが異なる。

 

まず、

販売形式と値段に違いがあります。

『Photoshop』の場合、現在はサブスクリプション形式(利用した期間に応じて料金を支払う形式)になっています。

それに対して、『Photoshop Elements』の場合はパッケージ製品を購入するという方式です。

それぞれの値段は次のようになっています。

『Photoshop』と『Photoshop Elements』の価格

製品 価格
Photoshop 2,480円/月
Photoshop Elements 17,800円

もし、『Photoshop』を1年間利用し続けるとしたら、その値段は29,760円です。

『Photoshop Elements』と比較して、高額である

という結果になります。

しかし、『Photoshop』がパッケージ製品として販売されていた頃は、その定価は10万円を超えていたのです。

非常に高価な製品という印象を持っている人も多いでしょう。

ですから、その頃に比べれば、かなり購入しやすい価格になっていますね。

 

機能は、『Photoshop』の方が『Photoshop Elements』よりも多いです。

これは両者のコンセプトの違いによるものです。

『Photoshop』が本格的な画像編集を行うことを目的しているのに対し、『Photoshop Elements』は写真に簡単な加工を手軽に行えるようにしたソフトウェアになっています。

なので、

操作画面の見た目もずいぶん違っています。

Photoshop

Photoshop

『Photoshop』の画面は、様々なアイコンや操作パネルがあり、操作も複雑そうですね。

それだけ、機能も豊富にあるということになります。

Photoshop Elements

Photoshop Elements

『Photoshop』と比較すると、『Photoshop Elements』はシンプルな画面になっています。

写真の加工を手軽に行うことができるように、複雑な加工が簡単な操作でできるようになっているのが『Photoshop Elements』の特徴です。

 

それでは、『Photoshop』と『Photoshop Elements』の機能の違いを詳しく見ていきましょう。

 

『Photoshop』と『Photoshop Elements』の機能を比較

まずは、『Photoshop』にしかない機能を見てみましょう。

『Photoshop』だけにある機能

  • トーンカーブ
  • CMYKカラーモード
  • 16bitカラー
  • ぼかし機能の種類
  • ベクトル形式画像の追加
  • 保存できる画像形式
  • スマートオブジェクト
  • HDR合成機能
  • クイックマスクモード

『トーンカーブ』とは、明るさやコントラストを調整するための機能です。

例えば、明るい部分は緩やかに、暗い部分は急激にコントラストを調整するというような複雑なことができます。

『Photoshop Elements』の場合、明るさやコントラストを調整することはできますが、『トーンカーブ』のように細かい調整をすることはできません。

 

『CMYKカラーモード』は、印刷時のインクの色を表しています。

きれいに印刷できるように、『CMYK』形式で色調整を行うことが『Photoshop』では可能です。

パソコンなどで表示される色は通常8bitカラーです。

しかし、

『Photoshop』の場合は16bitカラーで画像を編集することができます。

それだけ、きめ細かい色の変化を表現することができるということになりますね。

 

ぼかしの種類も『Photoshop』はたくさんあります。

写真を撮影したときに生じるぼかしを再現するため、『Photoshop』には色々なタイプのぼかし機能があります。

しかし、『Photoshop Elements』の場合は単純なぼかししか持っていません。

ベクトル形式画像とは、拡大・縮小してもきれいに表示できるタイプの画像のことで、ロゴやアイコンなどに使うことができます。

ベクトル形式画像は『Photoshop』にしかありません。

 

保存できる画像形式も『Photoshop』のほうが多彩です。

例えばEPS形式はベクトル形式画像用のフォーマットですが、これは『Photoshop』でしか使えません。

スマートオブジェクトとは、拡大・縮小に対して画像が劣化しないように加工された画像のことです。

スマートオブジェクトも『Photoshop』のみで利用できます。

HDR(High-Dynamic-Range)合成機能とは、簡単に言えば明るい画像と暗い画像を合成して、人間の目に見える状態に近い画像にする機能のことです。

人間の目は、実はカメラがとらえることのできる光の強度よりも広い範囲を見ることができます。

よく、明るいところが真っ白で何も見えなかったり、暗いところが黒くて何もわからない写真がありますよね。

HDR合成機能は、露出の異なる写真(例えば明るいところが真っ白になっている写真と暗いところが真っ黒になっている写真)を合成することで、人間が見ている状態に近い画像に加工する機能のことです。

HDR合成機能は、『Photoshop』にしかありません。

 

クイックマスクモードとは、マスク自体を描画できるモードのことです。

マスクとは、画像を加工しない範囲を表し、マスクした画像には描画や加工をすることができなくなります。

通常は、範囲選択などでマスクをするのですが、マスク自体を描画できるのがクイックマスクモードです。

クイックマスクモードも、『Photoshop』でしか使うことはできません。

 

こうしてみると、『Photoshop』のほうが機能としては豊富なので、『Photoshop Elements』が存在する意味がないように見えるかもしれません。

しかし、『Photoshop Elements』には、『Photoshop』にはない特徴があります。

それは、

複数の工程が必要な作業を一回の操作で行える

ようにしている点です。

『Photoshop』の場合、ある加工をしたいときは複数のツールを使って段階的に加工するのが一般的なやり方です。

『Photoshop Elements』の場合、写真加工によく使われる一連の操作を一つの機能としてまとめています。

例えば、歯を白く見せたり、空を青く見せるというような加工が一つの操作でできるようになっています。

こうすることで、簡単に写真の加工ができるようにしているわけですね。

 

はなこ
『Photoshop』はプロ向けの高度な編集ができるソフトウェア。

『Photoshop Elements』は手軽に写真の加工ができるソフトウェア。

それぞれ役割が違うということね。

販売形式が違うわけだから、値段よりも自分に合った製品を選ぶべきだね。
たろう

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まとめ

今回の違いのポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『Photoshop』は、サブスクリプション形式であり、『Photoshop Elements』はパッケージとして販売されている。
  • 『Photoshop』は、『Photoshop Elements』に比べて、トーンカーブやCMYKカラーモードなど、豊富な機能を持っている。
  • 『Photoshop』のほうが、『Photoshop Elements』よりも操作が複雑である。
  • 高度な画像編集がしたい場合は『Photoshop』、手軽に写真を加工したい場合は『Photoshop Elements』がおすすめ。

『Photoshop』と『Photoshop Elements』では目的・用途がかなり異なります。

自分に合った製品を選ぶようにしましょう。

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