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【圧縮ファイル】zipとrarの違いをわかりやすく解説!使い分け方を紹介!

ファイルを効率よく保存するために、ファイルを圧縮したことはありますか?

圧縮ファイルにもいろいろな種類がありますよね。

 

はなこ
この間、ファイルを圧縮しておこうと思ってね。

どの形式で圧縮しようか迷ったんだけど、『zip』と『rar』のどっちがいいのかな?

どちらも有名なフォーマットだね。

僕には違いがよく分からないな。

たろう
はなこ
じゃあ、『zip』と『rar』の違いについて調べてみましょうか。

 

今回は、『zip』と『rar』の違いを解説し、その使い分け方について紹介します。

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『zip』と『rar』の違い

まずは、『zip』と『rar』がどんなものか見てみましょう。

『zip』とは?

1989年にフィル・カッツが考案したデータ圧縮・アーカイブ用のファイル・フォーマット

のことです。

『zip』が登場したのはPKWARE社のPKZIPというユーティリティーが最初です。

その後、Microsoft社のWindowsやApple社のMac OS Xなどにも標準で『zip』圧縮の機能が組み込まれ、広く使われるようになりました。

 

『rar』とは?

ロシアのユージン・ローシャルとアレクサンダー・ローシャル兄弟が、MS-DOS向けに開発したファイル・フォーマット

のことです。

MS-DOS用のユーティリティーであるRAR.EXEで採用されたのが最初です。

『ZIP』に比べて圧縮率が高く、しかもファイルの破損に対してある程度まで修復が可能である

という特徴があります。

 

『zip』と『rar』の違い

『zip』と『rar』の主な違いは次のようになります。

『zip』と『rar』の違い

  • 開発した者や時期が異なる。
  • 『zip』より『rar』のほうが圧縮率が高い。
  • 『rar』には、修復能力がある。
  • 『zip』は、WindowsやMac OS Xなどに標準で搭載されている。
  • 『rar』は、分割圧縮が可能である。

『zip』と『rar』は、それぞれ別々に開発された圧縮用のファイル・フォーマットです。

開発者や開発時期が異なるのは当然ですね。

 

圧縮率

圧縮率は、『rar』のほうが『zip』よりも上です。

よって、『rar』のほうがサイズを小さくすることができます。

ファイル・サイズは小さくなる方が、同じ容量のディスクにたくさん保存できますよね。

なので、『rar』のほうが『zip』よりも効率はいいことになります。

 

修復能力

もし、何らかの原因でファイルが破損したとき、『zip』ではそれを修復することはできません。

しかし、『rar』はデータの誤りを検出して修正するためのハミング符号と呼ばれるデータを付加することで、

ある程度の破損は修復することができます。

 

利用できるプラットフォーム

『zip』は、WindowsやMac OS Xに標準搭載されています。

なので、アプリケーションをインストールすることなく、すぐに利用可能です。

『rar』は標準搭載されていないため、専用のアプリケーションをインストールしなければ利用できません。

 

分割圧縮

『rar』は、圧縮後のファイルを分割しておくことができます。

分割されたファイルが全て揃っていれば解凍ができるという仕組みになっています。

圧縮ファイル自体が大きい場合、ディスクに入り切らないというときもあるでしょう。

そんな時に、ファイルの分割ができるのは非常に便利ですね。

 

はなこ
見たところ、圧縮率が高くて修復機能や分割圧縮ができる『rar』の方が便利に感じるわね。
『zip』の強みは、標準装備されているからすぐに使えるという点だけかな?
たろう

 

『zip』と『rar』の使い分け方

圧縮

圧縮

『zip』と『rar』はどのように使い分ければいいでしょうか?

まず、

『rar』が利用できる環境にあるのなら無条件で『rar』を使いましょう。

圧縮率の高さや修復能力、分割圧縮の機能など、『rar』は『zip』よりも性能が上です。

では、『zip』を使う機会はないのでしょうか?

 

『zip』を使う場面は、次のようになります。

パソコンに詳しくない人に圧縮ファイルを送りたいとき

画像ファイルや音楽ファイルをアーカイブするとき

『zip』はWindowsやMac OS Xに標準搭載されているので、だれでもすぐに使えるという強みがあります。

パソコンに詳しくない人の中には

「『rar』って何?」

となることもあるので、そのような人には『zip』ファイルを送った方がいいでしょう。

また、JPEG・PNGなどの画像ファイルや、mp3・oggなどの音楽ファイルは、すでに独自の方法で圧縮されています。

なので、

画像ファイルや音楽ファイルは『zip』『rar』のどちらを使ってもほとんど圧縮はされません。

そのようなファイルは『zip』を利用しておくと、WindowsやMac OS Xで標準搭載されているという強みを活かすことができるでしょう。

しかし、BMPやWAVなどは無圧縮のフォーマットなので、これらに対しては『rar』のほうが有利です。

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まとめ

今回の違いのポイントを、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『zip』は、1989年にフィル・カッツが考案したデータ圧縮・アーカイブ用のファイル・フォーマットである。
  • 『rar』は、ロシアのユージン・ローシャルとアレクサンダー・ローシャル兄弟が、MS-DOS向けに開発したファイル・フォーマットである。
  • 『zip』より『rar』のほうが圧縮率が高い
  • 『rar』には、修復能力がある
  • 『zip』は、WindowsやMac OS Xなどに標準で搭載されている。
  • 『rar』は、分割圧縮が可能である。
  • 『rar』が、利用できる環境にあるのなら無条件で『rar』を使うほうがよい。
  • パソコンに詳しくない人に圧縮ファイルを送りたいときは、『zip』のほうがよい。
  • 画像ファイルや音楽ファイルをアーカイブするときは、『zip』と『rar』のどちらを使ってもほとんど圧縮されない。

『rar』は、『WinRAR』や『7zip』をインストールすることで利用可能です。

一度試してみてはいかがでしょうか。

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