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LPICとLinuCの違いをわかりやすく解説!問題の難易度はどっちが難しい?

Linuxの技術者認定資格には『LPIC』と『LinuC』の2種類があります。

あなたは、『LPIC』と『LinuC』の違いを知っていますか?

 

はなこ
会社で、Linuxの技術者認定資格をとろうという話になってね。

『LPIC』と『LinuC』の2種類があるみたいなんだけど、いったい何が違うのかな?

僕は受けたことがないから詳しくはわからないな。

どちらも同じようなものじゃないのかな?

たろう
はなこ
難易度が低い方を受けてみたいんだけどね。

『LPIC』と『LinuC』の違いについて調べてみましょう。

 

今回は、『LPIC』と『LinuC』の違いについて解説し、どちらの方が難しいか見てみましょう。

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『LPIC』と『LinuC』の違い

まずは、『LPIC』と『LinuC』の内容について見てみましょう。

『LPIC』とは?

Linux Professional Institute Certificationの略で、『Linux Professional Institute(LPI)』によって運営されているLinux技術者認定資格

のことです。

『LPI』は、1999年に設立した、Linuxのシステムアドミニストレータ・プログラマのプロフェッショナル認定を行う非営利団体で、本部はカナダにあります。

日本では、2000年に『LPI-Japan』が発足しました。

この『LPI』が運営しているLinux技術者認定資格が『LPIC』です。

熟練度に応じて3つのレベルがあり、それぞれ『LPIC-1』『LPIC-2』『LPIC-3』と呼ばれます。

受験のための費用は、『LPIC-1』『LPIC-2』『LPIC-3』のいずれも15,000円です。

 

『LinuC』とは?

『LPI-Japan』が運営しているLinux技術者認定資格

のことです。

『LinuC』は、2018年3月から開始されました。

『LinuC』にも熟練度に応じて3つのレベルがあります。

それぞれ『LinuCレベル1』『LinuCレベル2』『LinuCレベル3』と呼ばれます。

受験費用は、『LPIC』と同じで、どのレベルも15,000円です。

 

『LPIC』と『LinuC』の違い

『LPIC』と『LinuC』の主な違いは次のようになります。

『LPIC』と『LinuC』の違い

  • 運営する団体が異なる。
  • 『LPIC』は世界中で取得できる資格であり、『LinuC』は日本だけで有効な資格である。

運営する団体が異なるのは前述したとおりですね。

『LPIC』は『LPI』、『LinuC』は『LPI-Japan』が運営しています。

『LPI-Japan』は『LPI』の日本支部だから同じじゃないか?と思うかもしれません。

しかし、ある理由によりそれぞれ異なる試験を運営することになりました。

これについては後述します。

 

はなこ
『LPIC』も『LinuC』も、同じ『LPI』の運営みたいだけど、結局何が違うの?
『LinuC』が誕生した経緯を見る必要がありそうだね。
たろう

 

『LinuC』誕生の経緯

日本では将来、

『LPIC』をやめて、『LinuC』のみを運営する方向

で検討されています。

せっかく『LPIC』という試験があるというのに、なぜこのようになってしまったのでしょうか?

理由は2つあります。

テスト内容

現在、Linuxには様々なディストリビューション(配布形態)があります。

古くは『Slackware』や『Debian』『Redhat』などですね。

そして最近は『Ubuntu』や『Fedora』といったディストリビューションが広く利用されています。

特に日本で人気が高いのは『Ubuntu』や『Debian』などのいわゆる『Debian系』です。

 

利用されるコマンドなどは、各ディストリビューションによってバラバラです。

『LPIC』は、それらを均等に出題します。

しかし、それでは日本の実情に合わないことになります。

そこで、

『LinuC』では日本で人気の高い『Debian系』に的を絞って出題することにしたわけです。

 

信頼性

『LPIC』のテスト内容は、入手することが簡単にできます。

参考書などを使って勉強すれば、ほぼ同じ問題が出題されていることから簡単に合格できるので、

信頼性や公平性が低い

と『LPI-Japan』は判断しました。

その状況については『LPI』本部と『LPI-Japan』の間で議論されたようですが、結局解決できなかったそうです。

そのため、『LPI-Japan』は、信頼性の低い『LPIC』ではなく、『LinuC』という新たな資格を導入したわけですね。

 

『LPIC』と『LinuC』、問題の難易度が高いのはどっち?

ペンギン

ペンギン

『LinuC』誕生の経緯が分かれば、どちらの難易度が高いのかは明らかですね。

参考者で勉強すれば簡単に合格できる『LPIC』より、本当にLinuxを扱う経験を積まなければ合格できない『LinuC』の方が難易度は高いです。

なので、

『LPIC』のほうを受験したほうが簡単に合格できる

ということですね。

 

2020年現在、日本では『LPIC』も『LinuC』も受験することができます。

『LPI』のホームページ(https://www.lpi.org/ja/)では、『LPIC』について紹介されています。

また、『LinuC』のホームページ(https://linuc.org/)では、『LinuC』について閲覧することができます。

 

しかし、日本では

将来『LPIC』が受験できなくなる可能性

があります。

また、『LPIC』の信頼性が日本では疑問視されているので、

『LPIC』を持っているメリットはあまりない

と言えるでしょう。

なので、

これから受験を考えている人には、『LinuC』をおすすめします。

ただし、海外で働きたい人には、日本でしか通用しない『LinuC』でなく、『LPIC』のほうがいいでしょう。

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まとめ

今回の違いのポイントを、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『LPIC』とは、Linux Professional Institute Certificationの略で、『Linux Professional Institute(LPI)』によって運営されているLinux技術者認定資格である。
  • 『LinuC』とは、『LPI-Japan』が運営しているLinux技術者認定資格である。
  • 『LPIC』は世界中で取得できる資格であり、『LinuC』は日本だけで有効な資格である。
  • 『LPIC』より、『LinuC』の方が難易度は高い
  • これから受験を考えている人には、『LinuC』のほうがおすすめ

IT企業への就職を目指しているのであれば、『LPIC』や『LinuC』は有効なセールスポイントになるでしょう。

ぜひ受験を検討してみてください。

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