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UEFIとBIOSの違いをわかりやすく解説!パソコンのOSの起動をチェック

パソコンを起動する時に『BIOS』画面を見たことはありますか?

 

はなこ
DelキーやF2キーなんかを押しながらパソコンを起動すると、『BIOS』画面というものが立ち上がるでしょ。

あれって、何に使うものなの?

CPUのモードを切り替えたり、ディスクを認識させたりするときに使うことがあるよね。

でも、一番多いのはブートするメディアを変更する時かな。

最近は、『UEFI』というのが主流になっているよ。

たろう
はなこ
何それ?

『UEFI』と『BIOS』って違うものなの?

 

今回は、『UEFI』と『BIOS』について、その違いを解説します。

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『UEFI』と『BIOS』の違い

まず、『BIOS』とはどんなものなのかを見てみましょう。

『BIOS』とは?

Basic Input/Output Systemの略で、パソコンが起動した時、最初に動作するプログラム

のことです。

パソコンが起動した時に最初に動作するプログラムは、Windowsなどのオペレーティング・システム(OS)ではありません。

最初に動作するのは、マザーボードのROMに書き込まれた『BIOS』なのです。

つまり、パソコンを起動するためには、なくてはならない重要なプログラムになりますね。

『UEFI』とは?

Unified Extensible Firmware Interfaceの略で、OSと『BIOS』の間のインターフェースに関する新しい定義

のことです。

厳密に言えば、『UEFI』はOSと『BIOS』間のインターフェースに関して、新たに取り決められた定義を指します。

しかし、『UEFI』に従って作られた新しい『BIOS』のことを『UEFI』と呼ぶことも多いです。

実際には、『UEFI』に従って作られた新しいプログラムも『BIOS』の仲間なので、古い『BIOS』は、それと区別するために『旧BIOS』と呼ぶこともあります。

『UEFI』と『BIOS』の違い

『UEFI』と『BIOS』の主な違いは次のようになります。

『UEFI』と『BIOS』の違い

  • 『BIOS』は、メモリ容量が1MBという制限があるが、『UEFI』の場合は4GB(32bit)や256TB(64bit)までの容量が使える。
  • 『BIOS』の場合、ディスク容量は2TBまでしか利用できないが、『UEFI』の場合はディスク容量に制限がない。
  • 『BIOS』の場合、設定はキーボードでしか行えない貧弱なインターフェースだが、『UEFI』ではマウスも利用できる使いやすいインターフェースになった。

『BIOS』の場合、利用できるメモリ容量は1MBしかありません。

そのため、あまり複雑な処理を行うことができず、システムの機能強化などはできませんでした。

『UEFI』の場合は、メモリ容量の制限がかなり緩くなりました。

例えば、OS起動前に信頼されていないコードが実行されないようにする『セキュアブート』や、暗号化機能が組み込まれたディスクの利用などが可能です。

 

また、

『UEFI』では『GPT』というパーティション形式がサポートされています。

従来あった『MBR』形式では、ディスクは2TBまでしか利用できませんでした。

『GPT』では制限がなくなり、大容量のディスクが利用できるようになっています。

 

『GPT』と『MBR』の詳細については、以下の記事で解説をしています。

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設定画面も、『UEFI』から進化しました。

『BIOS』では、設定は基本的にキーボードのみで行います。

画面も文字しか表示されず、わかりやすいインターフェースとは言えないものでした。

BIOSの設定画面

BIOSの設定画面

 

『UEFI』からはマウスを利用することができるようになり、画面も非常に見やすいものになっています。

UEFIの設定画面

UEFIの設定画面

 

はなこ
『UEFI』になってから、随分と進化したのね。
今のパソコンはたいてい『UEFI』に対応しているから、ブートするメディアを変更したり、CPUやディスクのモードを変更することもかなり簡単になっているみたいだね。
たろう

 

パソコンでOSが起動するまで

パソコンに電源が投入されると、最初に『BIOS』が起動します。

『BIOS』は、まず最初にCPUの初期化を行い、さらにマザーボードに接続した様々なコントローラ(CPU、メモリ、ディスクコントローラなど)をチェックします。

次に周辺機器の検出や初期化を行い、あらかじめ決められた優先順位に従って、ブートメディア(OSを起動する媒体)を指定します。

ここでようやく、ブートメディアのOSローダーが起動し、WindowsなどのOSをロードして動き出します。

こうして、OSが動き出し、WindowsやLinuxなどの起動画面が表示されるわけですね。

 

PCサーバと呼ばれる機器では、ディスクにRAID(複数のディスクを一つのディスクに見せたり、2つのディスクに同じデータを保存してバックアップをとる仕組み)が組まれていたりします。

その初期化も『BIOS』が行うため、一般のパソコンに比べて、BIOSが動作する時間が長いものが多いです。

様々なインターフェースをチェックしたり、周辺機器を初期化する流れが目で確認できるので、機会があれば一度見てみましょう。

『BIOS』がどんなことをしているのか、理解することができますよ。

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まとめ

今回のポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『BIOS』とは、Basic Input/Output Systemの略で、パソコンが起動した時、最初に動作するプログラムである。
  • 『UEFI』とは、Unified Extensible Firmware Interfaceの略で、OSと『BIOS』の間のインターフェースに関する新しい定義である。
  • 『BIOS』は、利用できるメモリ容量が1MBしかないが、『UEFI』から利用できる容量は格段に増えた。
  • 『BIOS』では、ディスク容量が2TBまでに制限されていたが、『UEFI』から制限はなくなった。
  • 『UEFI』では、マウスが使えるなど設定画面のインターフェースが進化した。

パソコンを使っていると、必ず一度は『BIOS』にふれる機会があるでしょう。

現在では操作も簡単なので、それほど心配しなくても大丈夫ですよ。

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