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保育所と幼稚園の違いをわかりやすく解説!預かり時間や料金を比較

平日のお昼前、公園で遊ぶかわいい園児たちをよく見かけます。

はなこ
かわいいね。

私も『〇〇保育所』の出身なんだ。

そうなんだ。

僕は『〇〇幼稚園』に通ってたよ。

たろう
はなこ
いまさらだけど『保育所』と『幼稚園』ってどんな違いがあるのかな?

 

確かに

どちらも小学校に入学するまで通う場所

という認識はあります。

しかしその違いについて説明するのは難しいかもしれませんね。

そこで、この記事で『保育所』と『幼稚園』の違いを、預かり時間や料金また対象年齢の観点から解説します。

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『保育所』と『幼稚園』の定義と違い

保育士と幼児

保育士と幼児

『保育所』の定義

『保育所』とは、

保護者が仕事や病気など、何らかの理由で保育が出来ない場合に、家庭に代わり保育を請け負う児童福祉施設

のことです。

通称で保育園』と呼ばれ、この呼ばれ方が広く使われている言葉です。

しかし施設面積の広さや、私立・公立で『保育所』と『保育園』を使い分ける場合もあります。

『保育所』の特徴

『保育所』の特徴1

『保育所』は

0~5歳の乳児及び幼児を保育

するための施設です。

『保育所』の特徴2

運営するには、国の定めた基準をクリアする必要があります。

その基準とは、職員数や給食制度、施設整備、保育衛生などが挙げられます。

(具体的な基準については後述します)

『保育所』の特徴3

保育所の預かり時間は、自治体により、違いがあります。

その中でも、

  • 7~19時の保育時間
  • 日曜祝日は休園

という形が一般的です。

延長保育を行う『保育所』も増え、その場合は22時頃まで利用可能なところもあります。

『保育所』の特徴4

『保育所』の利用者負担額は、

  • 幼児の年齢
  • 家庭の所得額

によって決定します。

また、幼児が

第1子であるか第2子であるか

でも負担額が変わってきます。

厚生労働省によると、

保育料金の月額平均は約2万円

となっています。(平成26年当時)

『保育所』の特徴5

『保育所』は、厚生労働省の管轄で児童福祉施設のため、

保育士の国家資格

が必要となります。

『保育所』の種類

保育所の種類1 『認可保育所』

国が定めた基準を全て満たした保育所のことです。

基準は、

職員数や給食制度、施設整備、衛生管理など

に区分されます。

それぞれ解説していきましょう。

保育士数

子供の年齢に応じた保育士が必要になります。

その人数が、以下です。

0歳児の場合:乳児3人につき保育士1人以上

1~2歳児の場合:幼児6人につき保育士1人以上

3歳児の場合:幼児20人につき保育士1人以上

4~5歳児の場合:幼児30人につき保育士1人以上

メモ

運営するにあたり、上記の保育士以外にも園長や副園長は必要となります。

給食制度

お弁当持参はNGで、自園調理か委託をした給食制度が設けられています。

園内に調理施設があり園内で給食を作る場合は『自園調理』。

園内に調理施設が無く、給食を提供する場合を『委託』。

施設整備

一定の広さが基準として設けられています。

乳児室の1人当たりの面積が3.3㎡以上

保育室の1人当たりの面積が1.98㎡以上

園庭の1人当たりの面積が3.3㎡以上

乳児室や保育室、医務室、調理室、トイレ、園庭を完備する必要があります。

衛生管理

オムツ替え後の手洗いや調理中の衛生管理を徹底されている必要があります。

 

『認可保育所』には、以上のように基準が定められています。

保育料が安価なため、待機児童が多くいます。

『公立保育所』や『私立保育所』も、ここに当てはまります。

保育所の種類2 『認証保育所』

東京都独自の制度です。

土地が確保しにくい都会において、駅の中やビルの中など特性にあうように作られた『保育所』になります。

『認可保育所』と比べ保育料が高めです。

ただ、22時まで開園している『保育所』もあり、働く夫婦には重宝されます。

認証保育所は、

  • 0歳児の受け入れ
  • 開所時間が13時間以上

が義務化されています。

児童1人あたりの面積は、2.5㎡まで緩和され、利用料金も認証保育所が独自に設定できます。(上限あり)

給食は、自園調理の保育所もありますが、概ね委託するかお弁当で補います。

保育所の種類3 『無許可保育所』

国が定めた基準をクリアできない『保育所』です。

マイナスなイメージを持たれがちですが、プラスに捉えると

融通が利く

ということです。

休日や時間外の委託をお願いすることも可能になったりします。

『幼稚園』の定義

『幼稚園』とは

満3歳から小学校入学までの期間、幼児に適切な環境を与え心身の成長を促すための教育施設

のことです。

なぜ3歳かというと、周囲への興味や、人とのつながりが強くなり、

自立への一歩として適した時期

だからです。

『幼稚園』の特徴

『幼稚園』の特徴1

『幼稚園』は満3歳から小学校入学までの幼児を教育する施設です。

『幼稚園』の特徴2

『幼稚園』を設置するには文部科学大臣の定める設備や編成、設置基準をクリアする必要があります。

基準について説明していきましょう。

教員数

教員1人につき生徒は35人まで。

メモ

運営するにあたり、上記の教員以外にも園長や副園長が必要となります

給食制度

自園調理か委託となっています。

(お弁当を許可する幼稚園もあります)

