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パソコン(PC)ケースファンの3ピンと4ピンの違いをわかりやすく解説

パソコンを自分で組み立てるとき、必要になるのが『ケースファン』です。

『ケースファン』は、

パソコンの内部にこもった熱を外に逃がす役目

があります。

『ケースファン』を取り付けるとき、マザーボードにつなぐためのコネクタには、

『3ピン』と『4ピン』の2種類

があります。

この『3ピン』と『4ピン』の違いを知っていますか?

 

はなこ
今度、パソコンを自作することにしたの。

ケースファンを取り付けなきゃならないんだけど、コネクタに『3ピン』と『4ピン』の2種類があるみたいなのね。

いったい、何が違うのかな?

僕もよく知らないな。

コネクタが合わないと、やっぱり接続できないのかな?

たろう
はなこ
『3ピン』と『4ピン』の違いについて、ちょっと調べてみたいわね。

 

今回は、『ケースファン』のコネクタにある『3ピン』と『4ピン』の違いについて解説します。

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【パソコン(PC)ケースファン】『3ピン』と『4ピン』の違い

パソコンのファンには、大きく分けて

『CPUファン』『グラボファン』『ケースファン』

の3種類あります。

『CPUファン』は、CPUを冷却するため、『グラボファン』はグラフィックボードを冷却するため、そして『ケースファン』はパソコンの内部を冷却するために使われます。

パソコンの内部は、CPUやグラフィックボード、SSDなど、熱を持つ部品が数多くあります。

『ケースファン』がないと、パソコンの内部に熱がこもり、熱暴走や部品の故障などの原因となります。

そのため、パソコンにはなくてはならない部品のひとつですね。

 

『ケースファン』は、マザーボードにある専用のコネクタから信号を受け取ります。

そのコネクタには『3ピン』と『4ピン』の2種類があります。

『3ピン』と『4ピン』の違いは、

PWM(Pulse Width Moduration)』への対応の有無

になります。

 

『PWM』とは?

ケースファンは、常にフル回転しなければならないわけではありません。

パソコンに大きな負荷がかかっていないときは、内部の温度は、それほど高くありません。

ですから、ファンの回転数を落とすことができます。

負荷がかかり、温度が高くなったときだけ回転数を上げるようにすれば、省電力になりますし、音も静かにすることができますよね。

それを実現する仕組みが、『PWM(パルス幅変調)』です。

『PWM』は、ファンへの電気信号を高速にON/OFFすることで回転数を調整する機能のことです。

パソコン内部の温度に応じて、温度が低いときは、ONの時間を短く、逆にOFFの時間を長くします。

温度が高いときは、ONの時間を長く、OFFの時間を短くするわけですね。

 

『3ピン』と『4ピン』の違い

『3ピン』の場合、『PWM』を使うことはできません。

しかし、

『4ピン』の場合は『PWM』が利用できます。

 

それでは、『3ピン』の場合、ファンの回転数を制御することはできないのでしょうか?

ファンの回転数の制御方法には、『PWM』の他に、電圧によるコントロール方法もあります。

ファンの回転数を速くするためには、電圧を上げれば実現できます。

電圧の上下によって、ファンの回転数を制御するというわけですね。

もちろん、マザーボード側が電圧コントロールに対応している必要があります。

『3ピン』で電圧コントロールが付いていない場合、ファンの回転数は一定になります。

 

はなこ
なるほど、『4ピン』は『PWM』によってファンの回転数を制御することができるわけね。
『3ピン』では電圧によってファンの回転数を制御しているということか。
たろう

 

『PWM』が登場する前は、ファンの回転数は電圧でコントロールしていました。

しかし、電圧によるコントロールに比べて『PWM』は、回路への負荷や発熱が小さいというメリットがあります。

そのため、現在では『PWM』による制御方法が多くなっています。

 

『3ピン』と『4ピン』でコネクタを合わせる必要はある?

ファン

ファン

さて、買ってきたマザーボードのファンコネクタが『3ピン』で、ケースファンが『4ピン』だった場合、接続はできないのでしょうか?

また、その逆はどうでしょうか?

結論から言えば、

どちらの場合も接続はできます。

『3ピン』と『4ピン』の違いは、『PWM』制御用の信号の有無なので、

『3ピン』と『4ピン』を接続しても『PWM』が使えないだけで、ファンはちゃんと回転します。

しかし、せっかくの『PWM』制御の機能が使えないということになります。

それは少々もったいないですよね。

マザーボードが『3ピン』と『4ピン』のどちらを持っているかは、たいてい仕様(スペック)の中に記載されています。

また、お店などで実物が展示されていれば、簡単に確認することができます。

ケースファンも、通常はきちんと『3ピン』か『4ピン』か書かれていますから、必ず確認するようにしましょう。

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まとめ

今回の違いのポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『PWM(Pulse Width Moduration)』は、ファンへの電気信号を高速にON/OFFすることで回転数を調整する機能のことである。
  • 『3ピン』は、『PWM』に対応していないが、『4ピン』は対応している。
  • 『3ピン』の場合、電圧によってファンの回転数をコントロールしているマザーボードがある。
  • 『3ピン』と『4ピン』の間でも接続は可能(しかし、『PWM』は利用できない)。

パソコンを自作するのは、なかなか大変なことです。

でも、ファンひとつにも、自身のこだわりを持って選ぶことができる利点もあります。

一度は、パソコンを自作することを検討してみてはいかがでしょうか。

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