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ミステリーとサスペンスの違いをわかりやすく解説!意味や定義を紹介

『○○ミステリー劇場』や、『××サスペンス劇場』など、2時間番組の定番として非常に人気がありますよね。

 

はなこ
よく、『ミステリー』とか『サスペンス』とか、ドラマのタイトルに付くじゃない。

『ミステリー』と『サスペンス』って、いったい何が違うの?

僕はそんなこと考えたことないな。

でも、どちらも同じ意味なんじゃないの?

たろう
はなこ
ドラマによって使い分けているんだから、違うものだと思うんだけどな。

 

今回は、『ミステリー』と『サスペンス』についてその定義を調べ、違いを解説します。

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『ミステリー』と『サスペンス』の意味・定義

まずは、『ミステリー』と『サスペンス』の定義について調べてみましょう。

『ミステリー』とは?

作品の中で何らかの謎が提示され、話の展開に応じてその謎が解かれてゆくような作品

を指します。

つまり、推理小説などは完全に『ミステリー』の中に含まれます。

そこまでいかなくても、

何らかの謎があって、それを調べていく

というような物語は『ミステリー』と呼べるわけですね。

 

『サスペンス』とは?

作品に対して不安や緊張などの不安定な心理状態が続くような作品

を指します。

不安や緊張を抱かせるものの代表に『ホラー』がありますね。

『ホラー映画』なども、『サスペンス』の中に含まれます。

元々、『サスペンス(suspense)』という言葉は『気がかり』だとか『あいまいな状態』を表す言葉です。

ですから、不安な気持ちにさせられる作品を『サスペンス』と呼ぶようになったわけですね。

 

はなこ
『ミステリー』は謎解きが主体、『サスペンス』はハラハラ・ドキドキするような感覚を主体としているということかしらね。
でも、ハラハラ・ドキドキするような謎解きもあるよね。

それは『ミステリー』と『サスペンス』のどちらと言うべきなのかな?

たろう

 

『ミステリー』と『サスペンス』の違い

『ミステリー』と『サスペンス』の違いは、一言で言えば

謎解きを楽しむことが主体となっているかどうか

です。

最初に謎が提示され、順番に謎を解くためのヒントが現れて、見ている者がいっしょになって謎を解き明かしていく類の作品は『ミステリー』になります。

もちろん、謎解きが入っているのと同時に、不安を抱かせるような描写のある作品もありますよね。

その場合、

作り手がどちらを主体にしているかで『ミステリー』か『サスペンス』か変わってくるでしょう。

 

『サスペンス』映画の神様と言われたアルフレッド・ヒッチコックを知っているでしょうか?

代表作には『サイコ』という映画があります。

OLがあるモーテルに宿泊し、夜にシャワーを浴びているときに何者かに、命を奪われてしまいます。

そのモーテルを管理していたのは、ノーマンという一人の青年です。

彼は、自分の親がOLの命を奪ったと思い、亡骸を車のトランクに乗せて沼に沈めてしまいます。

その後も物語は様々に展開し、最後には、あっと驚く犯人が捕まって映画は終わります。

映画を見ると、謎解きの部分もあるものの、どちらかというと見る側に不安な感情を抱かせることに主体を置いているので『サスペンス』と呼ぶほうが正しいでしょう。

 

それに対して、アガサ・クリスティーは『ミステリーの女王』と呼ばれています。

彼女は『アクロイド殺人事件』や『そして誰もいなくなった』など、『ミステリー』の名作をたくさん執筆しました。

探偵として登場する『エルキュール・ポワロ』の名前を知っている人も多いのではないでしょうか。

『そして誰もいなくなった』は、孤島の別荘に呼び出された10人の人物が、一人ずつ命を奪われていく小説です。

少々、読者に不安を与えるような物語ですが、最後にはちゃんと犯人が明かされます。

謎解きのためのヒントも与えられているので『ミステリー』と言えるでしょう。

 

日本では、横溝正史の推理小説が有名ですね。

横溝正史は、『犬神家の一族』や『獄門島』など、数々の小説を書いています。

横溝正史の小説は、読者に不安を与えるような、少しホラーの要素を含めたものが多いですが、メインになるのは謎解きの部分になるので、『ミステリー』と呼ぶほうが正しいでしょう。

 

『ミステリー』と『サスペンス』の境界はあいまいで、『ミステリー』風の『サスペンス』や『サスペンス』風の『ミステリー』と呼べるものも数多くあります。

そして、

『ミステリー』に比べると、『サスペンス』のほうが、定義はあいまいです。

時代劇やSF映画、それに冒険活劇だって、ハラハラ・ドキドキする作品はありますよね。

ですから、『サスペンス』と呼べるものは結構あります。

ですが、謎解きを主体とした作品はそれほど多くなく、しかも区別しやすいですよね。

なので、『ミステリー』作品のほうが、定義ははっきりしていると言えるでしょう。

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まとめ

今回のポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『ミステリー』とは、作品の中で何らかの謎が提示され、話の展開に応じてその謎が解かれてゆくような作品のことである。
  • 『サスペンス』とは、作品に対して不安や緊張などの不安定な心理状態が続くような作品のことである。
  • 『ミステリー』と『サスペンス』の違いは、謎解きを楽しむことが主体となっているかどうかで分けられる。
  • 『サスペンス』のほうが定義はあいまいであり、様々なジャンルの作品に『サスペンス』と呼べるものがある。

『ミステリー』も『サスペンス』も、いい作品がたくさんありますね。

これを機会に、まだ見たことのない『ミステリー』や『サスペンス』作品を探してみてはいかがでしょうか。

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