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【パスタ】ボロネーゼとミートソースの違いをわかりやすく解説!

トマト系のパスタって、本当においしいですよね!

中でも、お手軽に作れる『ミートソース』は、筆者もよく作っています。

 

あと、『トマトとひき肉を使ったパスタ』と言えば、『ボロネーゼ』もあります。

ミートソースもボロネーゼも、見た目はよく似てますよね。

味も似てそうです。

 

そして、

「ボロネーゼとミートソースは同じ!」

と言う人までいます。

 

はたして、本当に同じなのでしょうか?

それとも違うのでしょうか?

 

ということで今回は、

『ボロネーゼとミートソースの違いとは何か!?』

を調べてみました!

ぜひ最後まで読んでくださいね!

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ボロネーゼとミートソースの違いって何?

ボロネーゼとミートソース、何がどう違う?

ボロネーゼとミートソースはけっこう違う

実は、ボロネーゼとミートソースは、いろいろな違いがあります。

まず、その違いを、ざっと見てみましょう。

わかりやすいように表にしてみました。

 

ボロネーゼミートソース
何で煮込むか赤ワインとトマトの水煮で煮る。

(トマトも入っているが、ワインが中心)

トマトの水煮で煮込む
トマトの量レシピにもよるが、ミートソースの半分くらいホールトマトをしっかり使う
調味料調味料は塩コショウくらいケチャップや砂糖、ウスターソースなどを足すことが多い
ひき肉の使い方最初はかたまりのまま焼くぽろぽろになるくらい炒める
使う麺タリアテッレという平打ちの麺スパゲッティ(平打ち麺ではない)
発祥の地イタリアのボローニャという都市イタリアからアメリカ経由で日本に入り、日本人に合う味に。

 

たしかにボロネーゼとミートソースは似ています。

だとしても、こんなに違いがあるのです。

 

では次に、この違いについて、詳しくお話ししましょう。

違い1 何で煮込むか

ボロネーゼもミートソースも、トマト風味ですよね。

でも

  • ボロネーゼは、トマトも入ってはいるが、どらかといえば『赤ワインで煮込む』
  • ミートソースは、『トマトの水煮』で煮込む

という点が違います。

 

つまり、

ワインがメインになるか、トマトの水煮がメインになるか

というところが違うのです。

違い2 トマトをどれくらい使うか

ボロネーゼは、赤ワインをメインとして煮込む、ということは、

『トマトを入れる割合が違う』

ということになります。

 

ボロネーゼで使うトマトの量は、ミートソースの半分くらいと言われています。

(もちろん、レシピや好みにもよります)

ミートソースは、2人分くらいでも、ホールトマトを1缶くらいは使いますよね。

 

そして、これもレシピによりますが、ボロネーゼでは、

裏ごしをしたトマト

を使うこともあります。

違い3 調味料と味の違い

ボロネーゼで使う調味料は、塩や胡椒くらい。

そのため、ワインの渋みや酸味も含め、素材の味がしっかり生きます。

 

一方でミートソースでは

  • ケチャップ
  • 砂糖
  • ウスターソース
  • はちみつ

など、いろいろな調味料を足すことが多いです。

ですから、ミートソースは、おおむね

ボロネーゼより甘口

となります。

 

ということは、

  • ボロネーゼは大人向けの味
  • ミートソースは子どもも一緒に楽しみやすい味

とも言えるかもしれませんね。

違い4 ひき肉の使い方の違い

ボロネーゼもミートソースも、肉はひき肉を使います。

でも、

ボロネーゼ

⇒ひき肉に下味をつけ、最初は固まりにしてフライパンに入れて、表面を焼く

ミートソース

⇒ひき肉がぽろぽろになるように炒める

というように、

肉への火の通し方が違います。

 

ですから、ボロネーゼのほうが、完成した時にひき肉の固まりが大きくなるのです。

違い5 麺の違い

日本では、『パスタ』というと、だいたい断面が丸いパスタを使いますよね。

ミートソースの面も、普通の断面が丸いパスタです。

 

しかし、ボロネーゼのパスタは、

『タリアテッレ』という平打ちの麺

を使います。

 

ボロネーゼは、この『タリアテッレを使う』という点が、けっこう大事なようです。

本場では

「タリアテッレでないと、ボロネーゼではない!」

と言われるほどだとか。

現地の人にとっては、こだわりポイントなんでしょうね。

 

とはいえ、タリアテッレは、スーパーなどでは手に入らないこともあるでしょう。

そんな時は、普通のパスタで代用しちゃいましょう!

