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電気コンロとIHの違いをわかりやすく解説!定義と見分け方をチェック

キッチンで使う調理器具に『電気コンロ』と『IH』があります。

『電気コンロ』と『IH』の違いを知っていますか?

 

はなこ
家にあるガスコンロを電気に変えようと思っているんだけど、『電気コンロ』と『IH』っていうのがあるじゃない。

あれって、何が違うの?

どちらも電気で動くコンロだから変わらないんじゃないかな?
たろう
はなこ
名前が違うってことは仕組みも違うんじゃない?

 

今回は、『電気コンロ』と『IH』について調べ、その違いを解説します。

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『電気コンロ』と『IH』の定義

まずは、『電気コンロ』と『IH』の意味について調べてみましょう。

『電気コンロ』とは?

電熱線を電気により加熱して、熱を調理器具に伝えるコンロ

のことです。

電気抵抗の大きな金属に電流を流すと熱が発生します。

このような金属を線状にしたものを電熱線といい、ニクロム線や鉄クロム線などがよく知られています。

『電気コンロ』は、電熱線に電気を流して熱を発生させ、その熱を調理器具に伝えます。

『IH』とは?

Induction Heatingの略で、『誘導加熱』により調理器具に熱を伝えるコンロ

のことです。

『誘導加熱』という難しい言葉が登場しましたが、

『電磁誘導』によって発生した渦電流が、電気抵抗により熱を発生させる

というのが『IH』の原理です。

『電磁誘導』とは、磁界の変動によって電流が流れる現象のことです。

渦電流は調理器具で発生し、その電流によって熱が発生します。

その熱で調理を行うというのが『IH』の仕組みになります。

 

『電気コンロ』と『IH』の違い

『電気コンロ』と『IH』の意味がわかれば、両者の違いは明らかですね。

『電気コンロ』と『IH』の違いは次のとおりです。

『電気コンロ』と『IH』の違い

  • 『電気コンロ』は電熱線に熱を発生させ調理器具に熱を伝えるのに対し、『IH』は調理器具に直接熱を発生させる。
  • 『電気コンロ』は電熱線が用いられるのに対し、『IH』は磁力発生コイルが用いられる。

『電気コンロ』は電熱線を使い、そこから発生する熱を調理器具に伝えます。

そのため、『電気コンロ』の上も非常に熱くなります。

それに対して、

『IH』は磁力発生コイルによって発生した磁界の変化に応じ、調理器具に生じた渦電流により発熱するという仕組みです。

そのため、『IH』をONにしても、表面は熱くなりません。

 

『電気コンロ』と『IH』の見分け方

『電気コンロ』と『IH』の見分け方は非常に簡単です。

電気コンロ

電気コンロ

『電気コンロ』には、電熱線が渦上に配置されてます。

この電熱線が熱を持ち、調理器具を温めるわけですね。

 

IH

IH

『IH』の表面は通常、ガラスのプレートになっています。

電熱線などは付いていないので、すぐに見分けることができます。

 

『電気コンロ』と『IH』のメリット・デメリット

『電気コンロ』と『IH』には、どんなメリットやデメリットがあるでしょうか?

『電気コンロ』には次のようなメリット・デメリットがあります。

『電気コンロ』のメリット

  • 価格が安い。
  • 火を使わないので安全である。
  • 『IH』で使えない調理器具も使える。
  • 消費電力量が低い。

『電気コンロ』のデメリット

  • 温まるまで時間がかかる。
  • 火力が弱い。
  • 掃除しづらい。
  • 停電時は利用できない。

『電気コンロ』は、『IH』に比べて

値段が安い

というメリットがあります。

また、ガスコンロのように火を使うことがないので、比較的安全です。

 

『IH』の場合、鉄・ホーロー・ステンレスや『IH』に対応した調理器具以外は使うことができません。

アルミ・胴・耐熱ガラス・土鍋などは、仕組み上『IH』では使えないのです。

 

『電気コンロ』の場合、『IH』では対応していない調理器具でも使うことができます。

『IH』に比べて、消費電力量が低い

という特徴もあります。

『電気コンロ』の場合、一般的には600kWのものが多いです。

デメリットとしては、電熱線が温まるまで時間がかかり、火力も弱いという点でしょう。

また、電熱線が渦のように配置されているため、掃除しづらいデメリットもあります。

停電時には電気が使えないので、『電気コンロ』も利用できません。

 

『IH』には次のようなメリット・デメリットがあります。

『IH』のメリット

  • 火を使わないので安全である。
  • 表面がフラットなので掃除しやすい。
  • 調理器具以外は熱を持たないため、部屋が暑くならない。

『IH』のデメリット

  • 価格が高い。
  • 消費電力量が高い。
  • 利用できない調理器具がある。
  • 直火による調理(焦げ目をつけるなど)はできない。
  • 停電時には利用できない。

『IH』も『電気コンロ』同様に、火を使わないので安全です。

また、表面がフラットなどで掃除が非常に簡単にできます。

調理器具以外に熱が発生しないので、部屋が暑くなりにくいという特徴もあります。

逆にデメリットとしては、『電気コンロ』よりも価格が高いという点があります。

消費電力量も、最大火力は1400kWと『電気コンロ』よりも高いですね。

初期投資もランニングコストも『IH』のほうが高いと言えるでしょう。

利用できない調理器具があることは前に書いたとおりです。

焦げ目をつけるなど、火でなければできない調理は不可能です。

『電気コンロ』同様に、停電時は利用できないというデメリットもあります。

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まとめ

今回のポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『電気コンロ』とは、電熱線を電気により加熱して、熱を調理器具に伝えるコンロである。
  • 『IH』とは、Induction Heatingの略で、『誘導加熱』により調理器具に熱を伝えるコンロである。
  • 『電気コンロ』と『IH』では、発熱する仕組みが異なる。
  • 『電気コンロ』と『IH』は、表面に電熱線があるかどうかで簡単に見分けられる。
  • 『電気コンロ』には、価格が安く、調理器具を選ばないなどのメリットがある。
  • 『電気コンロ』には、温まるまで時間がかかり、火力も弱いなどのデメリットがある。
  • 『IH』には、掃除しやすく、熱を発生する箇所が少ないなどのメリットがある。
  • 『IH』には、価格やランニングコストが高くなるなどのデメリットがある。

『電気コンロ』にも『IH』にもそれぞれメリットとデメリットがあります。

調理に合わせて、上手に使い分けるようにしましょう。

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