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衆議院と参議院の違いをわかりやすく解説!任期や定数など仕組みをチェック

はなこ
今度、『衆議院』と『参議院』のことがテストに出るんだ。
じゃあ、しっかり勉強しないとね。
みさと
はなこ
うん、でも、なかなか覚えにくくて…。
それなら、一度違いをしっかりまとめるといいかもよ。
みさと

 

『衆議院』と『参議院』

のことは、社会のテストでも必ず取り上げられますが、

社会に出てからも必要な知識となります。

選挙を意味あるものにするためにも、

衆議院と参議院の違い

をしっかり確認しましょう。

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衆議院も参議院も仕事は同じ

国会議事堂

衆議院も参議院も

『国会』

を成り立たせる存在です。

言いかえれば、

衆議院と参議院で、力を合わせながら国会を運営している

ということですね。

 

では、国会の仕事ですが、よく言われるのが、

国会は、『国権の最高機関』であり『国の唯一の立法機関』である

というもの。

この中で大切な言葉は

『立法機関』

であり、立法とは法律をつくることです。

つまり、

国会の主な仕事は法律をつくること

なんですね。

その仕事を衆議院と参議院にわけて行っているということです。

なお、このように国会を2つの院にわけて運営することを『二院制』といいます。

 

衆議院と参議院の任期や定数など数の違い

衆議院も参議院も仕事は同じですが、いろいろな点で違いがあります。

ここでは任期や定数など数に関する違いを解説します。

衆議院

任期:4

定数:465人(小選挙区289人、比例代表176人)

被選挙権:25歳以上

参議院

任期:6

定数:248人(選挙区148人、比例代表100人)

被選挙権:30歳以上

メモ

被選挙権は選挙に立候補できる権利のことです。

選挙区や比例代表については、このあと解説していきます。

 

衆議院と参議院の仕組みの違い

投票

衆議院と参議院は、数だけなく仕組みにも、違いがいくつかあります。

衆議院と参議院の選挙方法の違い

衆議院の選挙方法は

『小選挙区比例代表並立制』

といいます。

これは投票する人が

『小選挙区』と『比例代表』のそれぞれに1票ずつ投票する方法です。

 

『小選挙区』というのは、

日本を地域ごとに細かくブロック分け

したものです。

小選挙区制で当選するのは、

1小選挙区につき1人

と決まっています。

『比例代表』というのは、

各政党が集めた投票数に比例して選ばれる人

のことです。

 

参議院の選挙方法は、衆議院のような決まった名前はありません。

やり方としては

『大選挙区』と『比例代表』にそれぞれ1票ずつ投票します。

大選挙区も小選挙区のように地域ごとにブロック分けしたものです。

ですが、大選挙区は選挙区によって当選できる人数に違いがあるのです。

例えば、東京都は6人、大阪府は4人が当選できます。

衆議院は解散があるが参議院は解散はない

衆議院の任期は4年ですが、

途中で解散させることができます。

解散を決めるのは『内閣総理大臣』です。

また、解散でも、任期が終わった後でも、

次の選挙では465人を一度に選びます。

 

参議院には

解散はなく、6年間ずっと続けられます。

ただし、

248人全員が同じ時期に任期が終わるわけではありません。

参議院の選挙は

3年ごとに半分の124人を選ぶ仕組み

になっています。

参議院にはない衆議院の優越

衆議院は、任期が短く解散もあるので、

国民の考えを反映させやすい

という特徴があります。

そのため

衆議院は、参議院よりも強い権限

を持っているんです。

これを

『衆議院の優越(ゆうえつ)』

といいます。

 

主な権限は以下の通り。

法律案の議決

衆議院で通った法律案が、参議院で通らなかった場合、

衆議院の出席議員の2/3以上が再び賛成すれば、その法律案を通すことができます。

予算の先議権

予算は、必ず先に衆議院から審議します。

内閣の信任または不信任の決議権

内閣を信任するのかしないのかを決められるのは、衆議院だけです。

予算の議決・内閣総理大臣の指名・条約の承認

この3つについて、衆議院と参議院で議決が違った場合は、衆議院の議決を通します。

 

参議院が必要な理由

仕組みの違いで解説した通り、

衆議院は参議院よりも強い権限を持っています。

これなら、

参議院は必要ない

と思う人もいるかもしれませんね。

 

ですが、参議院が法案をチェックすることによって

衆議院の暴走を抑えることができます。

参議院も国民の代表なので、参議院の声は国民の声でもありますよね。

ということは、

参議院の意見を無視するのは、国民の声を無視することと同じです。

なので、いくら衆議院が法案を通す権限があっても、参議院で反対されれば、改めて慎重に考えていきます。

もし、参議院がなければ、こういう役割を果たすことができません。

だから参議院は必要なんですね。

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まとめ

衆議院 参議院
任期 4年 6年
定数 465人(小選挙区289人、比例代表176人) 248人(選挙区148人、比例代表100人)

3年ごとに半数を選挙

被選挙権 25歳以上 30歳以上
選挙方法 小選挙区比例代表並立制 大選挙区制と比例代表制の並立
解散 あり なし
その他

特徴

法案や予算案の議決において、

参議院より強い権限を持つ『衆議院の優越』

がある。

参議院が法案をチェックすることで、衆議院の暴走を抑えることができる。

以上となります。

衆議院と参議院には様々な面で違いがありますが、違いがあるからこそ、慎重に法案の成立などを進められるわけですね。

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