施設整備

職員室や保健室、遊戯室、便所は完備する必要があります。

特別な事情がある場合を除き、

幼稚園は2階建てまで

です。

1学級につき180㎡以上の面積

を確保します。

衛生管理

食中毒に注意し手洗い・うがいを徹底すること。

 

幼稚園では、以上のように定められています。

『幼稚園』の特徴3

『幼稚園』の教育時間は地域により、多少の差異がありますが、

9時から14時頃まで

となっています。

最近では『幼稚園』でも、預かり保育が広まりつつあります。

また、春休みや夏休みといった、長期の休みがあることも特徴です。

『幼稚園』の特徴4

『幼稚園』の利用者負担は、年間で

私立の場合、約50万円

公立の場合、約22万円

が平均とされています。

また、

料金は一律

であり、家庭の所得は関係ありません。

『幼稚園』の特徴5

『幼稚園』は、文部科学省の管轄であり、教育施設のため、教員になるには、教育免許の国家資格が必要となります。

『保育所』と『幼稚園』の違い

『保育所』と『幼稚園』、それぞれの特徴が分かったところで違いを見ていきましょう。

保育所 幼稚園
基本理念 親御さんに代わり保育を行う(0歳から5歳児まで) 子供の成長を促す教育を行う(満3歳児から6歳児・小学校入学まで)
管轄 厚生労働省 文部科学省
預かり時間 7時から19時まで 9時から14時まで
負担料金 平均で月額2万円(年間24万円) 私立:年間50万円

公立:年間22万円

所有資格 保育士免許 教育免許
教員・保育士配置数 教員1人に対して最高35人の幼児まで 0歳児の場合 保育士1人につき3人まで

1.2歳児の場合 保育士1人につき6人まで

3歳児の場合 保育士1人につき20人まで

4.5歳児の場合 保育士1人につき30人まで

『保育所』と『幼稚園』の違いをまとめると

ポイント

基本理念

⇒『保育所』は保育、『幼稚園』は教育

管轄

⇒『保育所』は厚生労働省、『幼稚園』は文部科学省

預かり時間

⇒『保育所』は7時から19時、『幼稚園』は9時から14時

負担料金

⇒『保育所』は平均2万円、『幼稚園』は私立で50万円、公立で22万円

所有資格

⇒『保育所』は保育士資格、『幼稚園』は教育免許

職員配置数

⇒『保育所』は1人に対し35人、『幼稚園』は幼児の年齢により変化

このような違いが見られます。

 

認定こども園という新しい形

はなこ
最近認定こども園って聞くけど何なの?

認定こども園は2006年10月にスタートした新しい制度です。

先に説明した基本理念の保育と教育を一体化した施設となります。

認定こども園には『保育所』のような定義は必要なく、誰でも入園が可能です。

認定こども園には4つの種類があります。

認定こども園の種類

幼保連携型

⇒2015年4月にスタートした小学校へのスムーズな接続に特化した施設のこと。

幼稚園型

⇒認可された『幼稚園』が保育の理念を備えている施設のこと。

保育所型

⇒認可された『保育所』が教育の理念を備えている施設のこと。

地方裁量型

⇒都道府県から能力を考慮して認められた施設のこと。

幼児教育・保育の無償化

2019年10月からスタートした最新の制度です。

注目の内容は

『保育所』、『幼稚園』、『認定こども園』などを利用する3歳から5歳までの全ての子供たちが対象で利用料が無償

となります。

しかしスタート早々の2019年11月上旬に財源が足りないことが発覚しました。

幼児を抱える家庭は多く、早急な見直しが必要になっています。

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まとめ

『保育所』と『幼稚園』の違いを解説してきました。

改めて違いをまとめます。

まとめ

  • 『保育所』は、0歳児から5歳児までを保育する施設で、日曜祝日を除く7時から19時を基本として開園している
  • 『保育所』は、1人の保育士が幼児の年齢にあわせて複数人数を相手にしている
  • 『保育所』の利用者負担額は、世帯収入によって決定し、平均月に2万円程度である
  • 『幼稚園』は満3歳から5歳児までを教育する施設平日9時から14時を基本として開園している
  • 『幼稚園』は1人の教員が最大35人の幼児を相手にしている
  • 『幼稚園』の利用負担額は全世帯一律であるが、私立と公立で差がある
はなこ
『保育所』と『幼稚園』ってこんなに違いがあったんだ
子供をどちらに入園させるか迷うな
たろう

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