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権利と義務の違いをわかりやすく解説!意味と使い分け方をチェック

投稿日:

はなこ
私、小学生のとき『権利』の対義語は『義務』と覚えたんだけど、難しくて意味が分かりませんでした。
たろう
僕もです。

『権利』と『義務』ってレベルの高い対義語ですよね。

今でも正直よく分かっていません。

 

そうですね。

『権利』と『義務』は難しい対義語ですね。

そこで今回は、

権利』と『義務』の違いをわかりやすく解説し、意味と使い分け方をチェック

していきます。

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『権利』と『義務』とは

まずはじめに、デジタル大辞泉で『権利』と『義務』について調べてみましょう。

『権利』の意味

1 物事を自らの考えに基づいて自由に行ったり、他の人に求めたりすることのできる資格と能力。

『妨げる権利は、誰にもありません』

『当たり前の権利』

『権利を強く言う』

⇔義務。

2 ある程度の利益を自分自身のために主張し、また、これを得ることができる法律の上での能力。

『私権』と『公権』に分かれている。

『自分の権利を譲渡する』

⇔義務。

→ライツ(rights)

3 権勢と利益。

『義務』の意味

1 一人一人の立場によって当然しなければならない務め。

『義務をやり遂げる』

⇔権利。

2 倫理学で、人が道徳上のことでなすべきこと。

3 法律によって人に負わせられる制限。

法的義務はつねに権利に対応して存在する。

『納税の義務』

⇔権利。

大まかにまとめると

『権利』⇔義務、『義務』⇔権利、とあるので、

『権利』と『義務』は対義語であること

が分かります。

『権利』にも『義務』にも、

  • 法律上の使われ方
  • それ以外の使われ方

があることが分かります。

それでは、『権利』と『義務』の違いと使い方を解説していきます。

 

『権利』と『義務』の違いと使い方

『権利』

とは、それぞれの人が

自分から意識して自由に行動したり、他の人に必要な物事を求めたりすることができる資格や能力

のことをいいます。

使い方

  • 『妨げる権利は君にはない』
  • 『当然の権利』
  • 『権利を主張する』
  • 『子どもの権利条約』
  • 『店の権利を譲る』

など

『義務』

とは、

一人一人の立場によって当然しなければならない務め

のことをいいます。

『義務』は、強制力をもっています。

使い方

  • 『義務を果たす』
  • 『義務教育を受ける』
  • 『国民の納税義務』

など

 

『義務』と『権利』の違いは、

自分が『しなければならないこと』が『義務』

であり、

『できること』が『権利』

ということです。

 

『権利』と『義務』の関係

売り手(Aさん)と買い手(Bさん)が 物の売り買いをするとします。

Aさんには、『代金を受領する権利』と『物を渡す義務』があります。

Bさんには、『代金を払い渡す義務』と『物を受領する権利』があります。

Aさんの権利とBさんの義務、Aさんの義務とBさんの権利が対応しています。

『権利』と『義務』は対義語であることが分かります。

『権利には義務が伴う』

という言葉がありますが、これは、

『Aさんの権利には、Aさんの権利を実現するというBさんの義務が伴う』

ということです。

補足

この例は、売買契約という双務契約だから言えることです。

贈与のような片務契約では、贈与される側が一方的に権利だけ有して、相手方が義務を負うだけです。

このように

『権利には義務が伴う』という言葉が当てはまらない場合もある

ということを付け加えておきます。

 

『権利』と『義務』の使い分け

それでは、『権利』と『義務』の使い分けをそれぞれの語句でチェックしていきましょう。

(※出典:デジタル大辞泉参照)

『権利』が入った語句

権利金】

借地契約・借家契約のときに、慣習として、賃借人から地主・家主に払われる賃料・敷金以外の金銭。

これは、契約が終了しても返されない。

権利証】

登記完了の証明書である登記済証の俗称。

不動産の登記が完了したときに、登記所が登記原因証書あるいは申請書副本に登記完了の事項を記載し、登記権利者にもどす書面。

権利章典】

1689年12月にイギリス王メアリー2世とウィリアム3世が交付した『臣民の権利および自由を宣言し、王位継承を定める法律』の俗称。

議会の提出した権利宣言を文章にしたもので、イギリスの立憲政治の基礎となった。

権利能力】

権利と義務の中心となることができる法律の上での資格。

人は出生したことによって、法人は設立したことによってこれを取得する。

『義務』が入った語句

義務教育】

法律に基づいて、国民がその保護する学齢児童・生徒に義務として受けさせなければならない普通教育(小学校・中学校の9年間の教育)。

義務者】

法律上、特定の義務を負うべき人。

『納税義務者』

義務接種】

予防接種の中で、予防接種法で接種するように義務づけられていたもの。

平成6年(1994)の法改正により勧奨接種に改められた。

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まとめ

ここまで、『権利』と『義務』の違いと使い分けについて解説してきました。

ポイントをまとめると

『権利』と『義務』は対義語です。

『権利』とは

それぞれの人が自分から意識して行動したり、他の人に必要な物事を求めたりすることができる資格や能力のことをいいます。

『義務』とは

それぞれの人の立場によって、しなければならない務めのことをいいます。

『権利』と『義務』いう言葉は、日常的によく使われる言葉です。

また、『権利』と『義務』は対応関係にある言葉でもあります。

基本的な意味と使い方を理解して、今後の生活に生かしていきましょう。

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