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プロ野球のドラフトと育成ドラフトの違いをわかりやすく解説!

毎年も、プロ野球のドラフト会議がニュースになりますよね。

 

はなこ
『ドラフト』って、各球団が新人選手を獲得するための会議よね。

他にも『育成ドラフト』というのがあるって聞いたんだけど、何が違うの。

『ドラフト会議』の後に『育成ドラフト会議』が行われるそうだよ。

でも、違いについては僕もよく知らないな。

たろう
はなこ
いったい何が違うのか、気になるわね。

 

今回は、プロ野球の『ドラフト』と『育成ドラフト』の違いについて解説します。

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『ドラフト』と『育成ドラフト』の違い

まずは、『ドラフト』の意味について調べてみましょう。

『ドラフト』とは?

『日本野球機構(NPB)』が開催する、新人選手獲得のために行われる会議

のことです。

『日本野球機構』とは、簡単に言えば、日本プロ野球のセ・リーグとパ・リーグを統括する法人のことです。

つまり、

セ・リーグとパ・リーグそれぞれの球団が集まって、くじ引きにより各新人選手の獲得権を決める

ということが『ドラフト』になります。

始まったのは、1965年なので、もう50年以上も続いている会議になりますね。

 

『育成ドラフト』とは?

それでは、『育成ドラフト』とは何なのでしょうか。

『日本野球機構』の規定では、各球団は最大70名の選手しか確保できないと定められています。

学生や社会人の中に、いくら優秀な選手がたくさんいても、各球団が規定以上の選手を確保できなければ、プロ野球選手として活躍できない人が出てくることになります。

特に最近では、経済的理由により社会人野球の廃部や廃業などが多くなりました。

これにより、

若い選手が活躍できなくなる

という問題も発生しています。

そのために設けられた制度が『育成選手制度』です。

『育成選手制度』は、育成を目的として球団の選手契約枠を拡大するために『日本野球機構』が定めた制度です。

この制度により、各球団は最大70名の選手(これを『支配下選手』といいます)の他に、『育成選手』を獲得することができるようになりました。

この、『育成選手』を獲得するための会議が『育成ドラフト』です。

 

『ドラフト』と『育成ドラフト』の違い

『ドラフト』と『育成ドラフト』の主な違いは次のようになります。

『ドラフト』と『育成ドラフト』の違い

  • 『ドラフト』は『支配下選手』の獲得権を決める会議なのに対し、『育成ドラフト』は『育成選手』の獲得権を決める会議である。
  • 『育成ドラフト』は、『ドラフト』の後に行われる(そのため『二次ドラフト』とも呼ばれる)。

『ドラフト』と『育成ドラフト』の違いは、獲得できる選手が『支配下選手』か『育成選手』であるかの点だけになります。

そして、『育成ドラフト』は『ドラフト』の後で行われます。

ニュースでは、『ドラフト』の模様がよく報道されますが、実際にはその後に『育成ドラフト』が行われているのですね。

対象が『育成選手』ということもあり、あまりクローズアップされないのは仕方ないことかもしれません。

 

『支配下選手』と『育成選手』の違い

野球場

野球場

それでは、『支配下選手』と『育成選手』では何が違うのでしょうか?

『育成選手』には、『支配下選手』とは異なる様々な制約を受けます。

まず、

背番号は原則、『100』からはじまる3桁の番号になります。

『支配下選手』たちが付けている背番号は2桁ですよね。

また、

出場可能な公式戦は二軍の試合のみで、しかも同チーム5人までしか出場できません。

『育成選手』になれる期間は3年で、『支配下選手』になれなければ契約解除となります。

つまり、

3年で結果を残すことができなければ球団を去らなければならない

という厳しい規則です。

最低年俸は240万円と決まっています。

『支配下選手』の場合、二軍選手で440万円、一軍選手になると1,500万円ですから、かなり厳しいですね。

 

しかし、『育成選手』から『支配下選手』になって活躍した選手はたくさんいます。

巨人の『山口鉄也』選手は2005年に巨人から『育成ドラフト』1位指名を受け、その後『支配下選手』になって、2008年には新人王を獲得。

さらには、最優秀中継ぎ投手にも3回選ばれています。

同じく巨人の『松本哲也』選手は、2006年に『育成ドラフト』3位指名を受け、2009年に新人王とゴールデングラブ賞を獲得しました。

千葉ロッテの『岡田幸文』選手は2008年に『育成ドラフト』6位指名を受け、2011年と2012年にゴールデングラブ賞を2回獲得しています。

もちろん、『ドラフト』指名されながら結果を残せず、『育成選手』として再起をかける選手もいます。

プロ野球の世界も、非常に厳しいということですね。

 

はなこ
『育成ドラフト』は、あまり注目していなかったけど、結構有名な選手が『育成ドラフト』から誕生しているのね。
最初がどうであれ、結局は結果が残せるかどうかで評価が決まるんだね。
たろう

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まとめ

今回のポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『ドラフト』とは、『日本野球機構(NPB)』が開催する、新人選手獲得のために行われる会議のことである。
  • 『育成ドラフト』とは、『育成選手制度』に定められた『育成選手』を獲得するための会議のことである。
  • 『育成選手』は、背番号が3桁であるという制約がある。
  • 『育成選手』が、出場可能な公式戦は二軍の試合のみで、しかも同チーム5人までしか出場できない。
  • 『育成選手』になれる期間は3年で、『支配下選手』になれなければ契約解除となる。
  • 『育成選手』の最低年俸は240万円と決まっている。

『育成ドラフト』と『ドラフト』にかかわらず、好きなの球団の選手が活躍してくれることはうれしいものですよね。

選手たちの活躍を期待しましょう。

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