違い6 発祥の違い

ボロネーゼの発祥は、イタリアの『ボローニャ』という都市です。

 

正式名は、

『ragù alla bolognese(ラグー・アラ・ボロネーゼ)』

と言い、

『ボローニャ風の煮込み料理』

という意味です。

名前が、そのまま発祥を表していますね。

 

ミートソースは、どうかと言うと、

イタリア移民がアメリカに、この料理を持ち込み、それを進駐軍が日本に持ち込み、日本人向けの味になった

という、いきさつがあります。

 

ミートソースは、

イタリアとアメリカと日本の味が合わさっている

とも言えるかもしれませんね。

 

ボロネーゼとミートソースは同じ!?

『ボロネーゼもミートソースも同じ』って話もあるの!?

ここまで、ボロネーゼとミートソースの違いについて、お話ししました。

 

でも中には、

『ボロネーゼとミートソースは同じ』

という人もいます。

 

ということで、ここからは共通することや、『同じだ』という見解について見ていきましょう。

結局違うの?同じなの?

日本にある『ボロネーゼ』と『ミートソース』は、同じことも違うこともあります。

となると、

「結局違うの?同じなの?」

と思う人もいるでしょう。

 

結論を言えば、

  • ボロネーゼの本場の人から見ると、ボロネーゼとミートソースは全く別物
  • でも日本では、区別している人と区別していない人がいる

ということです。

 

ちなみに、見た目で比べてみると

左がボロネーゼ、右がミートソース

左がボロネーゼ、右がミートソース

 

どうでしょうか?

ここまで読んで、ボロネーゼとミートソースの違いを知ったなら、

麺や、ひき肉の形の違い

に気がつくことでしょう。

もちろん、食べてみれば味も違います。

でも、違いを知らなかったら、同じだと思ってしまっても無理はありません。

 

カレーも、日本のカレーはインドのカレーと全く違いますよね。

日本のお寿司も、海外ではびっくりするような変貌をとげているものもあります。

料理が国境を越えると、本場と違う味やレシピになったり、違うはずのものが同じと思われたりするのは、お互いさまでしょうね。

材料は同じ?

ボロネーゼとミートソースでは、材料もけっこう似ています。

レシピや好みにもよりますが、たとえば

  • ひき肉
  • 玉ねぎ
  • にんじん
  • セロリ
  • トマトペーストやトマト缶
  • オリーブオイル
  • 胡椒

などといった材料は、

ボロネーゼでもミートソースでも、スタンダードに使われています。

また、ミートソースにも赤ワインを入れる人もいます。

 

割合や使い方の違いはあれど、共通する材料はけっこうあるんですね。

『ボロネーゼとミートソースは同じ』と言う人もいる

ネットにアップされている情報やレシピを見てみると

  • ミートソースを『ボロネーゼ』と言っている
  • 『ボロネーゼ』と書いてあるけど、どうやらミートソースらしい
  • 『ボローニャ風ミートソース』『ボロネーゼ風ミートソース』と呼んでいる
  • 呼び方が違うだけで、まったく同じものだと思っている

という人も、けっこう見受けられます。

 

そして、

お店でもボロネーゼとミートソースが同じになっている

ことも、ままあるのが現状です。

 

ですから、たとえば

「今日は絶対、本格的なボロネーゼを食べたい!」

と強く思っている時は、お店をよく下調べしたほうが良いですね!

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まとめ

ボロネーゼとミートソースの主な違いは

  • 赤ワインで煮込むか、トマトで煮込むか
  • 入れるトマトの量
  • 調味料は、塩と胡椒くらいか、ケチャップやソースなども入れるか
  • ひき肉を最初に固めて焼くか、最初からぽろぽろに炒めるか
  • 平打ち麺の『タリアテッレ』を使うか、普通のスパゲッティを使うか

といったところです。

 

また、発祥についても

  • ボロネーゼはイタリアのボローニャ地方が発祥
  • ミートソースは、イタリアの人がアメリカに持ち込み、アメリカから日本に入って来たもの

という違いがあります。

 

日本では、ボロネーゼとミートソースを同じと捉えている人が多くいます。

レシピにも、『同じ』という前提で書いてあったりするので、ちょっとややこしいですね。

 

もちろん、

「おいしければどっちでもいい!」

というのもアリです。

でも、せっかく違いがわかったのですから、食べ比べたり、作り比べたりするのも楽しいですよ!

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